レシピ②とりもも肉のソテー発酵青ネギのせ
とりもも肉に青いネギを発酵させたものをトッピングして、たれとして使うレシピです。とりもも肉の臭み消しと柔らかくするのに、ネギの白い部分を使って作った「ネギ塩だれ」とお酢で漬け込み、仕上げに発酵トマトを添えるトリプル発酵食品のレシピです。栄養もあり腸の働きのサポートも期待できます。
材料(2人分)
- とりもも肉:1枚(250g~300g)
- ネギの塩だれ:大さじ2
- 酢:大さじ1(肉がやわらかくなる)
- ごま油:小さじ1.5
- 発酵青ネギ:大さじ1
- 発酵トマト:大さじ2
作り方
- ジッパー付きの保存袋にとりもも肉とネギ塩だれをいれてもみ込む
- 10時間くらい冷蔵庫でねかせる
- テフロン加工のフライパンにごま油を入れて、肉を皮目から中火で焼く
- 塩だれも全部入れる
- ネギ塩だれがこげないように端によせておくとよい
- ふたをして肉の中に火が通るまで加熱する
- 肉を食べやすい大きさに切る
- フライパンのネギ塩だれを肉にかけ、上に青ネギの発酵たれをかける
- 発酵トマトをそえる(あればパクチーや三つ葉をそえる)
発酵トマトの材料
- 完熟:トマト3個
- 塩:トマトの重さの2%
- 水:トマトの重さの20%
- 保存ビン
発酵トマトの作り方
- トマトは2cm角に切り計量する
- 塩と水はトマトの重さに対して計算してから計る
- ボールにトマトを入れてから塩を入れてなじませる
- 水を加えてからビンに保存する(常温)
- 1日に2~3回ビンを振る
- 水が白濁したら発酵は完了
- 冷倉庫で保存する
ネギの塩だれの材料
- ネギの白い部分:2本
- 酒50cみりん:50cc
- ごま油:50cc
- しょう油:大さじ2(濃い口でも白だしでもお好みで)
- 砂糖:大さじ
- 塩:小さじ2(好みで半量でもよい)
- レモン汁50cc(市販のレモン汁でよい)
- 水:100cc
- 中華だし:5g
- チューブのニンニク:2cm
- チューブのショウガ:2cm
- 保存ビン
ネギの白い部分の大量消費にもってこいの鉄板のたれです。ごま油も加えるためこくがあり、中華のたれや、肉の臭み消しとして下味つけにも利用できます。ネギの青い部分の下半分で作ってみてはいかがでしょうか?おつまみレシピにぴったりのたれです!
ネギの塩だれの作り方
- 長ネギの白い部分は縦に切れ目を入れてみじん切りにする(大きめに)
- 小鍋にみりんと酒を入れて沸騰させ、アルコール分をとばす
- 水と砂糖・中華だし・しょう油を加えて溶かす
- あら熱がとれたらビンにうつしネギと3を加える
- 4のビンにニンニクと・ショウガ・塩・ごま油・レモン汁を入れる
- よくまぜてなじませ半日くらい置いてから使う
レシピ③ネギの青い部分と素干しえびのチヂミ
ネギの青い部分を大量に入れたチヂミは、軽食やおつまみ用にかんたんに調理できます。このレシピはカリカリの食感で、もっちりタイプのチヂミが好きでない方におすすめです。栄養を考えて、カルシウムがとれるように素干しえびを加えました。本格的なチヂミのたれも紹介します。
材料(2人分)
- ネギの青い部分:1把分
- 素干しエビ:大さじ2、またはちりめんじゃこ
- 天ぷら粉:大さじ8
- 水:80cc
- ごま油:大さじ1
作り方
- ネギの青い部分は小口切りにする
- ボールに天ぷら粉と水を入れて、なめらかになるまでまぜる
- ネギと素干しエビを加えてまぜる
- テフロン加工のフライパン(26cm)にごま油の1/2量を入れて中火にかける
- 3の生地をフライパンいっぱいにスプーンで広げる(真ん中は薄くのばす)
- 生地のまわりが、カリカリになってきたら裏返す
- 円形の生地のまわりに残りのごま油を回しかける
- へらで押し付けるように焼く
- まわりがかりかりになるまで両面焼きをする
- 食べやすく切り、好みでたれ(チョカンジャン)をかける
チョカンジャンの材料
- ネギの青い部分:大さじ1
- しょう油:大2さじ
- 酢:大さじ1
- いりごま:大さじ1/2
- 韓国トウガラシ:小さじ1
チョカンジャンの作り方
- ネギは小口切りにする
- 器にネギ、しょう油、酢、いりごまを入れてよくまぜる
- トッピングに韓国トウガラシをのせ、食べるときによくまぜる
レシピ④おつまみに!青ネギ入り焼き味噌
ネギの青い部分を使い、栄養のある味噌とまぜて焼く「焼き味噌」は保存性にもすぐれ、スティック野菜につけると美味しいおつまみになります。オーブントースターや、グリルで焼くとかんたんに調理できますよ。
材料(2人分)
- ネギの青い部分:1把分
- 味噌(好みのもの):100g
- サラダ油または、ごま油:小さじ1
- アルミホイル:20cm
作り方
- ネギの青い部分は小口切りにする
- ボールに味噌とネギを入れてなめらかになるまでまぜる
- アルミホイルを二重にして油をぬる
- ホイルの上に2の味噌とネギを平らにのばす
- こんがりと焼き色がつくまで焼く
- ごはんにのせたり、おつまみとして野菜につけたりして食べる
レシピ⑤ネギの青い部分と紅ショウガのかき揚げ
ネギの青い部分と彩りのきれいな紅しょうがのかき揚げは、おつまみや麺類のそえものに重宝します。ポイントは衣をうすめにつくることです。ネギの青い部分が鮮やかに見えて、きれいに仕上がります。市販の天ぷら粉でかんたんに調理でき、ネギの大量消費にぴったりです。
材料
- ネギの青い部分:1把分
- 紅ショウガ:大さじ1
- 天ぷら粉:100g
- 水:150~160cc(固さをみて濃いときは水を大さじ1加える)
- 揚げ油:適量
作り方
- ネギの青い部分は小口切りにする
- 紅ショウガは液を切る
- 天ぷら粉と水をボールに入れてよくまぜる
- 180℃に油を熱する
- 小さめのスプーンやレードルで小さく薄くあげる
レシピ⑥青ネギ・高菜・生タラのにんにく鍋
「青ネギ・高菜・生タラのにんにく鍋」は、ネギの青い部分も白い部分もすべて使い、ニンニクもごろごろ加える栄養値のたかい鍋ものです。ネギの青い部分も、薬味ではなく主役として味わえます。またネギがたくさん入るため、魚の臭み消しの効果もあります。
材料(2人分)
- ネギ:2本
- 生タラの切り身:2~3切れ
- 高菜のつけもの:100g
- 鷹の爪:2本
- ニンニク:2かけ
- ショウガ:1かけ
- ごま油:大さじ1
- 水:200cc
- 酒:50cc
作り方
- ネギは青い部分も白い部分も大きめのななめ切りにする
- 生たらはバットにのせて、うすく塩をふり(分量外)20分おく
- たらはペーパータオルで出た水気をふきとる
- 高菜は水洗いをしてから2cm幅に切る
- ショウガは薄切り、ニンニクは皮をむいて軽くたたく
- 土鍋でつくるときは別にフライパンで具材を調理してから煮込む
- ごま油を熱しニンニク、ショウガ、鷹の爪を香りが出るまで炒める
- ネギを炒めてから高菜を入れる
- たらは軽く焦げ目がつくように焼きつける
- 水と酒が沸騰したら、具材を入れてあくとりをして10分煮込む
まとめ
ねぎの青い部分を固いと感じずに美味しく食べられるレシピを紹介しました。ネギの青い部分の栄養効果を生かせば、腸活や免疫力アップが期待できます。青い部分も捨てずに料理に使えば、フードロスへの貢献もできるでしょう。
- 1
- 2
出典:筆者撮影・調理