ローゼルの育て方!種まき・植え付けの時期や増やし方のコツを紹介!

ローゼルの育て方!種まき・植え付けの時期や増やし方のコツを紹介!

赤くて酸っぱいハイビスカスティーは、ローゼルという植物からつくります。ローゼルは美容効果や用途が豊富で、適温でなら育て方は簡単です。この記事では、ローゼルの種まき時期、植え付けや剪定方法、増やし方、冬越しなどの育て方のコツや用途について詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.ローゼルとは
  2. 2.ローゼルの育て方
  3. 3.ローゼルのおいしい食べ方
  4. 4.ローゼルの花言葉
  5. 5.まとめ

ローゼルの育て方

ローゼルは耐暑性が高いため、日本でも簡単に育てられます。育て方のポイントには「挿し木では増やせない」「こまめな剪定」「無農薬で育てるための害虫対策」などが挙げられます。ここでは、ローゼルの上手な育て方を見ていきましょう。
 

栽培カレンダー

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき                    
植え付け                    
肥料          
収穫                    

育て方①日当たり

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ローゼルは太陽の光が大好きです。しっかり日が当たり、夜はしっかり暗くなる場所を選びましょう。ローゼルは「短日植物」で、日に当たる時間が短くなることを感知して花芽をつくる性質をもっています。夜でも明るい場所に置くと花芽が付かないこともあるため要注意です。

育て方②水やり

地植えの場合、一般的に水やりは必要ありません。少雨などで地面がカラカラになってしまったときにはしっかり水を与えましょう。鉢植えなら土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。

育て方③肥料

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ローゼルの生育には植え付け時から収穫までの期間、肥料をしっかり与えることが必要です。1~2カ月に一度は緩効性の肥料を株元に、または液体肥料を2週間に一度与えます。

育て方④害虫

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ハダニやアブラムシといった害虫がつきやすいため注意しましょう。食用にするなら殺虫剤や農薬を使いたくないものです。害虫は見つけたら、その場で駆除しておくことをおすすめします。

育て方④種まき

種まき時期

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種まきの適期は4~5月、発芽の適温は20℃程度です。しっかり暖かくなったら種をまきましょう。種まき時期が早すぎると霜にあたって枯れてしまい収穫できなくなることもあります。種まき時の寒さが心配なら、室内で温度管理しながら育苗することをおすすめします。

種まき方法

ポットに種をまき、軽く土をかぶせて種を覆いましょう。水をたっぷりあげて、土が乾かないように気を付けて管理すると、約1~2週間で発芽します。

育て方⑤植え付け

用土

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苗の植え付けは5~6月に行いましょう。地植えなら、腐葉土や堆肥を混ぜ込んで水はけのよい用土をつくります。鉢植えの場合は、市販の園芸用培養土または赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜて植え付けます。

植え付けの注意点

ローゼルは連作障害を起こすため、前年と異なる場所に植え付けます。また高さが1~2mほどに成長するため、鉢植えなら倒れないようしっかり深さのある鉢を選んで植え付けましょう。さらに支柱を立てておくとよいですね。収穫を目的とするなら摘芯や剪定をして、余分な葉や枝を取り除いておきましょう。

育て方⑥収穫

花が咲き終わると鮮やかな赤色の萼や総苞がふくらみ、イチゴのような形になります。外側の実を包み込んでいるのが総苞で、ギザギザしているのが萼片です。翌年の種まき用の種を採るためには枯れる直前まで果実を残しておきます。

育て方⑦増やし方

ローゼルは、冬越しできないなら挿し木ではなく種まきで増やします。収穫用に残しておいた実から種子を取り出します。早く採りすぎると発芽しないことがあるため、時期がくるまで収穫せず残しておきましょう。冬越しできれば、挿し木も簡単な増やし方です。

次のページでは、ローゼルのおいしい食べ方や花言葉についてご紹介します。

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ローゼルのおいしい食べ方

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