レウィシアとは?特徴や育て方を解説!上手な増やし方や管理のコツは?

レウィシアとは?特徴や育て方を解説!上手な増やし方や管理のコツは?

レウィシアはピンクやオレンジの花を咲かせる高山植物で、耐寒性が強い特徴をもちます。乾燥した土壌が好きなので、夏に根腐れさせたことがある人も多いのではないでしょうか。今回はレウィシアの花言葉も含めて、育て方や増やし方などの管理のコツについて解説します。

記事の目次

  1. 1.レウィシア(レウイシア)とは
  2. 2.レウィシア・エリーゼとは
  3. 3.レウィシア・コチレドンの育て方
  4. 4.レウィシアの増やし方
  5. 5.まとめ

レウィシア(レウイシア)とは

出典:写真AC

レウィシア(レウイシア)は、ピンクやオレンジなどの鮮やかな色が特徴の高山植物です。寒さに強く、暑さに弱い性質をもち、日本の気候は苦手とします。暑さと湿度に弱く、乾燥した土壌を好み、鉢植えで育てるのが向いている植物です。最近では、日本の気候でも育てやすい園芸用の品種もあります。

基本情報

学名 Lewisia cotyledon
科名 スベリヒユ科
属名 レウィシア属
和名 イワハナビ
原産地 北アメリカ
(ロッキー山脈北西部~カリフォルニア間の岩場)
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
生育適温 15~25℃
花の色 ピンク、オレンジ、ホワイト、イエローなど
花言葉 ほのかな思い、熱い思い、熱い思慕

特徴①花

ロゼット状に咲き花色は鮮やか

出典:写真AC

花弁は4~16枚、がくは2~6枚あり、花の大きさは直径2~3cmほど、ロゼット状に花開くのが特徴です。花びらは薄い色で縁取りされたような見た目をしています。そして花色はピンクやオレンジにホワイトなど、多種多様です。冬~春にかけて花が咲き、きちんと花がら摘みをすると、華やかな姿を期間中なら何度でも見せてくれます。

特徴②葉

葉は肉厚で多肉質をしている

レウィシアの葉は多肉植物と同じく、葉の内部に水分を蓄えられる多肉質の特徴をもちます。葉に水分が蓄えられているときは、ぷっくりと厚みを感じられますが、減ってくると張りが出ません。水やりすると、再びシャキッと張りが出てくるので、葉の様子を確認すると水やりタイミングが分かります。

ボタニ子

ボタニ子

多少、葉がしなっとしても耐えられる植物です。

由来

和名は花の姿・学名は人の名前

和名のイワハナビ(岩花火)は、岩の隙間から花火のように鮮やかに咲く姿が由来です。ロックガーデンにおすすめの植物で、花の色も鮮やかなため、この和名がぴったりと当てはまります。そして、学名であるレウィシアはルイス・クラーク探検隊の一人、メリウェザー・ルイスの名前から取られています。

花言葉

レウィシアの花言葉は3種類ある

花言葉は、ほのかな思い・熱い思い・熱い思慕の3種類あります。どれも和名の雰囲気ともマッチする花言葉ばかりです。またロマンチックなイメージがあう花言葉が揃っているので、好きな人への贈り物にもふさわしいのではないでしょうか。花が咲く季節になると、店頭やネットショップにたくさん並ぶので、ぜひ花言葉を添えてプレゼントに検討してみてくださいね。

レウィシア・エリーゼとは

レウィシアにはレウィシア・エリーゼという品種もあります。こちらは温かい気候でも育てやすく改良されたものです。そのため、従来と同じ育て方は当てはまらない部分もあります。従来のものと比べるとだいぶ育てやすくなっているので、初心者でも栽培できるでしょう。店頭では、従来品種が多く出回っているので、購入する際はネットショップがおすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

開花する季節を限定することなく、何度も開花するのが特徴です。

購入する際は、園芸品種のエリーゼか、従来のものか間違えないようにしてね。

ボタニ子

ボタニ子

次のページからは、水やりや植え替えなどの育て方について解説します!

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レウィシア・コチレドンの育て方

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