変な見た目の野菜④コールラビ
基本情報
- 原産地…地中海
- 旬…6~7月・10~12月
- 栄養素…ビタミン・カリウム
コールラビの特徴
コールラビ(Kohlrabi)は、ドイツ語で「Kohl(キャベツ)」と「Rabi(カブ)」を合わせて名づけられた野菜です。葉が実のあちこちから生えてくる変わった見た目の野菜ですが、生で食べるとシャキシャキ、炒めるとコリコリ、煮るとホクホクと、さまざまな食感を楽しめます。味はキャベツやブロッコリーの芯のような感じで、ほのかな甘みを持っています。
コールラビのおすすめの食べ方
コールラビはくせがなく、サラダや漬物、スープや炒め物、何にでも合う野菜です。初めての方は皮をむき、薄くスライスするか千切りにして、塩やオイルで和えて食べましょう。ほのかな甘みと食感を楽しめます。料理の際は、特別な下処理は必要ありません。カブや大根と扱い方は同じです。
変な見た目の野菜⑤ロマネスコ
基本情報
- 原産地…ヨーロッパ
- 旬…11~2月
- 栄養素…ビタミン(レモン果汁100mg分)・食物繊維
ロマネスコの特徴
ロマネスコは変わった形をしていますが、房がサンゴのようにきれいなため、ヨーロッパでは「世界一美しい野菜」といわれています。味はブロッコリーのようにほのかに甘く、カリフラワーのようにコリコリした食感です。扱い方はブロッコリーやカリフラワーと同じで、煮ても焼いても揚げても美味しく食べられます。
ボタニ子
ロマネスコのゆで方
- 周りについている葉と芯を切り落とす
- 房を食べやすい大きさにカットする
- 沸騰した湯に塩を入れ、2分~3分ゆでる
- 水にはさらさず、そのまま冷ます
世界の珍しい野菜➅~⑩
ふしぎな味の野菜⑥アイスプラント
基本情報
- 原産地…ヨーロッパ・西アジア・南アフリカ
- 旬…通年(日本では水耕栽培されているため)
- 栄養素…ミネラル・ビタミン
アイスプラントの特徴
アイスプラントは、葉や茎の表面に水滴のような粒がついているのが特徴です。水滴がまるで凍っているように見えることから、「アイスプラント」と名前がつけられました。何もつけなくてもほんのり塩味がする、変わった野菜です。茎はシャキシャキしており、葉は柔らかく、味にくせがないためサラダで食べるのがおすすめです。
アイスプラントのおすすめの食べ方
アイスプラントは水耕栽培されており、無農薬で育てられているため、洗う必要はありません。手でちぎってサラダに入れて食べましょう。しょうゆ、ドレッシング、ポン酢、マヨネーズ、なんでも合います。初めて手にする方は、ぜひそのまま食べて、食感や塩味を楽しんでください。
ふしぎな味の野菜⑦グラスジェムコーン
基本情報
- 原産地…アメリカ
- 旬…夏~初秋
- 栄養…ビタミン・カリウム
グラスジェムコーンの特徴
グラスジェムコーンは、ネイティブアメリカンのカール・バーンズさんが品種改良によって作り出しました。色の鮮やかさから「レインボーコーン」とも呼ばれ、観賞用としても親しまれています。トウモロコシのような甘みを持たず、焼いたりゆでたりすると固くて食べにくくなってしまうふしぎな野菜です。ポップコーンにして食べるのがおすすめです。作り方はトウモロコシと同じようにしてください。
ポップコーンの作り方
■材料(作りやすい分量)
グラスジェムコーン | 30g |
オイル(バターでも可) | 大さじ1 |
塩などの調味料 | お好みで |
- フライパンにオイル(バター)と、グラスジェムコーン1粒を入れて強火にかける
- コーンがはじけたら、残りのグラスジェムコーンを入れる
- 7割ぐらいはじけたら火からおろし、余熱で全てがはじけるのを待つ
- お好みで、塩などで味付けする
ボタニ子
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料理に使う際は、次のゆで方を参考に下処理してね!