木の観葉植物21選！室内に飾るインテリアとして人気な品種をご紹介

モンステラにはいくつか種類がありますが、モンステラ・デリシオーサはハート型の大きな葉っぱにランダムに入る切れ込みが美しく、インテリアグリーンとして長年流行りの観葉植物です。耐陰性も高いため、家具の横などの日陰でもしっかりと成長し、置き場所を選ばないのも人気の理由でしょう。デリシオーサは大型品種で2mほどにまで成長し、見ごたえもあります。

ポトスはつる性を持つサトイモ科の植物です。つる性をいかして、上へ向かうように細長く縦に仕立てれば樹木のような形になり、下へ垂らすように仕立てればハンギング風にもなります。ポトスといっても葉に斑が入るもの、切込みが入るものなど品種は多種多様です。

パキラはインテリアに飾る樹木のなかでも有名で人気が高い種類です。大きな鉢で育てれば樹高は2mほどにもなり、1本の幹を大きくしたものや、幹どうしを編み込んだものなど見た目もバリエーション豊富で、選ぶ楽しみがあります。パキラの葉っぱは人の手を広げたような形で5～7枚が放射線状に広がり、艶もよくやわらかな印象です。

ハイビスカスは熱帯の雰囲気たっぷりの明るい花が魅力のアオイ科の植物です。沖縄などの暖かな場所では庭木としても親しまれていますが、寒い冬がある本州などでは室内で観葉植物として育てることもできます。花の大きさや色などによる品種数は多く、楽しく選べるでしょう。花期が長いのも魅力で、インテリアを明るくしてくれますよ。

シュロチクは細長い葉っぱがシュロに似ていることから名前がつけられました。チク（竹）と名前についていますが、ヤシの仲間です。また、ヤシ科でありながら中国原産のため寒さにも強く日本の気候で育てやすいため、観葉植物として長年人気があります。

アレカヤシは気がついていなくても、日常的にあちこち見かけるほど日本になじんでいる種類です。細長い葉っぱが風にそよぐと、熱帯の空気を感じられるでしょう。自生地では20mほどにもなる種類がありますが、日本ではだいたい150cmほどの樹高におさまります。

ヤシの木の中でも流行りの種類がロベヤシ（フェニックスロベレニー）です。ヤシの木でありながら、耐寒性も高く-4℃ほどまでなら耐えるといわれています。ハワイや沖縄のリゾートを思わせる細長い樹形と先端にしげる葉っぱが、「ヤシの木」らしく人気です。