クラスペディアの育て方!冬越し・夏越しで気を付けたいポイントは?

クラスペディアの育て方!冬越し・夏越しで気を付けたいポイントは?

黄色い花が球体になって咲くクラスペディアは、育て方も簡単で人気です。地植えにも鉢植えにもでき、夏や冬越しのコツをつかむと多年草としても栽培できますよ。切り花で花束にするのもおすすめです。ぜひクラスペディアの育て方をマスターしてくださいね。

記事の目次

  1. 1.クラスペディアとは
  2. 2.クラスペディアの育て方
  3. 3.クラスペディアの管理方法
  4. 4.クラスペディアの増やし方
  5. 5.まとめ

クラスペディアの管理方法

ここでは、クラスペディアの日常の手入れや夏越し・冬越し時の管理について見ていきましょう。

切り戻し

花後の花茎の切り戻し

Photo by dhobern

クラスペディアは、あまり日常の手入れの必要がない育てやすい植物ですが、花後に切り戻しをしておくと、見た目の美しさを保てますよ。なお、種を採取して増やしたい場合は、花後の切り戻しの前にとっておきましょう。

密集した葉の切り戻し

Photo by DavidFrancis34

クラスペディアの葉は地表からロゼット状にひろがって生えています。あまりにも葉が密集していると地面が乾きにくく、過湿によって蒸れたり腐ったりしてしまうため、葉が増えてきたらある程度切り戻しておくとよいでしょう。

夏越し

Photo byLarisa-K

夏越しのポイントをおさえると、クラスペディアを多年草として楽しめます。夏の暑さには比較的強いですが、多湿を嫌うためつねに水はけをよくしておきましょう。コツとしては、花壇なら水はけのよい場所を選んだり、鉢植えなら軽石などを混ぜたりしておくことです。

冬越し

Photo byPezibear

秋に株を定植した場合、冬のあいだは不織布などで覆いをつくって霜よけしましょう。2年目以降は基本的に霜よけは必要ありません。

クラスペディアの増やし方

Photo by CGWF

植物の増やし方には、挿し木や種まき、株分けなどがあります。クラスペディアは挿し木での増やし方には向いてないため、花後に種子を採取して種まきをするか、株分けする方法をとりましょう。

種で増やす

Photo by けんたま/KENTAMA

クラスペディアは種から増やせます。種の取り方は簡単です。花後にできる痩果(そうか)から採取しておきましょう。痩果の種子は、果皮にくるまれています。気温が20℃ほどでなければ発芽しないため、秋ごろに種まきをしましょう。寒地では春の種まきがおすすめです。

株分けで増やす

Photo by NSW Grassy Ecosystems

クラスペディアを長く育てていると、株が増えてきます。そんなときは株分けして増やせます。株分けに適した時期は、9月下旬~10月中旬ごろです。植えつけのときと同じように、水はけのよい用土を使いましょう。

まとめ

Photo byYvonneHuijbens

クラスペディアの育て方などを解説しました。かわいい花を咲かせてくれるクラスペディアは、あまり手がかからずに育てられ、ガーデニングからインテリアまでいろいろと楽しめますよ。花言葉も前向きなメッセージが多いため、愛情をこめて育てたクラスペディアを花束にしてプレゼントするのもいいですね。

Tina
ライター

Tina

花屋で小売りやウェディング、葬儀の花なども手掛けてきました。 日々の生活の中で花や植物を育てたり生けたりするのが大切な時間です。

関連記事

Article Ranking