アスチルベとは?花言葉などの特徴や冬場の管理方法など育て方を解説!

アスチルベとは?花言葉などの特徴や冬場の管理方法など育て方を解説!

ピンクや白など花色が豊富なアスチルベ。花言葉や特徴、育て方をご存知ですか?今回はアスチルベの特徴と育て方を紹介します。病気や害虫に気をつけて、楽しく栽培してみましょう。ハーブとの相性もよく、庭やベランダの日陰が華やかになりますよ。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.アスチルベとは
  3. 3.アスチルベの特徴
  4. 4.アスチルベの育て方
  5. 5.アスチルベの剪定方法
  6. 6.アスチルベの増やし方
  7. 7.ハーブと一緒に楽しもう
  8. 8.まとめ

アスチルベの育て方

出典:写真AC

それでは、アスチルベの栽培方法を見てみましょう。アスチルベは栽培しやすい植物なので、ガーデニング初心者にもおすすめです。植木鉢を使って、ベランダで栽培することも可能ですよ。好みや住環境にあわせて栽培を楽しんでみてください。

栽培カレンダー

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け、植え替え                
肥料                  
剪定                    

日陰がおすすめ!

日当たりがよいことに越したことはありませんが、アスチルベは日陰でもよく育ちます。とくに夏場は、葉焼けを避けるためにも半日陰がよいでしょう。株元をバークチップなどで覆うのもおすすめです。

育て方①植え付け

Photo byJillWellington

植え付けは、3~4月または10~11月に行います。1年を通して植え付けできますが、夏や冬は避けたほうがよいでしょう。地植えは30cmほど株間を空けて植えます。土は赤玉土と腐葉土を6:4の割合で配合します。ベランダなどで鉢植えする場合は、草花用の培養土が便利ですよ。植え付けてすぐは直射日光に当たると枯れてしまうので、気をつけてください。

育て方②水やり

Photo bycongerdesign

アスチルベは乾燥を嫌います。地植えは水やりしなくても大丈夫ですが、極端に乾燥している場合は水やりをしてください。ベランダなどで鉢植え栽培する場合は、こまめな水やりを心がけましょう。冬も1日1回、水やりしてくださいね。

水切れ状態が続くと、つぼみも枯れて花が咲かなくなってしまうから気をつけてね。

育て方③肥料

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花が咲く前と、花が咲き終わった頃を目安に肥料を施します。時期としては3~4月と10月がよいでしょう。緩効性の有機肥料がおすすめです。植え付けたときに元肥として施すのもよいですね。量が多いと根が傷む可能性があるので、少量を施してください。

液体の肥料もおすすめです。濃度が高いと根が傷んでしまうから必ず希釈されたものを使ってね。

育て方④病気対策

Photo byFree-Photos

水はけが悪い栽培環境では、白絹病や灰色カビ病を引き起こす可能性があります。湿度が高くなりやすい梅雨時期には注意してください。病気を見極めて、それぞれにあった処置をしましょう。

白絹病

日光に当てて土を消毒、または土の入れ替えが必要です。根本的な治療法がないので、病気になった株は抜き取って処分しましょう。水はけと風通しの改善をしてください。

灰色カビ病

こちらも根本的な治療法がありません。発症した場合は葉を切り落とすか、焼却処分をします。被害が小さいうちは、薬剤で抑えられます。定期的に剪定して、風通しをよくしましょう。

育て方⑤害虫対策

Photo byPublicDomainPictures

アスチルベは、やや虫がつきやすい傾向があります。とくにアブラムシやヨトウムシがつきやすく、葉やつぼみが食べられてしまいます。ベランダで育てている場合は、ハダニに注意してください。害虫は百害あって一利なしです。見つけ次第、退治しましょう。

アブラムシ

薬剤を散布するほか、ガムテープで取り除く方法があります。アブラムシは違う害虫を呼び寄せてしまうので、早期発見、早期対策をしましょう。

ヨトウムシ

ヨトウムシは葉だけでなく、つぼみも食べてしまいます。発見次第、殺虫剤で駆除してしまいましょう。米のとぎ汁や米ぬかを利用して、自作の殺虫剤を作るのもよいですね。

ハダニ

ハダニの退治には、薬剤をまくのが効果的です。ハダニの量が少ないうちは、水で洗い流すのもよいでしょう。重曹を水で薄めて、散布するのも効果があるといわれています。

アスチルベの剪定方法

フリー写真素材ぱくたそ

美しい姿を保つためにも、定期的に剪定をしましょう。時期は8月と11月がおすすめです。花色があせてきたら首元を切り落とし、株が疲れないようにします。また、冬が近づくと茎が枯れ始めます。その変化を目安に、株元まで切り戻してください。土の中に根が残っていれば、また、春に新しい花を咲かせますよ。

続いて、アスチルベの増やし方を見てみましょう。ハーブとの楽しみ方も紹介しますね。

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アスチルベの増やし方

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