デュランタとは?品種や学名・開花時期・花言葉などの特徴をご紹介!

デュランタとは?品種や学名・開花時期・花言葉などの特徴をご紹介!

夏から秋にかけ紫色の花を咲かせるデュランタは、沖縄県では生け垣にも利用されるほどポピュラーな植物です。実はたくさんの品種があるということをご存知でしょうか。この記事ではデュランタの基本情報や園芸品種、花言葉など、デュランタの魅力をたっぷりと紹介します。

記事の目次

  1. 1.デュランタとは
  2. 2.デュランタの特徴
  3. 3.デュランタの仲間の品種
  4. 4.デュランタの花言葉
  5. 5.デュランタの楽しみ方
  6. 6.まとめ

デュランタの仲間の品種

デュランタには約30種類の園芸品種があり、花を楽しむもの、葉色を楽しむものなど多種多様です。ここでは特に人気のあるデュランタの品種を、7つピックアップして紹介します。

品種①クマツヅラ

クマツヅラは日本原産の草花で、古くから「馬鞭草(ばべんそう)」の名で生薬としても親しまれてきた植物です。種と地下茎で増える繁殖力の強さも特徴的です。しかし近年は数が減少しており、絶滅危惧種に指定している地域もあります。道端でクマツヅラを見かけたら、ぜひ観察してみてください。

クマツヅラとは?薬草としての特徴や効能と花言葉をご紹介!のイメージ
クマツヅラとは?薬草としての特徴や効能と花言葉をご紹介!
クマツヅラ(熊葛)という植物をご存じでしょうか。薄紫色の花を房状に咲かせる夏~秋の草花です。馬鞭草(ばべんそう)、バーベインなどいろいろな別名を持っているクマツヅラという植物の外見の特徴や神秘的な花言葉、漢方として、ハーブとしての効能などをまとめてみました。

品種②レペンス

レペンスはデュランタを代表する本種で「エレクタ」とも呼ばれています。名前の由来は「匍匐する」という意味の「repens」です。夏の季節の鉢物としてたいへん人気があり、高さを低めに仕立ててバルコニーに飾られたり、ガーデンに添えられたりします。

品種③タカラヅカ

タカラヅカは、多数あるデュランタの品種のなかでも人気の高い品種です。彩度が高くはっきりした藤紫色の花が特徴で、13℃以上あれば1年中開花し、開花期間も長めです。ほかの種より比較的耐寒性があり、暖地であれば戸外でも越冬できます。

品種④パープルラブ

パープルラブはタカラヅカとほぼ同じ品種で、従来種よりも芳香が強いものにこの名が付けられます。香りはバニラのような甘い香りです。強いとはいっても微香のため、花の芳香が苦手という方でも安心して育てられます。フラワーギフトにもおすすめです。

品種⑤ライム

ライムはほかの品種とは異なり葉を楽しむ品種で、観葉植物として人気です。その名のとおりライムグリーンの爽やかな葉色で、花はほとんど付きません。他の品種に比べて特に寒さに弱く、葉色が劣化しやすいため、室内に入れやすい鉢植えが推奨されています。

品種⑥ホワイトエッジ

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ホワイトエッジは、葉を楽しむ品種の1つです。葉縁が白っぽいのが特徴で、カラーリーフとして寄せ植えによく利用されます。ライムと同じく耐寒性がかなり弱い品種で、鉢に植えるのがおすすめです。

品種⑦アルバ

アルバはデュランタの白花品種です。日本では紫色の花を咲かせるタカラヅカなどが長らく人気を集めていましたが、近年では白花のアルバも人気を高めています。ここで紹介している7種類のなかで一番耐寒性が強く、マイナス5℃まで下がっても枯れません。

デュランタの花言葉

デュランタの主な花言葉は「歓迎」です。夏の季節が近付いてくると小さな花を次々に咲かせていく様子が、まるで見る人を歓迎しているように見えるところから付けられました。ほかには「あなたを見守る」「独りよがり」「目を引く容姿」があります。フラワーギフトにも選びやすい花言葉です。

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デュランタの楽しみ方

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