ハニーサックルの増やし方
ハニーサックルを増やすのはとても簡単です。方法は挿し木と種まきで、挿し木に適した時期は7~8月、種まきに適した時期は、春(3~4月頃)と秋(9~10月頃)です。お気に入りの品種があるときには、地植えのものを鉢植えとして増やし楽しむのもよいのではないでしょうか?
ハニーサックルの増やし方①挿し木
その年に伸びた枝(2~3節分の長さ)を挿し穂として使います。
【挿し木の方法】
- 挿し穂の下方についている葉を取り除く。
- 1を数時間水の中に挿しておき水揚げをする。
- 挿し木用土を入れた容器に挿す。
- 発根するまで風通しのよい日陰に置き管理する(根が出るまでは水やりをする。)
- 発根したら鉢に植え替える。
ハニーサックルの増やし方②種まき
【種まきの方法】
- 種まき用土を入れた容器に数粒種をまく。
- 風通しのよい日陰に置き管理する(水やりを忘れないようにする。)
- 発芽したら元気のよいものを一つ残し間引く。
- 苗を育てる。
ハニーサックルの精油と効果
精油の原料としてもハニーサックルは利用されています。精油(エッセンシャルオイル)とは植物から抽出したエッセンスで、有効成分を多く含有した揮発性の芳香物質です。精油は、身体にさまざまな作用をもたらします。精油が心身に作用する道すじの一つが、嗅覚器から脳へ伝わるといった経路です。精油の香りを嗅ぐことでリラックスできたりするのは、このためです。
精油成分
個人差はありますが、ハニーサックルの精油には以下のような効果が期待できるといわれています。
- リラックス効果
- 呼吸器系の不調を和らげる
- 利尿作用
- 美肌効果
まとめ
ハニーサックルは独特な形状の花を咲かせるツル植物です。花色も豊富で、とてもよい香りがします。生育が旺盛なため、剪定や誘引などの作業が必要ですが、好みの大きさや形にして育てられる利点もあります。上手に仕立てたハニーサックルが庭の植物に仲間入りすると、それだけでイングリッシュガーデン風の雰囲気に変わる気がしませんか?ぜひ育ててみて下さい。