10月に植え付ける花のおすすめ品種20選！各種の特徴や花言葉を紹介！

球根植物は苗の植え付けとは違い、球根を直接地面に植え付けます。秋植え球根の場合、主に翌年の開花となるのですが、なかには成長が早く、植え付けた翌月に開花するものもあります。あまり気温の高い時期に植え付けると、球根が腐ってしまう場合もあるため注意しましょう。

独特な模様の小さな花が集まって咲くアルストロメリアは、矮性から高性まで草丈の幅も広く、鉢植えや庭植えに幅広く活用できます。どことなくエキゾチックな雰囲気を持ち合わせた花は、色数も豊富で切り花でも人気の植物です。

アルストロメリアの花言葉は

• 「未来へのあこがれ」
• 「持続」
• 「エキゾチック」

香りのよいことで知られるフリージアは、色数も豊富です。特に黄花と白花は強い芳香を放ちます。寒さに弱い傾向があるため、暖地以外では鉢植えで管理したほうがよいでしょう。花には一重と八重咲の品種があります。

フリージアの花言葉には

• 「友情」
• 「信頼」
• 「親愛の情」

群植されているイメージの強いムスカリは、植え付けて2～3年放置するとほどよく増えます。とても丈夫な植物で、球根初心者にもおすすめです。一見変わった粒々の花弁のように見えますが、釣鐘型の小さな花が密集して咲いています。

ムスカリの花言葉には

• 「失望」
• 「失意」
• 「絶望」

基本的に花木の植え付けは、常緑樹の場合は梅雨の時期です。落葉樹の場合、花を終えて葉が落ちるころの植え付け時期が好ましいとされています。そういった点から、10月に植え付ける花木は落葉樹がメインになりますね。また、紹介する半常緑のハゴロモジャスミンのように、春と秋の年2回、植え付けのチャンスのある花木もあります。

カシワバアジサイの名前は、カシワの葉のような切れ込みのある葉をもつところから付けられました。花は円錐形で、裾の方から順に開花していきます。数あるアジサイのなかでも、クリームがかった白い花がエレガントな人気品種です。

カシワバアジサイの花言葉は

• 「慈愛」
• 「優美」
• 「清純」

ハゴロモジャスミンは半常緑のつる性植物です。関東以西で住宅地のフェンスなどで見かけることも多いでしょう。小さな白い花はとても香りが強く、ピンク色のつぼみが目をひきます。満開の時期はまさに羽衣をまとっているかのようです。

ハゴロモジャスミンの花言葉は

• 「誘惑」
• 「あなたは私のもの」
• 「官能的な愛」

「百花の王」の異名を持つボタン。その存在は堂々としていかにも王者らしい風格です。落葉低木で、冬季は地上部が寂しくなります。多肥を好む花のため、肥料切れにならないよう注意しましょう。

ボタンの花言葉は

• 「風格」
• 「富貴」
• 「人見知り」
• 「恥じらい」

よりよい状態で花を咲かせるには、日当たりや土づくりだけでなく、植え付ける時期が大切ですね。咲く時期は分かっていても、植え付ける時期となるとよくわからないという人も多いでしょう。今回紹介した10月に植え付ける花を参考に、秋のガーデニングを楽しんでくださいね。