ミオソティスとは?花の特徴や挿し木での増やし方、管理方法を紹介!

ミオソティスとは?花の特徴や挿し木での増やし方、管理方法を紹介!

ミオソティスは3月下旬頃になると咲き始めるのが特徴で「春を知らせる花」としても人気の植物です。淡い青色の小花がこんもりと咲き、まだ花の少ない季節に花壇に彩りを与えてくれます。そんなミオソティスの育て方や増やし方、管理のコツなどをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミオソティスとは
  2. 2.ミオソティスの育て方
  3. 3.ミオソティスの増やし方
  4. 4.ミオソティスの病気と害虫
  5. 5.まとめ

ミオソティスの増やし方

ミオソティスは「挿し木」や「株分け」「種まき」で増やせます。どの方法もとても簡単で、初心者でも気軽に試せるのが魅力です。淡い青色の花がこんもりと咲くかわいらしいミオソティスをぜひ増やしてみてくださいね。それぞれの増やし方に適した時期や方法を詳しくご紹介します。

増やし方①挿し木

Photo byvjgalaxy

挿し木は3月〜4月か9月〜10月に行います。健康で丈夫な茎を選び、先端から10cm〜15cmほどの長さで切り取ってください。下のほうについている余分な葉を取り除いたら、赤玉土などの挿し木用の用土に挿してたっぷりと水を与えて発根を待ちます。発根するまでは水切れを起こさないようにするのがポイントです。

増やし方②株分け

Photo bykontakt

株分けも挿し木と同じで3月〜4月か9月〜10月が適しています。大きく成長した株を選び、根を傷つけないように優しく掘り起こしましょう。根の混みあっている部分を手でほぐして簡単に分かれるところで切り分けます。株分けしたそれぞれの根を用土に植え付けて、しっかりと根付くまで水を与えて育てます。

増やし方③種まき

開花が終わると花後に種子がつくのが特徴です。放っておくとこぼれ種でどんどんと増えていきますが、自分の思い描く場所に植えたい場合は種を採取しましょう。さやが黒く立ち枯れてくるまで育てたら、茎ごと切り取り軽く振ると中から種が出てきます。種まきの適期は9月〜10月(寒冷地は春)のため、それまで種を新聞紙などに包み風通しのよい日陰で保管してください

ミオソティスの病気と害虫

ミオソティスは高温多湿に弱く、夏場や梅雨時期には病気や害虫被害を受けやすくなります。また、風通しの悪い場所で育てていたり葉が混みあったりしていても、害虫が発生して株が弱ってしまう場合があるため注意しましょう。ミオソティスのかかりやすい病気や害虫被害をご紹介します。

灰色カビ病

灰色カビ病は、名前のとおり感染した部分が灰色の楕円形状に変色していく病気です。感染してしまった部分は薬剤を散布しても治せません。早めに切り取って処分しましょう。葉に水がついたままになっていたり、湿度が高い状態が長く続いたりすると発生しやすいため、しっかりと管理しながら育ててください。

アブラムシ

Photo byMabelAmber

アブラムシは年間を通して発生しやすく、葉や茎の汁を吸って成長する害虫です。大量に発生する恐れもあるため、見つけたら早めに殺虫剤などを散布して駆除してください。とくに風通しの悪い場所で育てていたり葉が混み合ったりしている場合に発生しやすいです。剪定して葉を減らしたり風通しのよい場所で育てたりするなどの対策が必要です。

まとめ

ミオソティスの花の特徴や育て方、増やし方や病気と害虫についてご紹介しました。ミオソティスは淡い青色のかわいらしい花をたくさん咲かせ、春の訪れを知らせてくれる素敵な植物です。開花時期が長く、花壇に寄せ植えにしても美しい咲き姿を長く楽しめます。育て方や増やし方も簡単なため、ぜひミオソティスを育てて春の訪れを楽しんでみてくださいね。

Alisa.
ライター

Alisa.

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