コストコで大人気！綿あめのように甘いコットンキャンディグレープとは？

コットンキャンディグレープは、コストコで人気のシードレスグリーングレープの一種です。メディアや有名人が取り上げたことで爆発的に知名度があがり、品切れ続出の人気商品となりました。コストコではさまざまなぶどうの取り扱いがありますが、コットンキャンディグレープの人気は段違いです。

コストコ（コストコ・ホールセール）はアメリカ発の会員制大型倉庫店です。コットンキャンディグレープのように日本では珍しい商品が販売されていたり、業務用サイズを扱うことで1個当たりの価格を抑えたお買い得な商品が購入できたりします。生鮮食品以外にも家電や衣類、アウトドア用品、キッチンツールなど取扱商品は豊富で5000種にものぼり、大勢の人でにぎわう人気スポットです。

コットンキャンディグレープは、カリフォルニアにあるぶどう農園と果物育種会社の共同開発によって誕生しました。コットンキャンディグレープ誕生には12年もの歳月が費やされ、2011年頃から市場に並びだすようになります。口コミで人気は広まり、2018年にはコストコでも販売が開始され、「あのコットンキャンディグレープがコストコで買える」とニュースになったほどです。

さまざまな商品が取り扱われているコストコは、慣れていないと何がどこに売られているかわかりにくいかもしれません。コットンキャンディグレープをはじめとする生鮮野菜・果実は常温帯と冷蔵帯に分けられて販売されています。気温によっては冷蔵帯の中で販売されていることもあるので、常温帯で売られていなくてもあきらめず、冷蔵帯コーナーをチェックしてみましょう。

コットンキャンディグレープの大きな特徴は、ほかのぶどうにはない豊かな風味です。「一度食べると忘れられない」「ほかのぶどうには戻れない」と評されることも多く、コットンキャンディグレープならではの味わいに夢中になる人が続出です。

コットンキャンディグレープは、綿あめのような甘い味わいが特徴です。綿あめをアメリカではコットンキャンディ、イギリスではキャンディフロスと呼ぶことからコットンキャンディグレープの名前が付けられました。パッケージに綿あめののイラストが描かれているものもあるので見つけやすいでしょう。

コットンキャンディグレープの糖度は平均24度です。甘いぶどうで知られる巨峰は平均糖度18度、デラウェアでも平均糖度20度なので、いかにコットンキャンディグレープが甘いか想像できるでしょう。あまりの甘さに「砂糖菓子を食べているみたい」とコメントする人がいるほどです。

コットンキャンディグレープの強烈な甘さを感じる理由は、糖度が高いという理由のほかに酸味の少なさがあげられます。コットンキャンディグレープはほかのぶどうと比べても酸味が少なく、甘さと香りにインパクトがあり、酸味が苦手な人でもパクパクと食べてしまうほどです。

コットンキャンディグレープの食感はパリパリ、サクサクとしています。デラウェアや巨峰のようなぷるぷるしたぶどうというよりもシャインマスカットのような硬い実に近く、シードレスグレープの特徴です。実がしっかりしているので、カットしても断面が美しく仕上がります。ケーキのトッピングなどにもおすすめですよ。

コストコで販売されるコットンキャンディグレープの価格は、1.8kgあたり1300～1500円ほどです。ほかのシードレスグレープの価格は安いときで1.5kgあたり約1000円なので、やや高価格帯です。しかし、甘い綿あめのようなおいしさから、一度食べれば次もコットンキャンディグレープを買う人が続出しています。高めの価格でも納得のクオリティであることがうかがえますね。

コットンキャンディグレープはほかのぶどうと比べると高価格帯ではありますが、1.8kgのパックの中に大きな房が3つほど入っています。1房あたり400～500円ほどということから、国産の高級ぶどうよりは手の届きやすい価格でしょう。大容量で販売するコストコならではの価格設定ともいえますね。