アスチルベの増やし方
栽培に慣れてきたら、アスチルベの数を増やしてみませんか?アスチルベがたくさんあると花壇やベランダが華やかな印象になりますよ。アスチルベの増やし方には、どのような方法があるのかを見てみましょう。手順も紹介しますので、参考にしてみてください。
種まき
種まきによる増やし方は、地植え鉢植えともに、土を15cm程度の深さに掘ります。アスチルベは発芽率が悪いので、やや多めに種をまきましょう。種まきの時期は3月がおすすめです。芽が出るまでは土が乾燥しないように気をつけて、管理してください。花がらから種を採取して、植えてみるのもよいですね。
種は園芸店やホームセンターで販売しています。インターネットでも販売しているので、活用してみてね。
株分け
株分けはアスチルベの増やし方として、もっとも用いられる方法のひとつです。根鉢を軽くほぐし、芽が3芽程度つくように分けましょう。刃物を使うと作業が楽ですが、根を傷つけないように気をつけてください。ベランダなどで鉢植え栽培している場合は、植え替えのついでに株分けするのもよいですね。
植え替えは2年に一度行います。10月頃に行うのがおすすめです。株分けは株を取り出すこのときに、行うとよいですよ。
ハーブと一緒に楽しもう
アスチルベはハーブとの相性がよく、寄せ植えとしても楽しめます。アスチルベだけのガーデニングもよいですが、ハーブと組み合わせればまた違った趣が感じられますよ。とくに相性がよいハーブを紹介しますので、参考にしてみてください。自分だけの寄せ植えを作ってみましょう。
ゼラニウム
日陰で楽しむガーデニングとして相性がよいゼラニウム。アスチルベとの寄せ植えでも、よく使われるハーブです。アスチルベは立ち性の品種や、カラーリーフの品種を組み合わせると、ゼラニウムを引き立てられますよ。
ミント
アスチルベと同じく、湿った日陰で栽培できるミントも相性がよいハーブです。アスチルベの花を引き立てる役として、植えるのもよいですね。ミントは繁殖力が強く、ガーデニングには嫌煙されがちですが、管理がしやすくガーデニング初心者にも育てやすいハーブですよ。
パセリ
洋食に使われることが多いパセリも、アスチルベと相性がよいハーブです。日陰でガーデニングを楽しむ植物としてもポピュラーなパセリは、ガーデニング初心者にもおすすめですよ。ベランダ栽培なら、使いたいときに収穫しやすいのもよいですね。
レモンバーム
レモンバームは、レモンとミントを合わせたようなさわやかな香りが特徴的なハーブです。アスチルベの花を引き立てるカラーリーフとしてもおすすめですよ。ミツバチが好む香りだそうで、アスチルベの花の周りを昆虫が飛ぶ姿は、春の訪れを感じられますね。
ミツバチは人を刺さないともいわれているけど、万が一のことがあるから気をつけて観賞してね。
まとめ
アスチルベは、これからガーデニングを始めたい初心者におすすめの植物です。植木鉢を使って、ベランダや屋内など場所を選ばずに栽培が楽しめます。ハーブやほかの種類の花と寄せ植えにするのもよいですね。育て方や手入れも簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
出典:写真AC