多肉植物の水やり方法ガイド!適切なタイミング・頻度・量を徹底解説!

多肉植物の水やり方法ガイド!適切なタイミング・頻度・量を徹底解説!

多肉植物は、毎日水やりをする必要がなく初心者にも人気の高い植物です。ほかの植物よりは管理に手間がかかりませんが、水やりの仕方やタイミング、量などを間違えると枯れる危険性があります。この記事では、多肉植物の適切な水やりの仕方について詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.多肉植物は水やりが重要!
  2. 2.多肉植物の水やり5つのポイント!
  3. 3.多肉植物の水やりの基本
  4. 4.【春秋型】の水やりの仕方
  5. 5.【夏型】の水やりの仕方
  6. 6.【冬型】の水やりの仕方
  7. 7.植え替えや植え付け後の水やり
  8. 8.多肉植物の水やりの注意点
  9. 9.水を与えすぎたときの見分け方と対処法
  10. 10.多肉植物の水やりに適した道具
  11. 11.水やりのポイントを押さえて多肉植物を育てよう

【夏型】の水やりの仕方

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夏型の多肉植物とは、生育適温が20℃~30℃で夏が成長期の品種です。乾燥に強い反面、根腐れを起こしやすい性質で、水の与えすぎに注意が必要です。夏型の代表的なものとして、カランコエ、ユーフォルビア、アガベ、アストロフィツム、アデニア、アロエ、ガステリアなどがあります。

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夏型の成長期と休眠期
時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
成長期
休眠期

水やりのタイミング

夏型の多肉植物は、成長期である5月~10月ごろの期間に用土が乾いたら水やりをします。アガベやアロエの種類によっては水を好むものもあるため、個体ごとに観察して水やりのタイミングをはかってください。

適切な量や頻度

夏の成長期には、週に1~2回を目安に、鉢底から水が流れ出るまで十分水やりをしてください。涼しくなってくる9月下旬ごろからは、植物の吸水スピードも落ちてくるため、少しずつ水やりのペースを減らしていきましょう。

休眠期

夏型の多肉植物は、休眠期の冬に水やりをすると、いつまでも鉢内が湿り続けて根腐れを起こしやすくなります。月に1回程度を目安に、表土が軽く湿る程度の水やりをしましょう。また室内で管理すると乾燥しすぎることがあるため、1週間に1回程度、霧吹きで葉に水をかけるのも効果的です。

【冬型】の水やりの仕方

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冬型の多肉植物とは、生育適温が5℃~20℃で冬が成長期の品種です。寒さに強く暑さに弱いのが特徴です。冬型の代表的なものとして、リトープス、プレイオスピロス、クラッスラ、メセン、コノフィツム、オントナ、アオエニウム、フォーカリア、モニラリアなどがあります。

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冬型の成長期と休眠期
時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
成長期
休眠期

水やりのタイミング

冬型の多肉植物は、成長期である11月上旬~4月下旬ごろまでは土が乾いたら水やりをします。冬場は気温が低く乾きにくく、水やりをしすぎると常に鉢の中が湿った状態になるため注意しましょう。

適切な量や頻度

冬型多肉植物の成長期には、1週間に1回を目安にたっぷり水やりをしてください。しかし、冬型の植物といえど寒い日の朝晩に水やりをすると、鉢内の温度が低下して弱ってしまいます。健康な株であれば乾燥が続いても問題ないため、ペースが多少落ちてしまっても、暖かい日を選んで日中に水やりをしましょう。

休眠期

冬型の休眠期である夏場は、月に数回を目安に水やりをします。冬型の多肉植物は高温多湿を嫌うのことから、控えめな水やりで管理するのがポイントです。鉢内が蒸れるのを避けるために、朝夕の涼しい時間帯に表土が湿る程度に水やりしてください。また、気温がなかなか下がらない場合は、夜間に霧吹きで葉水を与えるのも効果的です。

植え替えや植え付け後の水やり

挿し木後(カット苗など)

多肉植物は、カットされた挿し木用の苗が販売されることがあります。カット苗を購入したり、自分でカットしたりして挿し木する場合は、切り口が乾燥していれば用土に挿します。最初は日陰で管理し、1週間程度経ったら水やりをしましょう。ただし、十分に発根するまでは水を吸う力が弱いため、土の乾燥具合を見ながら水の量やペースを調整してください。水やりをして数日で水が乾ききるようになれば、通常の水やりへと移行しましょう。

植え付け後

多肉植物の成長に伴う植え替えや、購入した苗を植え替えた場合は、植え付け後1週間は水やりせずに半日陰で管理します。その後、徐々に明るい場所へと移動し、通常の水やりの仕方へと移行しましょう。植え付け直後は吸水する力が弱く、用土が乾燥するのに時間がかかるため、ペースに気を付けてください。

葉挿し後

葉挿しで多肉植物を増やす際は、発根するまでは水やりを控えましょう。根が出てきたら用土に軽く埋め、根元付近に霧吹きや洗瓶を使って水やりをします。水の量が多いといつまでも用土が湿ってしまうため注意が必要です。しかし、発根したての根は乾燥に弱いためこまめに水やりをしましょう。成長とともに給水量が増えるため、ペースを調整してください。

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多肉植物の水やりの注意点

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