日本の国花とは?併せて国鳥など「国の代表」とされる物を6つご紹介!

日本の国花とは?併せて国鳥など「国の代表」とされる物を6つご紹介!

それぞれの国には国花が定められています。では日本の国花は何なのでしょうか?実は日本の国花はありません。ただ、日本を代表する花が象徴として選ばれています。また、ほかにも国鳥など、日本の代表とされる物がありますので詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.日本の国花について
  2. 2.日本の国鳥について
  3. 3.日本の国樹について
  4. 4.日本の国石について
  5. 5.日本の国菌について
  6. 6.日本の国蝶について
  7. 7.まとめ

日本の国花について

国花とは?

国花とは、その国を象徴・代表する花で、国民から広く愛されて親しまれている花です。国によって違いますが、法律で定められている物もあれば、昔からの歴史的な慣習で国の花と認識されている物までさまざまです。

紙幣やパスポートに使われている

フリー写真素材ぱくたそ

国を代表する国花は、その国の貨幣やパスポート、切手などによく利用されています。国花は国民から親しまれて愛されている花であれば、特にその国原産の花にこだわることもなく、外来種が国花になっている場合もあります。

日本の国花は何?

日本の国花は定められていない

実は日本の国花は定められていないのです。ただ、昔から親しみがあって、これこそ日本を代表する花、と認められている花が二つあります。それは桜と菊です。ではその桜と菊について、それぞれ詳しく説明しましょう。

ボタニ子

ボタニ子

正式な日本の国花でなくても、やはり桜や菊は日本を代表する花ですよね~!

日本の春を代表する桜

出典:筆者撮影

桜は日本原産の植物というわけではありませんが、やはり日本の花と言えば真っ先に思い浮かぶのが桜ではないでしょうか。長い冬が終わって桜が咲くようになると、やっと春が来たことを実感して、人々はお花見に出掛けて桜を愛でます。学校の校庭にも桜がたくさん植えられていますね。このように日本人にとって桜は春の喜びを感じさせる花として、昔から親しみがある花と言えます。

貨幣や切手にも桜が使われている

出典:筆者撮影

桜のデザインは、千円札や100円玉のように、貨幣の中でも一番流通量が多いものに使われています。また切手にも桜が使われているものがたくさん発売されています。このようなことからも、やはり日本人にとって桜は特別な花であることが分かりますね。

高貴な花としての菊

出典:筆者撮影

もうひとつの国花か菊です。菊は昔から高貴な花として位置づけられてきました。皇室の紋章としても使われています。菊も日本原産ではなく、奈良時代に中国から日本に入ってきました。菊にもたくさんの種類があり、観賞用だけでなく食用としての菊も栽培されています。秋になると各地で菊花展が催され、日本人にとっては馴染み深い身近な花となっています。

パスポートや硬貨、切手に菊が使われている

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日本のパスポートの表紙は菊の図柄です。外国に行ってこの菊の紋章を見ると、日本人であることを実感させられて、何か心が落ち着くようなこともあるのではないでしょうか。また50円玉にも菊の模様が入っています。1899年から1908年にかけて発行されていた五厘から1円までの15種類の切手は菊の図柄になっていて、今では「菊切手」と言われて高値で売買されています。

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各国の国花

世界各国にもその国の原産の花であったり、国民から親しまれている花が国花として制定されています。そんな中からいくつかご紹介します。

国名 国花
アメリカ バラ
カナダ サトウカエデ
イギリス バラ
フランス スズラン
イタリア デイジー
オランダ チューリップ
スイス エーデルワイス
スペイン カーネーション
ドイツ ヤグルマギク
ロシア ヒマワリ

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世界の国々には、国旗や国歌があります。同様に、国を象徴する国花や国樹というものも存在します。国民の心を表すような国花は、古くから人々に愛されてきました。この記事では、世界の国々の国花を紹介します。国花を知っていると、その国の人との会話も弾むかもしれませんね。

日本の国鳥について

国鳥とは?

国鳥とは、その国を象徴・代表する鳥のことです。剪定の基準としては、国内に生息していて国民から親しみを持たれている鳥で、歴史的にも鳥類学の学術的にも、国を代表すると認められるような鳥が国鳥として定められています。また国鳥として選ばれることで絶滅しないように保護されるという意味合いもあります。

日本の国鳥は何?

Photo by coniferconifer

日本の国鳥は「キジ」

日本の国鳥はキジです。キジは昔話の「桃太郎」に登場する忠実な鳥としてよく知られていますね。また昔からキジ狩りとして狩猟の対象にもなっていました。オスは目の周りに真っ赤な肉腫があり、羽は緑色でとても美しい鳥です。比較的身近な場所に生息しているので、自然が多い場所であれば私たちの生活圏でも時々見かけることもあります。キジは昔の一万円札にも描かれていました。

ボタニ子

ボタニ子

桃太郎のお供をしたキジは、子供の頃から知っていたわ!

各国の国鳥

世界各国にもその国に生息して国民から愛されている鳥が国鳥として制定されています。そんな中からいくつかご紹介します。

国名 国鳥
アメリカ ハクトウワシ
バハマ フラミンゴ
チリ コンドル
ニュージーランド キーウィ
オーストリア ツバメ
フランス ニワトリ
大韓民国 カササギ

日本の国樹について

国樹とは?

国樹とは、その国を象徴・代表する樹木のことです。特に法的に制定されてないものでも、その国が原産であったり、多く生息していて広く国民から愛されている樹木が剪定されています。

日本の国樹は何?

出典:筆者撮影

日本の国樹はない

日本の国樹は特に決められたものはありませんが、やはり日本と言えば桜、日本を代表する樹木として誰もが認めるのではないでしょうか。森林が多い日本には、ほかにも杉や桧、松などたくさんの樹木がありますが、やはり春になると枝一杯に花を咲かせる桜が、国を代表する樹木としてふさわしいですね。

各国の国樹

世界各国にもその国原産の樹木や、なじみ深い樹木が国樹として制定されています。そんな中からいくつかご紹介ます。

国名 国樹
カナダ サトウカエデ
ドミニカ共和国 マホガニー
ハイチ ダイオウヤシ
ジャマイカ ユソウボク
バハマ キンレイジュ
スイス アルペンローゼ
ポルトガル コルクガシ

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ボタニ子

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続いて、日本の国石について

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日本の国石について

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