エバーフレッシュとはどんな植物?
エバーフレッシュはこまかな葉が集まっているのが特徴的な常緑樹です。もともとは熱帯原産の樹木で、成長すると高さ30mにもなります。日本では10cm~2mほどの手ごろな大きさのものが、観葉植物として親しまれてきました。
科・属名 | マメ科ピテケロビウム属 |
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原産地 | 熱帯アメリカ |
草丈 | 10cm~2m |
植え替え時期 | 4月~6月 |
開花時期 | 4月~9月 |
別名 | アカサヤネムノキ、エバフレッシュ |
エバーフレッシュの特徴
エバーフレッシュの葉
エバーフレッシュには細い形で鮮やかなグリーンの葉が、びっしりとついています。夜になると葉をたたみ、眠ったような状態になりますが、これはマメ科の植物によくみられる就眠運動という習性によるものです。なぜ就眠運動を行うのかは明らかになっていませんが、葉の表面積を小さくして、水分の蒸発を防ぐためではないかといわれています。
エバーフレッシュの花
4月~9月にかけて、タンポポの綿毛のような丸い花を咲かせます。花の色は黄色もしくは黄緑色です。同じマメ科のネムノキとよく似た花で、大きさは2~3cmほどの小さい花が咲きますよ。
エバーフレッシュの実・種子
秋になり花が咲き終わると、数珠のようなさやが実ります。このさやがエバーフレッシュの実です。さやが赤色をしていることから、エバーフレッシュは別名「アカサヤネムノキ」と呼ばれています。さやの中には、紫がかった黒い種子が入っていますよ。
出典:写真AC