セアノサスとは
セアノサスを知っていますか?ブルーの小さな花穂がいくつも集まり、開花時期には花から甘い香りがする可憐な植物です。育て方も簡単で、庭に地植えで育てたり、小さく剪定して室内で観葉植物として育てたりと幅広く人気があります。カリフォルニアが原産国のため「カリフォルニアライラック」とも呼ばれ親しまれているセアノサスの特徴や育て方、挿し木での増やし方などをご紹介します。
セアノサスの基本情報
科名 | クロウメモドキ科 |
属名 | ソリチャ属 |
別名 | カリフォルニアライラック |
開花時期 | 5月 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや弱い |
セアノサスの特徴
小さな花がいくつも集まり、ポンポンのようなかわいらしい花穂を作るのが特徴です。葉も小ぶりの品種が多く、つやがあるものや、斑点の入ったものまでたくさんの種類があります。また、葉の性質も常緑性と落葉性のものがあるので、観葉植物として室内で育てる場合には、常緑性の品種を選ぶのが重要です。代表的な花色はブルーですが、ピンク色や白色の花を咲かせる品種も人気があります。
セアノサスの名前の由来
セアノサスという名前は「西洋トゲアザミ」という植物を、ギリシャの古名で「keanothos」と表記することが元となり付けられた名前です。また、ライラックに似た花を咲かせる特徴や、原産地が北アメリカやメキシコであるため、別名で「カリフォルニアライラック」とも呼ばれています。
ライラックってどんな花?
セアノサスは「カリフォルニアライラック」とも呼ばれていますが、ライラックがどんな花か知っていますか?咲き姿がセアノサスと似ていて、小さな小花がいくつか集まって花穂を作ります。また、花が咲くと甘い香りがするのが特徴で、アロマオイルや香水の原料としても使われている植物です。
セアノサスの花言葉
セアノサスには「初恋の思い出」「淡い恋心」「温厚」「純朴」というかわいらしい花言葉が付いています。小さくて可憐な小花がいくつも集まり、ほのかな甘い香りを漂わせるセアノサスのイメージにぴったりな花言葉ですね。セアノサスは、思いを寄せる人への贈り物にもおすすめです。