ブルーアイスの育て方!剪定の仕方や庭木としての管理方法を紹介!

ブルーアイスの育て方!剪定の仕方や庭木としての管理方法を紹介!

ブルーアイスは、名前のとおり青く輝くように美しい葉をつけるのが特徴で、庭に涼しげな印象を与えてくれる植物です。耐寒性が強く、常緑性の性質を利用してクリスマスツリーにも利用されています。そんなブルーアイスの育て方や剪定の仕方、庭木としての管理方法を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ブルーアイスとは
  2. 2.ブルーアイスの育て方
  3. 3.ブルーアイスの剪定
  4. 4.ブルーアイスの病気と害虫
  5. 5.まとめ

ブルーアイスの剪定

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ブルーアイスは放任で育てても円すい型に成長していきますが、適度に剪定をして形を整えながら育てるとさらに美しい樹形が保てます。また、ブルーアイスは「コニファー」に分類されている植物のため、以下の「コニファーの剪定ガイド」もぜひ参考にしてみてくださいね。ブルーアイスを美しく保つための選定方法を2つ紹介します。

コニファーの剪定ガイド!手入れの時期はいつがいい?上手な切り方は?のイメージ
コニファーの剪定ガイド!手入れの時期はいつがいい?上手な切り方は?
コニファーは簡単にきれいな樹形に育っていくため、手入れがほとんどいらないとされています。しかし、高さや他の庭木との相性を考え、樹形を剪定してコントロールしたいこともあるでしょう。この記事ではそんなコニファーの基本的な剪定方法や手入れについてご紹介します。

剪定方法①透かし剪定

透かし剪定は、株の内側部分の込み入っている枝を、透かすように剪定していく方法です。枝が込み入っていると蒸れてしまうため、枝の数を減らして風通しをよくする必要があります。また、株の外側は太陽の光がよく当たりますが、内側部分は日光が届きにくいのが特徴です。透かし剪定をして株の内側まで日当たりをよくすると、健康的に育つ利点があります。

剪定方法②切り戻し剪定

切り戻し剪定は、樹形の乱れた部分や伸びすぎた枝を切り取り、樹形を美しく保つために必要な剪定です。ブルーアイスの魅力でもある円すい型になるように、きれいに剪定していきましょう。また、2月ごろに思い切って樹高の半分くらいの高さまで切り戻し剪定をすると、春に切り口からたくさんの新芽が伸びてきます。

「挿し木」での増やし方

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剪定で切り落とした枝を利用して、挿し木で増やしてくのがおすすめです。その年に育った健康な枝を選び、先端から10cm〜15cmほどの長さで切り取りましょう。下についている余分な葉を取り除いてから、赤玉土などの挿し木用の用土に挿してください。たっぷりと水を与えて風通しのよい日陰で発根をまちます。水切れさせないように管理するのがポイントです。

ブルーアイスの病気と害虫

ブルーアイスは耐暑性や耐寒性が強いだけでなく、病気にかかりにくいのも特徴です。しかし、年間を通して発生しやすい害虫や、大量発生してしまう恐れのある害虫には注意しましょう。ブルーアイスが受けやすい害虫被害を紹介します。

アブラムシ

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アブラムシは年間を通して発生しやすいため、葉や茎をよく観察しながら育てましょう。集団で寄生して、ブルーアイスの栄養分を吸い取ってしまいます。見つけたらすぐにガムテープなどに貼り付けて駆除しましょう。数が多い場合は殺虫剤を散布してください。光り物が苦手な性質を利用して、園芸用のシルバーテープを張り巡らせておくと予防が可能です。

カイガラムシ

カイガラムシは、名前のとおり貝殻のように硬い甲羅をもつ害虫です。葉や茎の汁を吸って成長し、排泄物から「すす病」や「こうやく病」に感染してしまうため注意が必要です。さらに、排泄物には糖分が含まれており、アブラムシやアリなどを寄せ付けてしまう危険もあります。殺虫剤が効きにくいため、歯ブラシなどを使用して払い落として駆除してください。

まとめ

ブルーアイスの庭木としての管理方法や剪定の仕方、名前の由来や注意が必要な害虫被害などを紹介しました。ブルーアイスは病気にかかりにくく、暑さや寒さにも強いため初心者でも簡単に育てられる植物です。暑い時期には花壇に涼しげな印象を与えてくれて、冬にはクリスマスツリーとしても利用できる素敵なブルーアイスを、ぜひ育ててみてくださいね。

Alisa.
ライター

Alisa.

よろしくお願いします。

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