ソルダムの食べ方
それでは、具体的なソルダムの食べ方についてご紹介します。ソルダムは皮の色で完熟度が分かり、味わいが変わってきますので、お好みのタイミングで召し上がってみてくださいね。
ソルダムの選び方
市場に出回っているソルダムは、つやつやとしたきれいな緑色の皮をしています。そのままの状態で食べると、果実は固めで、酸味が口いっぱいに広がり、野性味ある味わいを楽しむことができます。ソルダムは完熟すると皮が赤くなり甘さも増していくので、酸味が苦手な方は追熟させるといいでしょう。完熟状態のソルダムは酸味が穏やかになり、果実も柔らかくジューシーな味わいが楽しめます。
ソルダムの切り方
ソルダムには大きな種がひとつ入っているので、切って食べたい場合は注意が必要です。種の取り出し方は、果実に包丁をいれて種に沿ってぐるりと一周させ、アボカドの種を出すときのように、二つに割るとうまくいきます。ただし完熟状態のソルダムの場合は、つぶれやすく果汁があふれてしまうので、注意が必要です。
ソルダムのおすすめの食べ方
おすすめの食べ方①皮ごと丸かじり
ソルダムの皮には、ポリフェノールなどの栄養素がたくさん詰まっているため、できればそのまま食べることをおすすめします。しかし皮は酸味も強く、また未成熟の状態だと固く感じることもあるため、その場合は果肉だけを食べるといいでしょう。皮ごと食べる場合は、農薬がかかっていることもあるので、水でしっかりと洗ってから食べると安心です。
おすすめの食べ方②ジュースにする
ソルダムを使ったフレッシュジュースはいかがでしょうか。果肉を細かく切り、ハチミツや砂糖などの甘味料を入れて、ミキサーで混ぜればできあがりです。甘さをつけることで、酸味が苦手なお子さんもおいしく食べられますよ。
おすすめの食べ方③ジャムにして食べる
完熟したソルダムはあまり日持ちしないため、もし大量に余ってしまった場合におすすめなのがジャムです。皮を剥いたソルダムの果実と、それと同量の砂糖を鍋で煮詰めるだけでできあがります。トーストやスコーンに塗って食べたり、ヨーグルトに入れて食べたりなど重宝します。季節を問わずに味わえることも魅力のひとつですね。
まとめ
緑色の皮と真っ赤な実のコントラストが美しいソルダムは、西洋すももと日本すもものハーフです。酸味と甘さのバランスが取れた果実はおいしいだけでなく、栄養素がたっぷりつまった夏の贈り物といえるでしょう。皮の色で完熟度が分かりますので、お好みのタイミングで召し上がってみてくださいね。
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出典:写真AC