レウィシア(レウイシア)とは
レウィシア(レウイシア)は、ピンクやオレンジなどの鮮やかな色が特徴の高山植物です。寒さに強く、暑さに弱い性質をもち、日本の気候は苦手とします。暑さと湿度に弱く、乾燥した土壌を好み、鉢植えで育てるのが向いている植物です。最近では、日本の気候でも育てやすい園芸用の品種もあります。
基本情報
学名 | Lewisia cotyledon |
科名 | スベリヒユ科 |
属名 | レウィシア属 |
和名 | イワハナビ |
原産地 | 北アメリカ (ロッキー山脈北西部~カリフォルニア間の岩場) |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
生育適温 | 15~25℃ |
花の色 | ピンク、オレンジ、ホワイト、イエローなど |
花言葉 | ほのかな思い、熱い思い、熱い思慕 |
特徴①花
ロゼット状に咲き花色は鮮やか
花弁は4~16枚、がくは2~6枚あり、花の大きさは直径2~3cmほど、ロゼット状に花開くのが特徴です。花びらは薄い色で縁取りされたような見た目をしています。そして花色はピンクやオレンジにホワイトなど、多種多様です。冬~春にかけて花が咲き、きちんと花がら摘みをすると、華やかな姿を期間中なら何度でも見せてくれます。
特徴②葉
葉は肉厚で多肉質をしている
レウィシアの葉は多肉植物と同じく、葉の内部に水分を蓄えられる多肉質の特徴をもちます。葉に水分が蓄えられているときは、ぷっくりと厚みを感じられますが、減ってくると張りが出ません。水やりすると、再びシャキッと張りが出てくるので、葉の様子を確認すると水やりタイミングが分かります。
ボタニ子
多少、葉がしなっとしても耐えられる植物です。
由来
和名は花の姿・学名は人の名前
和名のイワハナビ(岩花火)は、岩の隙間から花火のように鮮やかに咲く姿が由来です。ロックガーデンにおすすめの植物で、花の色も鮮やかなため、この和名がぴったりと当てはまります。そして、学名であるレウィシアはルイス・クラーク探検隊の一人、メリウェザー・ルイスの名前から取られています。
花言葉
レウィシアの花言葉は3種類ある
花言葉は、ほのかな思い・熱い思い・熱い思慕の3種類あります。どれも和名の雰囲気ともマッチする花言葉ばかりです。またロマンチックなイメージがあう花言葉が揃っているので、好きな人への贈り物にもふさわしいのではないでしょうか。花が咲く季節になると、店頭やネットショップにたくさん並ぶので、ぜひ花言葉を添えてプレゼントに検討してみてくださいね。
レウィシア・エリーゼとは
レウィシアにはレウィシア・エリーゼという品種もあります。こちらは温かい気候でも育てやすく改良されたものです。そのため、従来と同じ育て方は当てはまらない部分もあります。従来のものと比べるとだいぶ育てやすくなっているので、初心者でも栽培できるでしょう。店頭では、従来品種が多く出回っているので、購入する際はネットショップがおすすめです。
ボタニ子
開花する季節を限定することなく、何度も開花するのが特徴です。
購入する際は、園芸品種のエリーゼか、従来のものか間違えないようにしてね。
ボタニ子
次のページからは、水やりや植え替えなどの育て方について解説します!
出典:写真AC