ブルーデイジーの増やし方
ブルーデイジーは挿し木か種まきで増やすことができます。種まきをする場合は、花後に種を取っておき、10月ごろに種まきをします。挿し木の方が比較的簡単に増やすことができます。
挿し木の方法
挿し木に適している時期は、4月~5月です。茎を5cmほどの長さで切って挿し穂にします。下葉を落として1時間ほど水揚げをした後、赤玉土や挿し木専用土に挿します。日陰で乾かさないようにして管理します。20~30日ほどで発根します。その後、ポリポットなどに鉢上げして育てます。
挿し木で更新
ブルーデイジーは、5~6年ほどすると茎が木質化してきます。木質化した株は扱いにくくなります。また、姿も乱れがちになります。そのため、挿し木をして時々更新することをおすすめします。
ブルーデイジー1年草ヘテロフィラ種の種まき方法
ブルーデイジーの仲間で、一年草のヘテロフィラの種まきについて紹介します。ヘテロフィラの種は、園芸店で「スプリングメルヘン」という名前で種が販売されています。ブルーデイジーの花の中心部分は黄色ですが、へテロフィラの中心部分は紫色であることが特徴です。また、花色は青色のほかに、ピンク色・濃い紫色の花もあります。
ヘテロフィラの種まきの方法
種まきの時期は9月〜10月頃です。小さめな種なので、プランターなどにばら蒔きをします。発芽したら、よく日に当てます。本場が4枚くらいになったら、ポリポットなどへ鉢上げをします。冬の季節は、温度5℃以上に保つように管理します。寒冷地の場合は日当たりのよい室内で保管した方がよいでしょう。春の季節になったら、鉢や花壇に植え替えます。
ブルーデイジーを使った寄せ植え
ブルーデイジーは、春から初夏にかけての寄せ植えに使いたい花です。ブルーデイジーの青と合う花色は、反対色の黄色、同系色の青色、そして白色です。花形が似た花を寄せても、相性よくまとまります。また、ブルーデイジーは葉がきれいなので開花していていない時期には葉を楽しむような寄せ植えもおすすめです。その場合は春から秋まで楽しめます。
ブルーデージーの寄せ植え①反対色と合わせた例
ブルーデイジーの青色と反対色の黄色は相性がよいです。薄めの黄色のビオラとブルーデイジーの青が優しい印象の寄せ植えです。
はっきりした黄色と寄せた例
こちらは寄せ鉢ですが、ブルーデイジーと丸い黄色がかわいい「花ほたる」と寄せています。色も形も対照的で引き立てあう寄せ鉢です。
ブルーデイジーの寄せ植え②同系色で合わせた例
同系色で合わせた寄せ植えの例です。紫色のラベンダーと黄色~紫色の微妙な色あいのペチュニアと合わせて初夏らしい爽やかな寄せ植えです。
ブルーデイジーの寄せ植え③白色と合わせた例
白色のカーペットカスミソウと合わせた寄せ植えです。クローバーの赤紫色と、カレックスの細長い葉が寄せ植えに変化をつけています。
ブルーデイジーの寄せ植え④似た花形で合わせた例
ブルーデイジーの花形と似た花を集めた寄せ植えの例です。形が似ている姫小菊を寄せているので相性がよくまとまります。
ブルーデイジーの寄せ植え⑤葉を楽しむ寄せ植えの例
葉を楽しむ寄せ植えです。ブルーデイジーのほかに、アジュガ・バロタ・ロータスコットンキャンディなどのリーフプランツとともに花のない時期もブルーデイジーの葉を楽しみます。
まとめ
ブルーデイジーは、夏と冬の管理を気を付ければ育てやすく、単植でも寄せ植えでも楽しめるかわいい花であり、さらに葉も楽しめます。挿し木で増やしたり更新しながら、ぜひ毎年ブルーデイジーを楽しんで育ててみてくださいね。
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ブルーデイジーの挿し穂
枝の先端を5cmぐらいで切ります。
出典:筆者撮影