マリーゴールドの育て方
ここからはマリーゴールドの栽培方法を確認します。マリーゴールドは丈夫でよく育つのでガーデニング初心者でも扱いやすい花ですが、多湿状態や株が混み合っていることによって病害虫の被害を受けることがあります。風通しのいい場所で育てることが、元気な状態を保つコツですよ。
育て方①栽培環境
マリーゴールドは日当たりと水はけのいい場所を好みます。土質にはそれほど神経質になる必要がありません。夏の暑さの中でもよく育ち、軽い霜程度なら耐えられる丈夫さが魅力です。フレンチ種は短日のほうが多くの花をつけ、アフリカン種は長日のほうが花付きがいいというように、品種によって差があります。目指す花壇の雰囲気にあわせて選んでくださいね。
育て方②水やり・肥料
マリーゴールドを庭植えで育てる場合、水やりはほとんど必要ありません。極端に乾燥しているとき以外は、自然に降る雨に任せれば十分でしょう。肥料も同様で、不要です。鉢植えは、表土が乾いたらその都度たっぷり与えます。水切れは下葉の枯れ上がりに繋がるので注意してくださいね。肥料は定期的に、リン酸分の多い肥料を施すのがおすすめです。
育て方③病気・害虫
マリーゴールドは灰色かび病にかかることがあります。長雨や多湿が大きな原因なので、風通しのいい環境での管理を心がけてくださいね。また、生育期にヨトウムシやアブラムシ、ハダニによる食害を受けることがあります。見つけたら即座に駆虫しましょう。こちらも風通しをよくすることが予防に繋がるので、枯れたり傷んだりした葉を取り除くといいですよ。
8月15日の誕生花(マリーゴールド以外)
8月15日の誕生花は、マリーゴールド以外にもいくつかあります。夏休みの風物詩である「ヒマワリ」としなやかな咲きぶりが美しい「モントブレチア」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。タイプは違いますが、どちらも青空によく映える夏らしい花ですね。
8月15日の誕生花①ヒマワリ
8月15日の誕生花には夏を代表する大輪の花、ヒマワリがあります。「あなただけを見つめる」「あこがれ」という、情熱的な花言葉はギフトにも人気がありますね。種を炒って食べたり、オイルを料理に使ったりと、観賞以外の楽しみ方もさまざまです。黄色以外の花色はめずらしいですが、「ほどよい恋愛(白色)」「悲哀(紫色)」などの花言葉がつけられていますよ。
8月15日の誕生花②モントブレチア
モントブレチアは南アフリカを原産とする植物です。和名ではヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)とも呼ばれます。「謙譲の美」「楽しい思い出」「いい便り」といった奥ゆかしい花言葉は、うつむくように咲く控えめな姿が由来です。丈夫な性質から日本各地で自生していて、野山の茂る緑の中にひっそりと咲くオレンジ色は、清楚ながら力強さを感じさせます。