自家製「黒にんにく」の作り方!失敗しないための水分調整のコツは?

自家製「黒にんにく」の作り方!失敗しないための水分調整のコツは?

黒にんにくをご存知でしょうか?黒い種類のにんにくがあると思っている方もいらっしゃるようですが、普通のにんにくと同じ種類です。種類は同じですが、黒にんにくはさらに栄養素が豊富で作り方を知れば自作できます。自宅でできる黒にんにくの作り方をご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.黒にんにくとは
  2. 2.黒にんにくの特徴
  3. 3.黒にんにくの作り方
  4. 4.黒にんにくの簡単レシピ
  5. 5.黒にんにくの保存方法
  6. 6.まとめ

黒にんにくとは

Photo by angelhsu

黒にんにくは発酵黒にんにく、熟成黒にんにくと呼ばれますが発酵菌によって黒くなっているわけではありません。長時間一定温度で熟成する間に、糖質とアミノ酸が化学反応を起こして黒い色に変化します。熟成された黒にんにくは刺激が少なく、匂いもほとんどありません。ほんのり甘酸っぱいドライフルーツのような味わいで、子供やお年寄りでも安心して食べられます。

黒にんにくは、湿度や温度によって自分の力だけで発酵するのね。

黒にんにくの特徴

Photo by avlxyz

黒にんにくの特徴の1つは匂いです。普通のにんにくにはアリシンという匂い成分がありますが、黒にんにくは熟成する間に減少するので匂いが気になりません。代わりに熟成過程でアルギニンやアミノ酸が数倍に、ポリフェノールが6倍、S-アリル-L-システインが10倍になっているのが特徴です。普通のにんにくのような刺激はありませんのでそのまま食べられます。

効能

出典:いらすとや

熟成過程で大幅に増えたアルギニンは血流をよくして代謝を助け疲労回復に役立つでしょう。筋肉を作るたんぱく質の合成を促進させる、成長ホルモンにも働きかけますので筋トレの味方になります。ポリフェノールやS-アリル-L-システインは抗酸化物質です。増えすぎた活性酸素の酸化力を抑制したり、生成を抑えたり、受けたダメージの回復の手伝いをしてくれます。

疲労を回復したいときは夜の時間帯に、筋力アップをねらうなら運動前に食べるとよいかもしれません。

次のページ

黒にんにくの作り方

関連記事

Article Ranking