ラークスパーとは?デルフィニウムとの違いや育て方のコツを紹介!

ラークスパーとは?デルフィニウムとの違いや育て方のコツを紹介!

ラークスパーは日本人によく親しまれており、和名をヒエンソウ、チドリソウといい品種改良された手間のかかる花です。鳥に例えられるほど豪華な花をつけるラークスパーとデルフィニウムとの違い、ラークスパーの育て方やコツをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ラークスパーとは
  2. 2.ラークスパーの育て方
  3. 3.ラークスパーとデルフィニウムの共通点と違い
  4. 4.まとめ

⑤耐寒性

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ラークスパーは耐寒性に強いですが高温多湿な気候には弱い品種です。注意してほしいのは耐寒性はあるのですが、霜が来る前にしっかり根を張ることができないと越冬はできません。育てる方の状況を見て判断する能力とマメさ丁寧さの必要な繊細さのある植物なので育てる難易度は高めです。それでもラークスパーが人気な品種の理由は花の色と種類が多く、見た目が豪華で美しいからといえます。

ラークスパーとデルフィニウムの共通点と違い

デルフィニウムとは

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英名 デルフィニウム
和名 オオヒエンソウ
学名 Delphinium
科属 キンポウゲ科 / デルフィニウム属(オオヒエンソウ属)
原産国 ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカの山岳地

「デルフィニウム」は蕾の形がイルカに似ていることからギリシア語でイルカを意味するDelphisに由来します。長い花穂が華やかなエラータム系、華奢な草姿に花がちらちらと咲くシネンセ系、その中間であるベラドンナ系が代表的です。秋と春にポット苗が流通しますが多くは品種名がないので好みの品種を入手したい場合は通信販売や品種を多く扱っている園芸店で種を入手し秋頃に蒔きます。

ラークスパーとデルフィニウムの共通点

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2つの植物の共通点は「日本では高温多湿の夏を乗り切れず枯れてしまう」ことです。そのため日本の園芸的には「一年草」として扱われています。そもそも寒くて日光が当たっても気温が上がらない場所でなければ枯れてしまう品種の花なのです。しかし気温の涼しい場所であれば(種は山岳の強風で移動する品種の花なので)用土さえ交換すれば何年でも花を咲かせられます。

耐寒性の違い

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ラークスパーは自生している花ではなく品種改良されてできた品種です。そのため必ず人が手間をかけて育てる必要があります。デルフィニウムは野生種で冷涼で雪解け水が流れ込む高地の草原湿地に自生します。本来は強風で種が移動する宿根草なので用土は1年毎に変える必要があるので、デルフィニウムのほうがラークスパーより手がかかりにくく育てやすいです。

ラークスパーとデルフィニウムの科目の違い

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ラークスパーとデルフィニウムはもっと前は同じヒエンソウ属に分類されていました。しかし現在はラークスパーはヒエンソウ属で、デルフィニウムはデルフィニウム属(和名:オオヒエンソウ属)に分類されています。分類が変わった理由は研究を進めるにつれて、ヒエンソウ属の花とデルフィニウムが根本的に違う品種であることがわかりデルフィニウム属だけ独立したからです。

まとめ

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ラークスパーの栽培時期と種まき、植え付け、定植、摘芯など、時期が細かく条件も決まっており適切であったかどうかは開花するまで分からない育てるのが難しい花です。ガーデニング上級者には一つひとつ豪華な花をつけることから人気があります。デルフィニウムはラークスパーに比べ、もう少し簡単に育てられ花も似ている品種があるので先に育ててみることをおすすめします。

ボタ実
ライター

ボタ実

家の日当たりがよくないので草関係に強いです。 お花は日当たりのよい庭が手に入ったらやりたいと思っています。 育てやすい花の情報を収集中です。

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