ハツユキカズラの育て方!伸びすぎた時の仕立て方や管理方法を紹介!

ハツユキカズラの育て方!伸びすぎた時の仕立て方や管理方法を紹介!

ハツユキカズラは葉色の変化が魅力で、寄せ植えから庭のグランドカバーにも使われる常緑のつる性植物です。育て方も日当たりから半日陰の場所にも対応するので、初心者の方にもおすすめ。春の新芽のピンクから白色、秋の紅葉まで楽しめるハツユキカズラの育て方を紹介します!

記事の目次

  1. 1.ハツユキカズラとは?
  2. 2.ハツユキカズラの育て方
  3. 3.ハツユキカズラの増やし方
  4. 4.ハツユキカズラの楽しみ方
  5. 5.まとめ

ハツユキカズラの増やし方

ハツユキカズラの増やし方は2通りあります。一般的な株分けではなく、挿し木かとり木で増やします。時期は生育が旺盛な5~6月におこないます。もともとハツユキカズラは根元が分岐して増えるタイプではなく、つる性の枝を伸ばすので株分けには不向きです。また、剪定をあまりしていない場合、初夏に花が咲き種を取ることができますが、成長がおそいので種まきでは増やしません。

①ハツユキカズラの挿し木

5~6月に伸びてきたつるを、10cmくらいに切って挿し木にします。方法は先端に葉を2~3枚だけ残して、挿し穂として使います。メネデール溶液などに1~2時間挿し、穂の水あげをしてから、小粒の赤玉土をしめらせた鉢に挿し木をします。半日陰で雨にあてないように管理すると、およそ1か月くらいで発根しますが植え付けは真夏がすぎてから鉢上げします。

②ハツユキカズラのとり木

ハツユキカズラのつるは付着根がでます。その性質を利用して、つるを土の上に置いてから土をかけます。生育旺盛は時期におこなうと1か月ほどで発根します。発根を確認したら根のすぐ下で切り取って植え付けます。

ハツユキカズラの楽しみ方

ハツユキカズラは単体で植えても葉色がきれいなので楽しめますが、つる性の特徴を生かして寄せ植えの材料やグランドカバーとして楽しむことができます。

寄せ植えにおすすめ

ハツユキカズラのトリカラーは優しい色で寄せ植えに最適です。つる性なのでしだれるように飾ることができ、寄せ植えのアクセントとなります。また常緑なので、一年草の草花だけを植え替えして仕立て直すことができます。

グランドカバーに最適

耐寒性や耐暑性につよいハツユキカズラは、庭に地植えすると付着根を出してかんたんに増えます。日当たりのよい庭から半日陰の庭まで幅広く育てることができるので、グランドカバーにおすすめです。また病気も少ないので手入れもかんたんです。

まとめ

ハツユキカズラは初心者のガーデナーにおすすめの植物です。鉢植えで寄せ植えを楽しんだり、庭植えのグランドカバーとして育てることもできます。春から秋までの葉色の変化を楽しみながら、まめに剪定をして新芽をだすとカラーリーフのよさが味わえます。

西澤千鶴
ライター

西澤千鶴

子供の頃、父が買い求めたシンビジウムの「マリリンモンロー」当時珍しかったうす紫色のばら「ブルームーン」がガーデニングの原点です。プロの料理人としての活動後、大好きな料理につかうハーブや夏野菜を育てて楽しんでいます。

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