赤ワインの原料となるぶどう品種16選!画像つきで特徴を解説!

赤ワインの原料となるぶどう品種16選!画像つきで特徴を解説!

赤ワインは原料となるぶどうの種類によって、味わいに違いがあります。この記事では、定番の人気品種から珍しいものまで、ぶどうの品種を16種類見ていきましょう。それぞれの味が楽しめるおすすめの銘柄も紹介します。ぜひ、赤ワインの世界をより楽しんでみてくださいね。

記事の目次

  1. 1.赤ワインの原料になるぶどうの特徴とは?
  2. 2.赤ワインに使うぶどうの品種16選【①~④】
  3. 3.赤ワインに使うぶどうの品種16選【⑤~⑩】
  4. 4.赤ワインに使うぶどうの種類16選【⑪~⑯】
  5. 5.ぶどうの種類による赤ワインの選び方
  6. 6.ぶどうの品種を知って赤ワインを楽しみましょう

赤ワインに使うぶどうの種類16選【⑪~⑯】

⑪ネッビオーロ

ネッビオーロはイタリア北部が原産の品種です。有名なイタリアワインの「バローロ」や「バルバレスコ」の原料でもあり、イタリアでは価値の高い種類のぶどうといわれています。栽培が難しく、収穫も遅いのが特徴です。ネッビオーロが使われているワインは酸味と渋みのバランスがよく、バラのような香りですが、熟成期間によってキノコやプルーンのような香りへと変化していきます。

おすすめの銘柄

テッレ・デル・バローロ2016

テッレ デル バローロ2016

参考価格: 2,833円

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「テッレ・デル・バローロ2016」は、酸味と渋みのバランスがよくスミレのような美しい赤色のワインです。イタリアワインの王様といわれるバローロの中でもコスパがよく、普段使いに人気の銘柄です。

内容量750mL
タイプフルボディ
アルコール度数14%
飲みごろ温度16~18℃

⑫クシノマヴロ

クシノマヴロは、ギリシャが原産の品種です。ギリシャの固有品種なため、世界でも珍しい種類のぶどうといわれています。クシノマヴロとはギリシャ語で「酸っぱい黒」という意味があり、その名のとおり強い酸味が特徴的です。ピノノワールと似た味わいがあり、優雅な気分を堪能したいときにおすすめです。

おすすめの銘柄

カリ・リーザ

カリ・リーザ

参考価格: 26,800円

出典: Amazon
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「カリ・リーザ」は、ギリシャでも最高峰のワイナリーといわれています。クシノマヴロを100%使用して作られていて、しっかりしたベリー系の味わいが特徴的です。少々重さがありますが、華やかでエキゾチックな魅力がありますよ。

内容量750mL
タイプミディアムボディ
アルコール度数13%
飲みごろ温度14~16℃

⑬ノートン

ノートンはアメリカが原産の品種です。果実がやや小さめで、病気に強い特徴があります。ノートンは日本の「ココ・ファーム・ワイナリー」でも栽培されていますが、栽培数が少なくマスカットベーリーAほどメジャーではありません。ジャスミンとカシスをブレンドしたような香りがする、珍しいワインが味わえますよ。

おすすめの銘柄

こころみノートン

こころみノートン

参考価格: 4,080円

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「こころみノートン」は、日本の栃木県で作られたワインです。希少品種でもある日本産のノートンは、酸味や渋みがマイルドでなめらかですっきりとした味わいがあります。和洋中問わず、どのような食事にあわせやすいですよ。

内容量750mL
タイプミディアムボディ
アルコール度数12%
飲みごろ温度16~18℃

⑭フミン

フミンはイタリアの固有品種で、イタリアの北部では古い歴史を持つ種類のぶどうです。ほどよい酸味があり、ブレンドワインのアクセントにも使われています。フミン100%のワインは、ハーブやスパイスの香りがあり、濃い味付けの料理とも相性がよいですよ。フミンは栽培が難しく、生産者も少ないことから日本ではあまり手に入らない珍しいワインといえます。

おすすめの銘柄

ヴァッレ・ダオスタ

ヴァッレ・ダオスタ フミン

参考価格: 1,987円

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「ヴァッレ・ダオスタ」は濃い赤色が魅力的です。バラやスパイスの香りがあり、やや強めの酸味が感じられるでしょう。ヴァッレ・ダオスタはフミンのほかにも、ネッビオーロからも作られています。それぞれの違いを飲み比べてみるのもおすすめですよ。

内容量750mL
タイプフルボディ
アルコール度数13.5%
飲みごろ温度14℃

⑮フェテアスカネグラ

フェテアスカネグラは「黒い乙女」とも呼ばれる、ルーマニアとモルドバの固有品種のぶどうです。寒さや干ばつに強い特徴があります。日本ではあまり見かけられない珍しいワインですが、タンニンと酸味のバランスがよく、バニラやブラックチェリーの香りが楽しめます。

おすすめの銘柄

リヴィア

リヴィア

参考価格: 2,331円

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「リヴィア」は黒い乙女の異名のとおり、黒色のような濃い赤色が特徴的なワインです。酸味や渋みは穏やかで、なめらかな口当たりが味わえます。珍しい種類のワインを楽しみたい人にもおすすめですよ。

内容量750mL
タイプフルボディ
アルコール度数14%
飲みごろ温度16~18℃

⑯ブラッククイーン

ブラッククイーンは日本で作られた品種です。新潟県が原産地で、ベイリー種とゴールデンクイーン種を交配して開発されました。日本国内ではマスカットベーリーAと並んで人気があります。ブラッククイーンを使ったワインは、ほどよい酸味とタンニンの重さが特徴で深みのある辛口ワインです。ブラッククイーンは長野県や山梨県でも生産されているため、地域による味の違いを楽しんでみましょう。

おすすめの銘柄

葡萄交響曲

葡萄交響曲

参考価格: 2,180円

出典: Amazon
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「葡萄交響曲」は酸味と渋みがほどよいバランスで、ベリーの香り高い味わいが特徴的です。長野県のふるさと納税の返礼品としても人気があります。葡萄交響曲シリーズはメルローやマスカットベーリーAを原料に作られているワインもあり、種類ごとにそれぞれの違いを味わうのもワインの楽しみといえますね。

内容量720mL
タイプフルボディ
アルコール度数12%
飲みごろ温度10~14℃

ぶどうの種類による赤ワインの選び方

Photo byJillWellington

赤ワインの流通量は多く、どれを選んでよいのかわからないという方も多くいます。選び方のポイントを知れば、自分好みの銘柄にたどり着けるでしょう。

選び方①産地で選ぶ

フランス

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フランスには2大醸造地ともいわれるボルドーやブルゴーニュなど、多くのワインの産地があります。とくにボルドーワインはゆったりとしたいときに、ブルゴーニュはパーティーなどの華やかなシーンにおすすめです。

チリ

Photo byrgwarpd

チリは年間を通して温暖で降雨量も少ないことから、ぶどうの品質がよく、南米を代表するワインの産地でもあります。お手頃価格でおいしいワインが多いのもチリ産ワインの特徴です。

選び方②料理にあわせて選ぶ

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赤ワインは、ステーキなどの肉料理との相性が抜群です。なかには中華料理や日本食にもマッチする銘柄もあるため、その日の料理にあわせて選びましょう。

ぶどうの品種を知って赤ワインを楽しみましょう

Photo byVinotecarium

赤ワインに使われているぶどうは、広く知られるものから、日本ではあまり見かけられない珍しいものまで種類が豊富ですね。人気のワインの銘柄のなかにはスーパーやコンビニで手軽に購入できるものもあります。いろいろなワインを飲み比べて、違いを楽しんでください。

ぺぺ
ライター

ぺぺ

ズボラ人間ですが、子育ての傍ら趣味でもあるガーデニングやDIYを楽しんでいます。日々、子どもと植物の成長を見守っています。

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