エリカ・レインドロップとは?特徴・環境条件や育て方のコツを紹介!

エリカ・レインドロップとは?特徴・環境条件や育て方のコツを紹介!

さまざまな色や形の花を咲かせるエリカは、種類が豊富で寄せ植えにも最適なため、人気の高い花です。種類によって少しずつ育て方異なるエリカのなかから、レインドロップという種類を紹介しましょう。レインドロップを使った寄せ植えのコツもあわせて解説します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.エリカ・レインドロップとは?
  3. 3.エリカ・レインドロップの育て方
  4. 4.エリカ・レインドロップの寄せ植え
  5. 5.まとめ

はじめに

出典:写真AC

エリカという花には非常に多くの種類があり、花の形状や樹高、花色の数も豊富です。寄せ植えやドライフラワーにも適しているため人気が高く、名前を知っている方も多いかもしれませんね。乾燥に強く育てやすい花ですが、種類によって、温度管理や育て方に違いがあります。そんなエリカのなかから、レインドロップという種類を紹介しましょう。

エリカ・レインドロップとは?

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 科・属名 ツツジ科エリカ属
 原産地 ヨーロッパ、南アフリカ
 草丈 50~100cm
 植え付け時期 11~4月
 開花時期 種類によって異なる
 別名 ヒース、ハイデ、栄寿(えいじゅ)

エリカとはどんな花?

出典:写真AC

一口にエリカといっても、その数は740種類以上といわれています。原産はヨーロッパと南アフリカの2つです。花は種類によって開花時期や形状も違いますが、いずれも乾燥して酸性の荒廃地に育ち、加湿を嫌います。荒れた土地でよくみられることから、ヨーロッパでは「荒れ地」を指す言葉と同じ、ヒースという名前が一般的です。

レインドロップとは?

レインドロップは白い筒状の花を咲かせる、ホワイトデライトに近い種類です。秋咲きであることや花の形、水はけがよく日光があたる場所で管理するという育て方もよく似ています。しかし、ホワイトデライトと比べると、少し耐寒性が低いという特徴があります。

花の特徴

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白く細長い筒状で、ベルに似た形の花を咲かせます。枝の上から下まで数多くつき、花のサイズは直径は3~4mmほどと小ぶりです。花が開き始めたころは真っ白ですが、十分に咲ききると、ところどころがピンクに色づきます。なお、レインドロップは花が終わっても落ちにくいため、花がら摘みをこまめに行う必要がありますよ。

葉の特徴

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葉の形は細く繊細で、針葉樹林のスギのような見た目です。長期間楽しめる常緑性で、乾燥した環境でも管理しやすいため、庭の雑草予防やすき間に植えるグランドカバーとして育てるのにも向いています。冬場でも葉が落ちないため、花のない時期でも庭を鮮やかに彩ってくれますよ。

エリカ・レインドロップの育て方

出典:写真AC

エリカの育て方のポイント

  • 湿度を嫌い乾燥を好むため、水はけや風通しよく育てる

育て方①土作り・植え付け

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エリカはもともと荒れ地に育ち、水はけのよい乾燥した酸性土壌を好む植物です。植え付けるときは市販の園芸用土を使用するか、赤玉土やピートモスなどを使って用土をつくってください。初めて育てるときは、鉢植えがおすすめです。地植えの場合、湿気が多いと根腐れの原因となってしまうため、水はけに注意して場所を決めましょう。

育て方②日当たり

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エリカの品種によっては日かげに植える種類もありますが、レインドロップは日の当たる場所で育てる品種です。植え付けが終わったら、日当たりのよい場所で管理します。空気が通りにくい場所では湿気が溜まりやすくなってしまうため、風通しにも注意しましょう。特に高温多湿の環境が苦手です。夏場は直射日光の当たらない、半日かげで管理するのがおすすめです。

育て方③水やり

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過湿にならないよう、水のやり過ぎには注意しましょう。鉢植えの場合は表面の用土が乾いているのを確認したら、鉢底から水が流れるまでたっぷりと与えます。地植えの場合、最初の植え付けのときに水やりをした後は、基本的にそれ以上は行いません。葉が乾燥しているようなら、霧吹きを使って水を吹きかけてやるとよいですよ。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでも引き続き、レインドロップの育て方を紹介していくね!

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エリカ・レインドロップの寄せ植え

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