貴陽(きよう)とはどんな果物?スモモ品種としての特徴や食べ方を紹介!

貴陽(きよう)とはどんな果物?スモモ品種としての特徴や食べ方を紹介!

貴陽は1996年に生まれた新しいスモモです。栽培がとても難しいかわりに果汁が多く、とても濃厚な味となっています。また他のスモモよりも大きく、食べ応えのある果肉です。この記事では、貴陽の特徴やおすすめの食べ方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.貴陽とは
  2. 2.貴陽の特徴
  3. 3.貴陽の食べごろは
  4. 4.貴陽のおすすめの食べ方
  5. 5.まとめ

貴陽の食べごろは

貴陽の食べごろは表面の特徴や時期で判断することができます。食べごろに味わえば糖度も高く良い味ですが、食べごろを過ぎてしまうと美味しさが逃げてしまいます。うまく貴陽の食べごろを見きわめて、1番美味しいときに貴陽を味わいましょう。

旬の時期

貴陽の旬は、主に7月下旬から8月です。8月には山梨県で「貴陽狩り」も行われ、まさに旬の果物となっています。貴陽を育てている農家の方はわずか30人といわれることもありますが、旬になると市場に流通し始めます。また、貴陽の産地に近い場所に住んでいる場合は、7月上旬でも美味しくいただけます。

フルーツギフトなどでも活躍

貴陽は高級な果物なので、旬の時期にはフルーツギフトや詰め合わせに使われることがあります。フルーツギフトに入っている果物は熟しているものが多く、貴陽も例外ではありません。ケーキに乗せようと何日か置いていたら、食べ頃をすぎてしまったということもあります。詰め合わせされている貴陽は、そのまますぐ早めに食べる方がよいです。

「輪紋」を見る

貴陽には、熟すと底の部分に大きな模様が出ます。小さな輪の集まったような模様で「輪紋」と呼ばれているものです。ちょうど食べ頃の時期に出るため、輪紋が出た貴陽は1番美味しくなっています。輪紋が出た貴陽はどんな食べ方でも美味しく食べられるので、輪紋を見逃さないようにしてください。

貴陽のおすすめの食べ方

貴陽は「幻のスモモ」とも呼ばれ、高級な珍しいスモモです。強い甘みと抑えられた酸味で、お菓子などにも使うことができます。主にタルトなどのトッピングに使ったり、さまざまな使い方があります。またそのままで食べるのも、貴陽の味を直接味わえておすすめです。

そのまま食べる

貴陽はもちろんお菓子や料理などにもあいますが、そのままでも十分な美味しさです。貴陽の味だけを楽しみたいという方におすすめで、輪紋が出るころになるとさらに甘みが引き立っています。ジューシーな果肉をたっぷり食べられるので、料理よりもそのままのほうが好みの方もいるかもしれません。

タルトにして

  1. ボウルにバター60g、粉砂糖50g、塩1つまみを入れて混ぜる
  2. とき卵25gを3回に分けて入れ、薄力粉125gを加えて混ぜる
  3. できたものを冷蔵庫で1時間休ませ、市販のタルト型などに流しこむ
  4. タルト型ができたらクリームを流しこみ、その上に貴陽を乗せる
旬の時期の貴陽は糖度が最高に高いため、タルトともよくあいます。

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ブランデーに漬ける

  1. ブランデーに使う瓶を、キッチンペーパーなどできれいに掃除する
  2. ヘタを取った貴陽と、氷砂糖、ブランデーを順番に入れる
  3. 3ヶ月ほど風通しのよい場所において完成

熟した貴陽でも美味しくいただけるため、少し傷んでしまった貴陽でも利用することができます。

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まとめ

貴陽は新しい品種ですが、とても甘くジューシーな果肉のスモモです。希少性もあり「幻のスモモ」と呼ばれ、食べがいのある美味しいスモモとなっています。タルトやブランデーなどにも使え、フルーツギフトにも最適です。手に入ったらぜひ味わってみてください。

シロクマ
ライター

シロクマ

植物の中でも、多肉植物が特に好きです。 ゆるりとやっているので、よろしくお願いします!

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