クレソンの増やし方
クレソンには「挿し木」「株分け」「種まき」の3つの増やし方があります。どの方法もとても簡単で初心者でも気軽に増やせるため、ぜひ試してみてくださいね。また、栽培しているものだけでなくスーパーなどで購入したクレソンを使用して増やせるのも魅力です。それぞれの増やし方に適した時期や方法、増やし方のコツなどを紹介します。
増やし方①挿し木
4月〜5月か9月〜10月に挿し木します。健康に育っている若い茎を選び、先端から10cm〜15cmほどの長さで切り取ってください。下のほうについている余分な葉を取り除き、赤玉土などの挿し木用の用土に挿していきます。発根するまでは水切れを起こさないようにして室内の半日陰で管理しましょう。
購入したクレソンを水耕栽培で発根させよう
家庭菜園で育てているものだけでなく、スーパーなどでハーブとして購入したクレソンでも簡単に増やせます。健康で丈夫に育っている茎を選び、水に挿して発根をまちましょう。水は毎日交換するのがコツで、室内のレースのカーテン越しなどの窓辺で管理します。発根したら植え付け用の用土に挿して育ててください。
増やし方②株分け
株分けは3月〜4月か9月〜10月が適期です。大きく育った株を選び、根を傷つけないようにていねいに土から掘り起こしてください。根の部分を優しくほぐして簡単に分かれる部分で株分けしていきます。古い土を払い落としてから新しい用土に植え付けるのがコツです。根付くまでは水切れに注意して育てましょう。
増やし方③種まき
4月〜5月に開花が終わると種子をつけます。黒く熟してから種を採取します。種を採取する場合は開花後に剪定をしないでそのまま育てましょう。種子が黒くなり完全に立ち枯れたら茎から切り取って軽くふると中から種が採取できます。秋まで保存して9月に種まきをしてください。翌年の4月〜5月に種まきをする場合は新聞紙などに包んで日陰で保存します。
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