リンゴンベリー(コケモモ)とは?特徴・効能やおすすめの食べ方を紹介!

リンゴンベリー(コケモモ)とは?特徴・効能やおすすめの食べ方を紹介!

リンゴンベリーとは、コケモモという和名をもつ常緑低木です。初夏になると釣鐘のような形をした白やピンクの花を咲かせ、秋になると赤い実をつけます。日本国内でも栽培でき、実は食用としても楽しめます。そんなリンゴンベリーについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.リンゴンベリー(コケモモ)とは?
  2. 2.リンゴンベリー(コケモモ)の特徴
  3. 3.リンゴンベリー(コケモモ)の育て方
  4. 4.リンゴンベリー(コケモモ)の効能・効果
  5. 5.リンゴンベリー(コケモモ)の食べ方
  6. 6.まとめ

リンゴンベリー(コケモモ)の効能・効果

Photo by hfb

つづいて、リンゴンベリーの実を食べることで期待できる効能・効果をご紹介します。

効能・効果①肌の調子を整える

リンゴンベリーに含まれるαアルブチンという成分は、メラニンが作られるのを抑え、肌の調子を整えるはたらきがあります。αアルブチンは化粧品に使われることもある成分で、シミやそばかすを目立ちにくくしてくれます。

α-アルブチンは、チロシナーゼに直接作用してメラニンの生成を抑制します。

効能・効果②若々しい身体に

リンゴンベリーの実には、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲンを作るのに必要な栄養素で、骨や腱を若々しく保ってくれます。また、ビタミンCには細胞が酸化するのを遅らせる作用もあります。

ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物です。
最近はビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることが期待されています。

効能・効果③生活習慣病の予防

リンゴンベリーの実にはビタミンEも含まれています。ビタミンEは強い抗酸化作用が特徴で、血管を健康に保ってくれます。血管が健康だと血液の巡りもよくなり、身体の冷えを防ぎます。

血管を健康に保つほか、血中のLDLコレステロールの酸化を抑制したり、赤血球の破壊を防いだりする作用もあることが知られています。また、細胞の酸化を防ぐため、老化防止にも効果があります。

効能・効果④目の健康を保つ

アントシアニンはほとんどのベリー類に含まれており、リンゴンベリーにも含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種で、目のピント調節を助け、目の疲れを軽減してくれる作用もあります。

網膜に存在するロドプシンというタンパク質はアントシアニンによって再合成が促され、目の機能の改善が期待できます。

効能・効果⑤利尿作用

肌を健やかに保ってくれるαアルブチンには、利尿作用もあります。雑菌が増えるのを抑えるはたらきもあるので、膀胱炎や尿路系の疾患を予防してくれます。

さらに殺菌効果も持つことから、尿路消毒薬や利尿薬として、膀胱炎や腎炎などによる尿路感染症や尿路結石の治療などに用いられています。

リンゴンベリー(コケモモ)の食べ方

出典:写真AC

リンゴンベリーの効能・効果がわかったところで、次はリンゴンベリーの食べ方をご紹介します。

食べ方①ジャム

酸味が強くクランベリーのような甘酸っぱい味が特徴のリンゴンベリーの実は、ジャムにして食べるのがポピュラーです。ジャムにすると保存がきくので、北欧では寒い時期の貴重な栄養源として食べられています。

食べ方②ジュース

果汁をジュースにして飲むのもおすすめです。北海道の知床地域ではリンゴンベリーが多く自生しているので、リンゴンベリーのジュースは北海道のお土産の定番として親しまれています。

食べ方③ドライフルーツ

リンゴンベリーをドライフルーツにしたものなら、日本国内のスーパーでも販売されていることがあります。そのまま食べる以外にも、スムージーに入れたりヨーグルトのトッピングに使ったりすると、リンゴンベリーのさわやかな酸味を楽しむことができますよ。

まとめ

出典:写真AC

リンゴンベリーの特徴や食べ方のまとめでした。リンゴンベリーは和名をコケモモといい、北海道の一部の地域ではフレップと呼ばれています。味や見た目はクランベリーと似ていますが、花の形状やツルの伸び方で区別できます。リンゴンベリーの実はジャムやジュースにして食べるのが一般的です。スーパーでも取り扱っているところもあるので、ぜひ探してみてくださいね。

apple.
ライター

apple.

ターシャ・テューダーが好きな食いしん坊ライター。ゴーヤでグリーンカーテンを作るのが夢。フラワーアレンジメント歴5年で好きな花はミモザとユーカリ。

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