シャスターデージーの育て方!花後の管理や植え付けのポイントを解説

シャスターデージーの育て方!花後の管理や植え付けのポイントを解説

シャスターデージーをご存知ですか?春になると道端や空き地に咲き出すマーガレットに似た白い花です。「あれ、マーガレットじゃなかったの?育て方なんて知らなくても勝手に育つんじゃないの?」という声もあるので、ここで改めてシャスターデージーの特徴と育て方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.シャスターデージーってどんな花?
  2. 2.シャスターデージーに似た花と見分け方
  3. 3.シャスターデージーの育て方
  4. 4.シャスターデージーの花後の管理
  5. 5.増やし方
  6. 6.シャスターデイジーのアレンジメント
  7. 7.まとめ

シャスターデージーの花後の管理

手入れ①切り戻し

大きな一番花が終わったら、花がらは早めに取り除きましょう。終わった花の2、3節下で切り戻しをすると、充実した株なら脇芽が出て小さな二番、三番花が上がってきます。その花も終わりかけたら、株を疲れさせないために早めに株元から切り戻しを行いましょう。

手入れ②害虫駆除

シャスターデイジーの一番の害虫はアブラムシです。見つけたら即駆除します。粘着力の弱いテープや古歯ブラシで取ったり、木酢液や薄めた牛乳をかけたりする方法があります。また、アルミホイルを株元に敷くと、光の反射で近づかなくようです。風通しがよくなるよう、株間は開けておきましょう。

植え替え

シャスターデージーは連作を嫌うので、毎年10月頃に植え替えをします。プランターなどでは新しい土に変えて、庭植えはそれまでと別の場所に苦土石灰と堆肥(骨粉入りの固形油かす)を混ぜて、30cm以上の株間を開けて植え替えます。

増やし方

増やし方①株分け

シャスターデージーは3~4年で株が劣化してしまうので、2年に一度株分けをしましょう。開花後の9~10月もしくは、翌年の開花前の3~4月に掘り起こし、長い茎や葉を切り詰め、株を2、3個に分けます。その後、上述のように植え替えます。

増やし方②挿し芽

株が十分に育ってきたら、開花後の梅雨時期に挿し芽で増やすこともできます。挿し穂は元気に伸びた茎を切り戻したものを使いましょう。約10cmの長さに清潔なカッターで切り、一昼夜水に浸けてから、播種箱に入れた清潔な挿し芽用の土に植え付けます。明るい日陰で水を切らさないようにして発根を待ちましょう。

シャスターデイジーのアレンジメント

アレンジ①カラフルな花々と

シャスターデージーは丈夫なので、花束や切り花を楽しむのもよいでしょう。カラフルな花と組み合わせると、白さと大きさが際立って主役としての華やかさが目立ちます。自宅の花だけで上記画像のような花束が作れたら素敵ですね。

アレンジ②白い花同士で

ホワイトガーデンからホワイトアレンジまで、白い花が全体を覆うスタイルが花を愛する人たちに静かな人気となっています。大きさや形、質感の違う白い花を集めて、上品さと優雅さが調和するアレンジに、シャスターデージーも加えてみませんか。

まとめ

春になるとあちこちの空き地に咲き始める、マーガレットにそっくりな白い花。切り花としても長く楽しめ、土地さえあえばたくましく育つ力強さと美しさを備えた魅力あふれるシャスターデイジーを、ぜひお庭でも育ててみてはいかがでしょうか。

Vinaka
ライター

Vinaka

自宅の庭にポタジェやローズガーデンを作っています。 ローメンテナンス且つ、愛犬に安全な庭を目指して日々研究中です。

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