ハーブウォーターのおすすめレシピ
ハーブウォーターは使う食材を変えるだけで味わいも変わります。ぜひさまざまな食材を利用してフレーバーの変化を楽しんでみてください。材料には柑橘系・ベリー類などのフルーツ、きゅうりなどの野菜もおすすめですよ。また、水の代わりに炭酸水で作ったりハチミツを加えたりしてもおいしいです。
レシピ①ミントとベリーのハーブウォーター
お菓子などでお馴染みのスーッと清涼感のある香りのミントは、さまざまなフルーツによく合います。ベリー類と組み合わせると、ベリーの色が水に移って見た目もきれいですよ。なお、ミントにはさまざまな種類(スペアミント・ペパーミント・アップルミントなど)があるため、好みのフレーバーのものを使用してください。
材料(2杯分)
- ミントの葉:4~5枚
- 冷凍ベリーミックス:大さじ1~2杯
- 水:400mL
作り方
- ミントをよく洗い、好きなサイズに切る
- ウォーターボトルにミント・水・冷凍ベリーミックスを入れる
- 冷蔵庫で数時間冷やす
ボタニ子
冷凍フルーツを常備しておくと、デトックスウォーターを作るときに便利ですよ。
レシピ②ローズマリーとグレープフルーツのハーブウォーター
すがすがしく爽やかな香りのローズマリーは、スパイスとして肉や魚料理などに使われるほか、スキンケアや頭皮ケアなどにも用いられます。ハーブ水ではレモンと合わせて使われることが多いですが、グレープフルーツと合わせてもおいしいです。すっきりとほろ苦い大人向けの味わいのハーブ水が作れます。
材料(2杯分)
- ローズマリー:5~6cm
- グレープフルーツ:1/8個
- 水:400mL
作り方
- ローズマリー・グレープフルーツをよく洗う
- ローズマリーは好きなサイズに、グレープフルーツは縦に4等分してから薄くスライスする
- ウォーターボトルに水・ローズマリー・グレープフルーツを入れる
- 冷蔵庫で数時間冷やす
レシピ③レモングラスとレモンのハーブウォーター
レモングラスはトムヤムクンなどのタイ料理に使われるハーブで、名前のとおりレモンに似た香りがします。レモンと組み合わせると、すっきりとしたフレーバーのデトックスウォーターに仕上がりますよ。生のレモングラスでも作れますが、もし手に入らない場合はスーパーなどでスパイスとして販売されている水出しできるドライハーブを使いましょう。
材料(2杯分)
- スパイス用のレモングラス:3~4本
- レモン:1/8個
- 水:400mL
作り方
- レモンをよく洗う
- レモングラスは3cmほどの長さに切り、レモンは縦に半分にしてから薄くスライスする
- ウォーターボトルに水・レモングラス・レモンを入れる
- 冷蔵庫で数時間冷やす
ボタ爺
生のレモングラスで作る場合はよく洗ってから使いましょう。
レシピ④ミントとレモングラスのハーブウォーター
2種類以上のハーブを組み合わせて作るハーブウォーターもおすすめです。相性のよいミントとレモングラスを組み合わせると、すがすがしく爽やかなフレーバーのハーブ水が完成しますよ。ハーブだけで作ったハーブ水はお茶のような味わいでゴクゴクと飲みやすく、純粋なハーブの香りを楽しめます。
材料(2杯分)
- ミントの葉:4~5枚
- スパイス用のレモングラス:3~4本
- 水:400mL
作り方
- ミント・ローズマリーをよく洗い、好きなサイズに切る
- ウォーターボトルに水・ミント・ローズマリーを入れる
- 冷蔵庫で数時間冷やす
レシピ⑤ローズウォーターのアイスクリーム
濃厚な香りのローズウォーターはそのまま飲んでもよいですが、お菓子の香り付けなどにも使用できます。アイスクリームに少量まぜるだけで贅沢なバラの香りのスイーツができますよ。クッキーやケーキなどの材料としてもおすすめです。香りの強さを左右するローズウォーターの量は、好みに合わせて調整してください。
材料(1人分)
- ローズウォーター:小さじ2
- バニラアイス:200mL
- あれば冷凍ベリーミックス・ミントなど:少々
作り方
- 室温において柔らかくしたバイラアイスにローズウォーターを混ぜる
- 容器に入れて冷凍する
- 固まったら、お皿に入れて冷凍ベリーミックスなどを飾る
ハーブウォーターを作るときの注意点
成分濃度が低いハーブウォーターには、禁忌はほとんどないといわれていますが、手作りするときには衛生面や材料選びに気を付けなければなりません。生のハーブやフルーツなどを使用し、保存料なども含まれていないデトックスウォーターは長期保存ができないからです。また、安心して飲めるハーブ水を作るためには材料の栽培環境などにも注意しましょう。
注意点①保存について
ハーブウォーターは常温ではなく冷蔵保存しましょう。水につけたハーブ水は1日以内、熱湯で抽出したローズウォーターは1週間以内を目安に飲み切ってください。持ち歩きなどによる雑菌繁殖にも注意が必要です。なお、材料のフレッシュハーブが余ったときには、製氷皿に水と一緒に入れて冷凍保存するのがおすすめです。
注意点②ハーブやフルーツの残留農薬
ハーブ水には無農薬・有機栽培で育てられたハーブやフルーツを使うのが望ましいですが、もし手に入らない場合はよく洗って残留農薬を落としてください。特にハーブや皮ごと使うフルーツなどは要注意です。バラも生花店で売られている鑑賞用のものは農薬が使われているので、必ず食用のものを用意しましょう。
ボタニ子
フレッシュなハーブやフルーツを使う場合は、虫などが付いていることもあるので、栽培方法に関係なくしっかりと洗ってくださいね。
ハーブウォーターを作るときの注意点
- 自家製ハーブウォーターは冷蔵保存が必須
- 水につけたハーブ水は1日以内、熱湯で抽出したローズウォーターは1週間以内を目安に飲み切る
- ハーブやフルーツはできるだけ無農薬か有機栽培のものを選び、よく洗ってから使う
- バラは必ず観賞用ではなく食用のものを選ぶ
ハーブウォーターでおいしく水分補給しよう
ハーブウォーターはゴクゴクと飲みやすく水分補給におすすめです。作り方も簡単なため、好きなハーブでぜひ作ってみてください。シンプルなハーブ水に飽きたら、フルーツを加えたり複数種類のハーブを組み合わせたりしてアレンジを楽しんでみましょう。自宅で無農薬や有機栽培で育てたフレッシュなハーブやバラを利用するのもおすすめです。
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出典:筆者撮影