リュウビンタイの育て方!シダ植物の特徴を含めて管理のコツをご紹介!

リュウビンタイの育て方!シダ植物の特徴を含めて管理のコツをご紹介!

リュウビンタイは、みごとな葉っぱが特徴的なシダ植物です。日本の暖かい地方に自生し、耐寒性はあまりありませんが、最近は室内で育てる観葉植物として人気です。そんなリュウビンタイの育て方と管理のコツを、シダ植物の特徴も含めご紹介します。

記事の目次

  1. 1.リュウビンタイとは
  2. 2.シダ植物の特徴
  3. 3.観葉植物としてのリュウビンタイ
  4. 4.リュウビンタイの育て方
  5. 5.リュウビンタイの増やし方
  6. 6.リュウビンタイの管理のコツ①
  7. 7.リュウビンタイの管理のコツ②
  8. 8.リュウビンタイの管理のコツ③
  9. 9.まとめ

リュウビンタイの管理のコツ①

リュウビンタイの育て方で気を付ける点を、順番にご紹介します。まず、リュウビンタイは高温多湿の場所を好むため、水やりが非常に大事です。水やりをさぼってしまうと、葉っぱは確実にしおれると思っておいたほうがよいでしょう。じめじめした場所が好きですが、葉っぱがしおれる原因として、日光が少なすぎるということもありえます。

リュウビンタイには水を絶やさない

リュウビンタイは、基本的に用土が乾かないうちに、水をあげる必要があります。霧吹きなどを使って頻繁に水を与えましょう。ただし、鉢の受け皿にたまってしまった水は捨てます。水やりは十分に行う必要がありますが、休眠状態の冬場に水を与えすぎてはいけません。

リュウビンタイの肥料と用土

リュウビンタイには、特別に肥料を与える必要はありません。肥料を使うとしたら、特別な場合の用土、例えば、挿し木(鱗片挿し)や、胞子を育てる際の用土に、水溶性の肥料があれば便利でしょう。液体肥料は固形肥料よりも即効性があるため、使う量に気をつけます。用土は、市販の観葉植物の用土には軽めの用土が多く、背の高いリュウビンタイを育てるときは、赤玉土を2~3割加えて重さを足してもよいかもしれません。

リュウビンタイはのびのびと育てる

リュウビンタイは、本来かなり大きくなる植物です。せっかくの大きな葉っぱを楽しむために、室内で育てるときは、大きくなった後のことも考えて置く場所を考えておきましょう。リュウビンタイは、大きな葉っぱをのびのびと茂らせている姿が、とても見ごたえがある植物です。

枝は切りすぎない

リュウビンタイは、あまり剪定を繰り返していると、育ちが悪くなります。シダ植物は、もともとそんなに成長が早いわけではないため、強剪定という大胆な剪定には向きません。枯れた部分を取り除くくらいにしてあげたほうがよいです。無理に小さくせず、大きく育ててあげましょう。

リュウビンタイの管理のコツ②

リュウビンタイは、季節に応じて管理の方法を変えてあげる必要があります。耐寒性のないリュウビンタイの冬の管理は、意識的に変えてあげましょう。また、特に梅雨時期には、カビの繁殖に注意します。真夏には、直射日光に当てないようにし、葉焼けを起こしたり、しおれたりすることのないように育ててあげましょう。

葉焼けとは、強い日光を浴びることで、葉緑素が溶け出してしまった状態のことを言うのよ。

ボタ爺

ボタ爺

暗がりでずっと育ててきたリュウビンタイを、いきなり強い光に当てると葉焼けしやすいのだぞ。

ボタニ子

ボタニ子

一度、葉焼けを起こしてしまうと、その部分はもう元には戻らないんだって。

耐寒性がない

耐寒性に優れていないリュウビンタイは、おおよそ10℃以下の環境では育ちが悪くなります。室内でも、窓の近くはかなり冷えることがあるため、鉢の位置に気を付けましょう。また、冬は成長が緩やかになる時期で、肥料をあげたり、植え替えをしたりするといった管理は冬には行いません。冬は水も少なめでよいのですが、暖房などで乾燥するときは、水を少なくしすぎるとしおれる原因になります。

リュウビンタイをカビから守る

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