イフェイオンとは?花言葉・開花時期などの特徴や育て方をご紹介!

イフェイオンとは?花言葉・開花時期などの特徴や育て方をご紹介!

桜の咲くころに涼やかな青や薄紫の花を咲かせるイフェイオンは、どのような土壌でも育つたくましい花です。この記事では、イフェイオンの特徴や育て方、花言葉などを紹介します。手間があまりかからない花のため、忙しい方や初心者にもおすすめの花ですよ。

記事の目次

  1. 1.イフェイオンとは
  2. 2.イフェイオンの特徴
  3. 3.イフェイオンの育て方
  4. 4.イフェイオンの種類
  5. 5.まとめ

イフェイオンの育て方

イフェイオンの具体的な育て方を紹介します。非常に育てやすく、植え付けたあとも手のかからない植物で、初心者でも安心して育てられますよ。

育て方①環境

イフェイオンは、日当たりと水はけのよい場所を好みます。湿気の多い場所は向いていません。しかし、比較的悪条件の環境にも強い植物で、極端な日陰でなければ問題なく育ちます。乾燥にも強いため、アスファルトや岩の隙間でも育てることが可能です。

育て方②植え付け・植え替え

イフェイオンの植え付けは、球根の状態でします。夏ごろになると、球根が市場に出回ります。この時期に入手して、9~11月に植え付けましょう。一度植え付ければどんどん増えていくため、年数を重ねるごとに見た目が豪華になっていきます。鉢植えの場合は、根が詰まってきたなと感じたときや、株を分けたいときに植え替え・分球をしましょう。庭植えの場合は、植え替えは特に必要ありません。

育て方③水やり

乾燥に強いため、庭などに直接植えた場合は雨だけでも十分に育ちます。そのため、水やりはなしで問題ありません。植木鉢で育てる場合も同様です。しかし、まったく雨が降らずに、土がカラカラに乾燥してしまった場合のみ、たっぷりと水を与えましょう。

育て方④肥料

庭で植える場合は、他に花や植物が育っている土地であれば、肥料は特に必要ありません。鉢植えの場合は、土の中に含まれている栄養素だけで十分に育ちます。

イフェイオンの種類

イフェイオンにはさまざまな園芸品種があります。それぞれの花の色や、開花時期があるためチェックしてみてください。

ウィズレー・ブルー

淡くはかなげな、青紫の花びらがきれいな種類です。開花時期は2~4月で、比較的長く花を楽しめます。

ロルフフィードラー

ウィズレー・ブルーよりも花びらが小さく、群れて咲いていると、小さな星が集まっているように見えます。花の色は青や紫で、淡さはあまりなく、はっきりとした色合いなのが特徴です。3~4月に開花時期を迎えます。

黄花ハナニラ

青系の花色が目立つイフェイオンですが、黄花ハナニラは名前のとおり目の覚めるような黄色い花びらが特徴です。葉の形は、他のイフェイオンよりも細くとがっています。開花時期は2~4月と、少々早めに咲くことも特徴に挙げられます。

パルビフローラ

春咲きのイフェイオンが多いなかで、パルビフローラは珍しく冬に咲く種類です。開花時期は11月~12月で、雪のような白い花びらが特徴です。

まとめ

出典:写真AC

イフェイオンは大変育てやすく手のかからない植物で、今まで花を育てたことがない方にもおすすめです。一度植えれば、年々自然に数が増えるため、どんどん華やかな見た目になっていくでしょう。青や白の花が群れて咲く様子は大変美しいですよ。ぜひ育ててみてくださいね。

佐野美帆
ライター

佐野美帆

自然が好きで、よく郊外に遊びに出かけます。お茶の専門店で働いていた経験があり、紅茶を含むお茶全般とハーブの勉強をしています。また、日本文学分野での出版経験を活かし、神話や民間伝承と植物の関わりに特化した記事が得意分野です。

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