紫陽花「ハイドランジア」とは
紫陽花(ハイドランジア)は日本原産の植物です。原種はガクアジサイになります。日本から中国へ渡りシルクロードをとおって欧米へ入り、アジアの花として品種改良されました。梅雨の季節によく見かけるこんもりした紫陽花は欧米で改良されたセイヨウアジサイです。花びらに見えるものは装飾花で、本来は咢(ガク)と呼ばれるものでおしべやめしべは退化しました。
基本情報
学名 | hydrangea(macrophylla hydrangea) |
科属 | アジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属 |
形態 | 落葉低木 |
原産国 | 日本 |
樹丈 | 2m |
開花時期 | 5月~7月 |
花色 | 紫、青、白、ピンク、複色 |
耐陰性 | あり |
毒 | あり、成分不明、死亡例あり |
別名 | 七変化、八仙花 |
特徴
紫陽花は土壌のHPによって花の色が変わるのが特徴です。酸性だと青に、アルカリ性だとピンクになるといわれます。実際は雨が弱酸性なので地植えにするとピンクの紫陽花はすこし青みがかった色に変化しますが、青くはなりません。小さな花が集まって大きな一つの花を形成しているのも特徴です。実際は咢なのですが花びらにみえます。色幅があるのも特徴です。