ハツユキカズラの育て方!伸びすぎた時の仕立て方や管理方法を紹介!

ハツユキカズラの育て方!伸びすぎた時の仕立て方や管理方法を紹介!

ハツユキカズラは葉色の変化が魅力で、寄せ植えから庭のグランドカバーにも使われる常緑のつる性植物です。育て方も日当たりから半日陰の場所にも対応するので、初心者の方にもおすすめ。春の新芽のピンクから白色、秋の紅葉まで楽しめるハツユキカズラの育て方を紹介します!

記事の目次

  1. 1.ハツユキカズラとは?
  2. 2.ハツユキカズラの育て方
  3. 3.ハツユキカズラの増やし方
  4. 4.ハツユキカズラの楽しみ方
  5. 5.まとめ

ハツユキカズラの育て方②植え付け

ハツユキカズラは5月半ば~6月にかけて花が咲き、種も取れますが、通常は新芽をたくさん出して葉色を楽しむことが中心なので、種を取らずに切り戻し剪定します。そのため種まきで栽培するのではなく、春に苗を植え付けましょう。植え付けは4~7月はじめか、秋の9~10月に行い、植え替える時も同じです。

栽培カレンダー

ハツユキカズラの育て方③水やり・肥料

ハツユキカズラは丈夫で育てやすい植物なので、水やりや肥料はあまり気をつけることはありませんが、限られた用土の鉢植えでは手入れに少し注意が必要です。

庭植えの水やり・肥料

庭植えの場合の水やりは、真夏に日当たりがよすぎるときに行います。土が乾燥しすぎた場合は、水やりを朝か夕方おこないます。冬の時期に寒風が当たりすぎる場合は、根元に腐葉土をかけて乾燥を防ぎ、基本的には水やりは行いません。肥料は肥沃でない土地の場合は、春に少し緩性の肥料を施します。

鉢植えの水やり・肥料

ハツユキカズラの鉢植えは、用土の表面が乾いたらたっぷりと水をあたえます。真夏の時期の乾燥と冬の時期の寒風による乾燥には注意して、乾きすぎている場合はたっぷりと水やりをします。鉢植えの場合、土が固く栄養分が少なくなるときれいな葉色が出てこなくなります。そのような場合は春と秋に緩性の肥料を鉢におきます。

ハツユキカズラの育て方④仕立て方

ハツユキカズラのつるは付着根を出します。そのため勢いのよい春から秋は、樹形がみだれるほどつるが伸びやすくなります。その場合は形よく育てるために、仕立て直す手入れをした方がよいです。

ボタ爺

ボタ爺

付着根は気根の一種で、つる性植物などがよじ登って他の樹木や壁などに行くときに、自らの体を支えるために出す根のことじゃぞ。

ハツユキカズラの切り戻し剪定

ハツユキカズラの剪定は春から秋まで行うことができます。樹形がみだれて、つるがからまったりする時は、全体を1/3から半分程度に切り戻し剪定をします。ハツユキカズラの枝はどの部分を切っても新芽がでますから、樹形をたもつ剪定の手入れは随時おこないます。新芽をだすことにより、ピンク色の葉が出やすくなります。

ハツユキカズラの夏越し

日当たりのよい場所で育てる方が、葉色がくっきりとなるのでおすすめですが、夏の時期の強すぎる日ざしは葉焼けをおこします。梅雨時の長雨は根腐れをして、病気が発生することも多いので雨よけをします。鉢植えの場合は午前中だけ日にあてて、午後は半日陰に鉢を移動するとよいでしょう。移動できない場合はよしずなどで日よけをします。

ハツユキカズラの冬越し

秋に紅葉をしたハツユキカズラは、冬に入ると緑一色になります。耐寒性が強いので冬越しはむずかしくありませんが、寒風による乾燥で葉が痛みます。関東地方以南では野外の冬越しは可能ですが、庭植えの場合は敷きわらなどでおおってあげると、葉が痛まずに冬越しができます。寒冷地では初めから鉢植えで育てる方が枯らす心配がありません。

ボタ爺

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次はハツユキカズラの増やし方についてじゃ。

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ハツユキカズラの増やし方

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