南国の花「赤い花」3選
白い花と同じくらい、南国の景色を彩るのが「赤い花」たちでしょう。白い花に続いてはハイビスカスなど赤い花をご紹介していきます。
①ハイビスカス
基本情報
和名 | ハイビスカス |
学名 | Hibiscus |
分類 | アオイ目アオイ科 |
特徴:アオイ科で有名な南国の花
日本で「ハイビスカス」というと画像のような花のみをさすと思いがちですが、実はハイビスカスはアオイ科フヨウ属に分類される植物の総称です。私たちが日ごろハイビスカスと呼んでいる花は多くの場合、ブッソウゲという品種のことです。
花言葉「常に新しい美」「勇敢」
ハイビスカスは一日でその花を落とししてしまいます。日々新たに美しい花が咲く様子から「常に新しい美」や「勇敢」といった花言葉が付けられました。ハイビスカスも首飾りのレイやアロハシャツの柄によく使用される花です。
②オヒア
基本情報
和名 | オヒア |
学名 | Metrosideros polymorpha |
分類 | フトモモ科オガサワラフトモモ属 |
特徴:ハワイの貴重な固有種
オヒアの特徴は、ハワイの固有種であるということがあげられます。活火山から生まれた島国ハワイだからこその固有種といえるでしょう。赤い花びらのようなものは実はおしべです。
ハワイ火山の神ペレの伝説
オヒアはハワイ諸島の中でも特にハワイ島で大切にされてきました。青年オヒアに恋をしたハワイ火山の神ペレが、オヒアの恋人レフアに嫉妬し、オヒアの木に変えてしまったことが由来となっています。ハワイ島で象徴的な花であり、こちらも首飾りのレイやアロハシャツの柄などに使用されます。
花言葉は特になし
ハワイの固有種であることもあり、オヒアに花言葉はつけられていません。しかしながら紹介したような伝説を持ち、ハワイ島の人々に古くから愛されてきた「愛」の花に違いはないでしょう。
③ブーゲンビリア
基本情報
和名 | ブーゲンビリア(イカダカズラ、ココノエカズラ) |
学名 | Bougainvillea |
分類 | オシロイバナ科ブーゲンビリア属 |
特徴:咲き乱れる姿が圧巻の南国の花
沖縄などでもよく目にするまさにトロピカルな花であるブーゲンビリアは、オシロイバナの仲間です。花の本体は、中心部の白い箇所のみで、ピンク色の部分は実は葉っぱになります。この葉っぱの部分がピンク以外にも紫やオレンジ色の品種もあります。
花言葉は「情熱」「あなたは魅力に満ちている」「あなたしか見えない」
ブーゲンビリアの花言葉はどれも愛に満ちた情熱的なものです。ピンク色の花(葉っぱ)をたっぷりと茂らせ、生命力をみなぎらせて咲く姿にふさわしいものでしょう。
ブーゲンビリアについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
白い南国の花、赤い南国の花をご紹介してきました。続いては「黄色の南国の花」について見ていくことにしましょう。
ハイビスカスの育て方や、人気のハイビスカスティーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。色ごとの花言葉についてもご紹介しています。