セキチク(石竹)とは?花言葉などの特徴や育て方をご紹介!開花時期は?

セキチク(石竹)とは?花言葉などの特徴や育て方をご紹介!開花時期は?

セキチクという花をご存じでしょうか。かわいらしいピンク色の花色で、風水では恋愛運をあげるとされている花です。鮮やかであかるい色をしているセキチクですが、実は意外な花言葉がつけられています。セキチクの特徴や育て方などをご紹介します

記事の目次

  1. 1.セキチク(石竹)とは
  2. 2.セキチクの花言葉や特徴
  3. 3.セキチクの育て方・お手入れ
  4. 4.セキチクの開花時期
  5. 5.まとめ

セキチクの花言葉や特徴

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

セキチクの花色は女性に好まれるので、よく贈り物に選ばれます。花束を贈るときに注目したいのは花言葉ですが、セキチクにはどんな花言葉がつけられているのでしょうか。セキチクの特徴と一緒にみていきましょう。

花言葉

  • あなたが嫌いです
  • 女性の美
  • 純愛
  • 無邪気
  • 才色兼備
セキチクには「あなたが嫌いです」というネガティブな花言葉がつけられています。これは昔話に由来していて、悪魔が宿る岩に矢を放つと、その矢がセキチクの花に変わったという話です。ほかに、すてきな花言葉がつけられているので、女性にプレゼントするときは勘違いされないように手紙を添えるといいでしょう。

特徴

  • 葉が竹のようなかたちをしている
  • 花の外側がギザギザしている
  • 花色が濃い
セキチクの特徴は、葉や花のかたちです。セキチクという名前の由来になっている葉のかたちはほそく、カーネーションの葉にもよくにています。花は、外側にこまかい切れ目がはいっていてグラデーションのような色合いが特徴です。ピンク色が有名ですが、白色や紫色の花色があります。石竹色と呼ばれる色がありますが、セキチクのピンク色の花から名づけられました。

セキチクの育て方・お手入れ

Photo by alberth2

セキチクは、観賞用や切り花として人気ですが、育てやすさや増やしやすさが魅力的で、挑戦しやすい種類です。購入価格も比較的に安いので、育て方や増やし方をマスターして栽培してみましょう。

育て方①用土・肥料

用土は、ホームセンターや園芸店で購入できる花用培養土を準備しましょう。これに、水はけをよくするために赤玉土を少量混ぜると元気に育ちます。肥料はかならず必要ではありませんが、花つきをよくするため液体肥料を使いましょう。10日に1度、少しずつあたえます。

育て方②植え付け

種から植え付けをします。春か秋が適期です。ポットに用土をいれて種を約25cmのあいだをあけて植え付けます。葉が5枚でてきたのを目安に、鉢や花壇に移動させますが、根に傷がつかないように取りだし、根についた土はそのままにすることがポイントです。

育て方③置き場所

セキチクは日光を好みます。日当たりと風通しのいい場所を選びましょう。耐寒性はありますが、耐暑性はあまりありません。夏の日差しに耐えきれず、枯れてしまう可能性があるので日光が強い時期は半日蔭で育てます。

育て方④水やり

セキチクは湿ったところが苦手です。水やりは頻繁に行わず、土が乾燥したタイミングであげると元気に育つでしょう。天気や季節によって、土の乾燥具合はちがうので、毎日観察して様子をみながら水やりをします。水のあげすぎは、根腐れの原因となるので注意しましょう。

育て方⑤植え替え

セキチクの植え替えは、3月~5月の春か、9月~10月の秋に行います。花壇で育てている場合は、植え替えの必要はありませんが、鉢植えの場合は、ひとまわりおおきい鉢に新しい用土をいれて植え替えましょう。根に傷をつけないように、ふるい土はできるだけはらいます。

育て方⑥増やし方

  • さし芽
  • 株分け
セキチクの増やし方で簡単なのは、差し芽です。新しい用土に切りとった新芽をさすだけなので、失敗せずにできます。適期は、春か秋です。または、株分けでも増やせて、育ちすぎた株を分けると花がたくさん咲きます。どちらの増やし方でも、切りとったり分けたりするときは消毒済みのカッターかはさみを使いましょう。

育て方⑦病害虫

セキチクは、夏になるとアブラムシやハダニ、クロウリハムシなどの害虫がつきやすくなります。夏になるまえに、薬剤で予防しましょう。また、セキチクは斑点病や根腐病などの病気になりやすい種類です。病気をみつけた場合は、すぐに葉を切りとります。

育て方⑧花がら摘み

セキチクは成長がはやいので、花がら摘みをかかさず行いましょう。たくさんの花をつけますが、栄養がすべての花に行きとどかないので、最初に咲いてしおれてきた花は、すぐに切りとります。

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セキチクの開花時期

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