シェフレラの育て方
では、シェフレラはどのように育てればよいのでしょうか。ここではシェフレラを元気に育てる方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
育て方①用土
シェフレラに最適な用土は水はけのよい土です。水はけが悪いと、多湿の状態が続き根腐れの原因になります。鉢で育てる場合は観葉植物用の土を使用すると簡単です。ホームセンターなどで簡単に手に入ります。
育て方②水やりと肥料
水やりのやり方とタイミング
シェフレラはとても乾燥に強い植物ですので、土がしっかりと乾いてから水やりをするようにしましょう。常に土が湿った状態だと根腐れをおこしてしまうので、土の乾き具合はきちんと確認してください。冬の間は土が乾いてから2〜3日ほどあけてから水やりをしましょう。水やりは鉢底から流れでるくらいあげてください。その際に鉢に溜まった水は必ず捨てましょう。
葉水について
「葉水」はその名のとおり、葉に水をかけてあげることです。「葉水」をすることで、葉の乾燥をふせぎ害虫予防になるほか、葉からも水分を吸収するのでとても元気で健康な葉に成長します。「葉水」をするときは霧吹きでしてあげてください。
肥料のあげかた
シェフレラは基本的には肥料を与えなくても元気に育ちます。ただ、肥料を与えた方が生育が早くなるので、与える場合は春〜秋の暖かい季節に与えてください。冬場の生育期間ではない時期に肥料を与えてしまうと肥料やけをしてしまうので気を付けましょう。地植えの場合は特に肥料を与える必要はありません。
育て方③日当たり
シェフレラは日当たりがよい場所での管理をおすすめします。ただ、直射日光は葉焼けの原因になるので、室内で育てる場合はレースカーテン越しに置きましょう。春から秋の暖かい時期には屋外で育てることもできます。その際にも直射日光が当たらない工夫が必要です。遮光ネットなどを使用すると直接日が当たるのを簡単にふせぐことができます。
育て方④植え替え
シェフレラはとても成長の早い観葉植物です。そのため、2年ほど植え替えをしていない場合は春に植え替えをしてあげてください。特に根詰まりをおこしている場合は早めの植え替えをしてあげましょう。植え替えの時期は4月ごろ~9月ごろまでの暖かい時期にするとよいです。地植えの場合はスペースが十分にあれば植え替えは必要ありません。
育て方⑤剪定
シェフレラは生育がとても早いため、伸びすぎた枝や古くなった枝などは剪定してあげましょう。剪定をすることにより栄養が行き渡りやすくなるほか、樹形が整ったり病害虫の予防になります。
剪定の仕方
シェフレラの枝が伸びすぎている場合は枝の上のほうを切り戻してあげましょう。切り戻した場所からは新たに脇芽が出てきます。そのほかには、古くなった枝や葉が全部落ちてしまっている枝は根元から切ってしまって構いません。
シェフレラの管理のコツ
ここではシェフレラの管理のコツを紹介します。比較的育てやすいシェフレラですが、より元気にそして健康に育てるためにコツをしっかりと覚えましょう。
コツ①管理温度
シェフレラは暖かい気候を好みますが、0℃くらいまでは耐えられるようです。しかし冬場は室温が極端に下がらないように管理してください。庭植えの場合は気温が0℃を下回らないことと霜が降りないという条件であれば、屋外でも冬越しできると言われています。
コツ②置き場所
鉢植えの場合の置き場所ですが、日当たりのよい場所が最適です。ただ直射日光は葉焼けしてしまうので、レースカーテン越しがよいでしょう。室内で注意しなければいけないのがエアコンの風です。植物はエアコンの風がとても苦手ですし、乾燥もしてしまうのでエアコンの当たらない場所に置きましょう。
出典:写真AC