リンゴンベリー(コケモモ)とは?特徴・効能やおすすめの食べ方を紹介!

リンゴンベリー(コケモモ)とは?特徴・効能やおすすめの食べ方を紹介!

リンゴンベリーとは、コケモモという和名をもつ常緑低木です。初夏になると釣鐘のような形をした白やピンクの花を咲かせ、秋になると赤い実をつけます。日本国内でも栽培でき、実は食用としても楽しめます。そんなリンゴンベリーについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.リンゴンベリー(コケモモ)とは?
  2. 2.リンゴンベリー(コケモモ)の特徴
  3. 3.リンゴンベリー(コケモモ)の育て方
  4. 4.リンゴンベリー(コケモモ)の効能・効果
  5. 5.リンゴンベリー(コケモモ)の食べ方
  6. 6.まとめ

実の特徴

実の大きさは直径1cmほどで、旬の時期になると赤く熟します。肉質な果皮と果汁が多いのが特徴で、その見た目はクランベリーの実ととてもよく似ています。しかし、洋ナシのようなかたちのクランベリーの実と比べると、リンゴンベリーの実は丸いかたちをしています。

味の特徴

リンゴンベリーの果実は酸味が強く、生食よりも加工して食べられることが多いです。味もクランベリーと似ていて、クランベリーと同じようにジャムやコンポートに加工されます。

クランベリーとの違い

花の形状

ツルコケモモという別名をもつクランベリーは、リンゴンベリーととてもよく似ています。このふたつはまず、花の形状で見分けられます。リンゴンベリーの花は釣鐘のような形をしていますが、クランベリーの花の花びらはうしろに反り返るように咲きます。

ツルの伸び方

リンゴンベリーとクランベリーは、ツルの伸ばし方でも区別できます。リンゴンベリーは地にはうようにして成長しますが、クランベリーはツルを伸ばして成長します。

リンゴンベリー(コケモモ)の育て方

栽培環境

リンゴンベリーは日当たりのよい場所を好みますが、高温多湿が苦手です。そのため、湿度が高くなる夏は風通しのよい場所で栽培するようにしましょう。寒さに強いという特徴もあるので、日本国内では北海道のような寒い地域でも栽培できます。

肥料

リンゴンベリーはやせた土でも育つので、肥料は特に必要ありません。花が咲く前の3月~5月頃と、実を収穫したあとの9月~11月頃にそれぞれ1回ずつ液体肥料を薄めてあげる程度で十分です。

用土

リンゴンベリーは酸性かつ水はけのよい土で栽培しましょう。用土にピートモスを混ぜ込むと酸性になります。ブルーベリー用の培養土があれば、それを使うのもおすすめです。ブルーベリー用の培養土は酸性に調整されているため、リンゴンベリーでも使用できます。

水やり

水やりは、土の表面が完全に乾いてからたっぷりあげるようにしましょう。リンゴンベリーは湿度に弱いので、水のあげすぎには注意してください。夏は土が乾きやすいので、朝と夕方の1日2回水やりをする必要があります。

ボタニ子

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次ページからはリンゴベリーの効能や効果について紹介するよ!

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リンゴンベリー(コケモモ)の効能・効果

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