ムカデに噛まれた場合の対処法
ムカデの被害を受けたときは、早急な応急処置が必要となります。いくらムカデ対策をしていても、時に被害を受けてしまうこともあります。ムカデに噛まれてしまったときの応急処置の方法をご紹介しますので、ぜひ覚えておいてください。
①お湯で傷口を洗い流す
ムカデに噛まれた時にはすぐに、43~50℃ほどの火傷しないぎりぎりの温度のお湯で、10~20分患部を洗いましょう。ムカデの毒はたんぱく質なので、熱いお湯に浸すことで変質し、効果が薄れていきます。容器に溜めたお湯ではすぐに温度が下がってしまうので、シャワーや水道など流水を当ててください。このときに傷口を少し開いて、中の毒を洗い流すようにすると効果的です。
②市販の薬を塗る
患部をお湯で洗い流した後は、市販の虫刺され用の薬を塗ってください。ムカデに噛まれると、患部が炎症を起こすので、炎症を抑える「ステロイド成分」が入った薬が効果的です。最近ではムカデに噛まれたとき用の薬も販売されているので、常備しておくと安心できます。
③症状が重い場合は病院へ
ムカデの毒は害虫の中でも強力です。上で説明したような応急処置では収まらない場合もありますので、そのときは早めに病院へ行きましょう。また、過去に被害に遭われた方は、アナフィラキシーショックにより、呼吸困難や息切れ、蕁麻疹などが出る場合もあります。命にかかわる場合もあるので、速やかに医療機関を受診してください。
まとめ
今回は、ムカデ対策におすすめの商品をご紹介しました。ムカデの被害に遭わないためには、まずはムカデを遠ざけることです。大量発生する梅雨前にしっかりと対策をしましょう。それでも遭遇してしまった場合に備えて、直接吹きかけるタイプの商品など、複数のものを用意しておくと効果的です。
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