果実酒におすすめの果物10選!おすすめの理由や簡単レシピも紹介

果実酒におすすめの果物10選!おすすめの理由や簡単レシピも紹介

フルーティーな味わいが魅力的な果実酒は、材料が揃えば自宅で簡単に作れるのでおすすめです。スーパーで売っている身近な材料で作れるので、初心者でもチャレンジしやすいですよ。この記事では、そんな果実酒におすすめの果物やレシピをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.果実酒におすすめの果物10選
  2. 2.果実酒の簡単レシピ3選
  3. 3.果実酒を作るときのコツ
  4. 4.まとめ

果実酒におすすめの果物10選

おすすめの果物①ウメ

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爽やかな香りが特徴のウメは、果実酒の定番といっていい果物です。下処理もほとんど必要なく、材料も揃えやすので、初心者でも簡単においしい果実酒が作れます。果実酒向きのウメが市場に出回るのは6月頃です。ホワイトリカーと氷砂糖で作る果実酒が一般的ですが、ブランデーや日本酒など、そのほかのお酒で作ってもおいしいですよ。

おすすめの果物②パイナップル

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パイナップルも、果実酒におすすめの果物です。さわやかな香りと味で、トロピカルなお酒ができあがります。ホワイトリカーだけではなくブランデーやウイスキー、ワインとの相性もいいので、お好みのお酒で作るといいでしょう。パイナップルの果実酒は、そのままロックで飲むだけではなく、炭酸割りや紅茶割りにしてもとてもおいしいです。また、お菓子作りの香りづけとしても重宝します。

おすすめの果物③アンズ

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アンズもウメと同じように、昔から果実酒としてよく使われていた果物です。さっぱりとした香りのウメよりも、とろりとした甘い香りが楽しめます。お酒特有の苦みが苦手な方も飲みやすい果実酒です。漬け込んだあとの果実で作ったジャムも絶品ですよ。

おすすめの果物④サクランボ

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甘酸っぱい香りが楽しめるサクランボも、果実酒におすすめの果物です。ホワイトリカーなどの透明なお酒で漬ければ、サクランボの果実の色がお酒に移り、とても鮮やかな赤色が楽しめます。また、ほかの果物との相性もいいので、レモンやブルーベリーなどとあわせて漬け込むとより味わい深いお酒ができあがります。

おすすめの果物⑤レモン

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さっぱりとした味わいのレモンも、果実酒におすすめの果物です。そのまま漬けこむと苦みが出てしまうため、皮を外した後に白いわたの部分を取り除き、皮と果実のみを漬けこみましょう。下ごしらえに少し時間がかかりますが、とてもさわやかですっきりした味が楽しめます。

おすすめの果物⑥リンゴ

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秋の味覚リンゴも果実酒におすすめの果物です。特にワインとの相性がよく、1~2日漬け込むだけで、とても軽やかな味わいのサングリアが作れます。お好みでシナモンやナツメグ、カルダモン、ブラックペッパーなどを一緒に漬け込んでもおいしいですよ。

おすすめの果物⑦カリン

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秋が旬のカリンも、古くから果実酒に使われている果物です。酸味と渋み、香りのバランスがいいので、食前酒としてもおいしく飲めるお酒ができあがります。渋みが苦手な場合は、レモンと一緒に漬け込むと和らぎますよ。漬け込み目安期間は6か月ほどです。

おすすめの果物⑧イチゴ

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イチゴを漬けた果実酒は、鮮やかなルビーレッドの色合いが楽しめます。味、香りともに甘くまろやかなので、お酒があまり得意ではない方も飲みやすい果実酒です。漬け込みから1~3週間ほどで飲み頃を迎えます。早く果実酒を楽しみたい方にもおすすめですよ。果実がやわらかく、気温の高い季節はやや腐敗しやすいので注意しましょう。漬け込んだ後はできるだけ涼しい場所で保管し、夏場にさしかかる前に果実を取り出してください。

おすすめの果物⑨ブルーベリー

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夏に旬を迎えるブルーベリーも、果実酒におすすめの果物です。ホワイトリカーなどの透明なお酒に漬け込むと、ワインのような深い紫色になるため見ためも楽しめますよ。漬け込みからだいたい4か月ほどで飲み頃です。また、漬け込んだあとの果実はパウンドケーキの具にしたり、ジャムにしたりなどお菓子作りにも使えます。

おすすめの果物⑩ユズ

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冬に果実酒を楽しみたい方は、ユズを使うことをおすすめします。ユズの旬は晩秋です。漬け込んでひと月ほどで飲み頃を迎えるので、真冬でもおいしい果実酒が楽しめますよ。ユズを漬け込むときは、皮をむき、白いわたの部分を丁寧に取り除きましょう。また、皮を一緒に漬け込むときは苦みが出やすいので、果実よりも少し早めに取り除きます。

果実酒の簡単レシピ3選

果実酒レシピ①梅酒の作り方(ホワイトリカー)

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初夏のウメをたくさん使った基本の梅酒レシピです。ヘタを取る作業が少し大変ですが、初心者でもチャレンジしやすい果実酒です。漬け込み期間が長いため、お酒を育てる楽しみも味わえます。きちんと煮沸消毒した容器で保存すれば、漬け込みから10年以上たってもおいしく飲めるのも、梅酒づくりの楽しみのひとつです。

材料

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  • 密閉可能な保存容器:1本(4リットル用)
  • 青ウメ      :1~1.2kg
  • ホワイトリカー  :1800mL
  • 氷砂糖      :400~600g

作り方

  1. 保存容器は煮沸消毒し、よく乾かしておく
  2. 青ウメを水洗いし、ひと粒ずつ拭いて水気を取る
  3. 青ウメのヘタを竹串や楊枝で取り除く
  4. 1の保存容器に青ウメと氷砂糖を交互に入れる
  5. ホワイトリカーを注ぎ、3か月冷暗所で保存して完成
青ウメの実は、そのまま漬けておくと雑味が出るため、1年を目途に取り出しましょう。

果実酒レシピ②パイナップルのブランデー漬け

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ブランデーで作る果実酒は、漬け込み期間が短いことが特徴です。その分早く楽しめるため、旬の果物を旬のうちに味わえる楽しみがあります。奥深い香りはそのまま飲むだけでなく、お菓子や料理の香りづけにも使えますよ。

材料

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  • 密閉可能な保存容器:1本(500mL用)
  • ブランデー    :1/2本
  • パイナップル   :150~200g(果実のみ)

作り方

  1. 保存容器は煮沸消毒し、よく乾かしておく
  2. パイナップルをひと口大の大きさに切り分ける
  3. 2を1の保存容器に入れ、上からブランデーを注ぎ入れる
  4. 冷暗所に保存し、1~2日で完成
雑味が出るのを防ぐため、果実は1週間を目安に取り除きましょう。

果実酒レシピ③リンゴのサングリア

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リンゴで作ったサングリアは、軽やかな味わいが特徴です。さっぱりしていて飲みやすく、口当たりも軽いので、食前酒としても楽しめます。また、漬け込み期間が短いことや、見た目も華やかなことから、急な来客やホームパーティーのウエルカムドリンクなどでも重宝します。

材料

Photo bylumix2004

  • 保存用ピッチャー   :1本
  • リンゴ        :1個
  • シナモン       :1本
  • ブラックペッパー(粒):3~5個
  • ワイン(白、赤どちらでも):1本(750mL)

作り方

  1. リンゴをよく洗い、芯と種を取り除いてひと口大に切り分ける
  2. ピッチャーにリンゴ、シナモン、ブラックペッパーを入れる
  3. 2に赤ワインを注ぎ入れ、冷蔵庫で1時間~半日ほどなじませ完成
リンゴ単品で作ってもおいしいですがオレンジやレモン、桃などいろいろな果物とあわせるとさらにフルーティーに仕上がります。作ったサングリアはなるべく当日中に飲みきるようにしましょう。

果実酒を作るときのコツ

コツ①瓶はしっかり煮沸消毒する

フリー写真素材ぱくたそ

漬け込み期間が長い果実酒を作るときは、保存用の瓶をしっかり煮沸消毒しましょう。煮沸消毒を怠ると、雑菌が入りカビが発生する原因になります。長く果実酒を楽しむためにも、徹底しましょう。

コツ②果物の下ごしらえは丁寧に

果実の下ごしらえは丁寧にしましょう。ウメのヘタを取る、柑橘系の皮をむいたら、白いわたを取るなど、作るお酒の種類によってそれぞれ下ごしらえの必要があります。面倒くさがって怠ってしまうと、雑味が出てしまいせっかくの風味を最大限楽しめません。

コツ③漬け込み期間が終わったら果物を取り除く

果実酒の漬け込み期間が終わったら、果実は取り除いておきましょう。特にイチゴやサクランボなどの柔らかい果実は、漬け込みが長いと形が崩れてしまい、お酒が濁ったり雑味が出たりします。漬け込んだあとの果実は煮込んでジャムにしたり、パウンドケーキの材料にしたりできるので、いろいろ試してみてくださいね。

まとめ

Photo bygraindivresse

果実酒は、材料さえ手に入れば家で簡単に作れます。お好みの果物やお酒で、ぜひいろいろ試してみてくださいね。

佐野美帆
ライター

佐野美帆

自然が好きで、よく郊外に遊びに出かけます。お茶の専門店で働いていた経験があり、紅茶を含むお茶全般とハーブの勉強をしています。また、日本文学分野での出版経験を活かし、神話や民間伝承と植物の関わりに特化した記事が得意分野です。

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