ペンタスの育て方!冬越しや病気などで枯らさずに管理するコツを解説!

ペンタスの育て方!冬越しや病気などで枯らさずに管理するコツを解説!

ペンタスの育て方や鉢の大きさ、ペンタスの増やし方、冬越し、病気、立ち枯れについてまとめました。ペンタスはブルーやライカローズが人気色の星形の小さな花束が魅力の鉢花です。育て方を知ってペンタスを増やし、おしゃれな寄せ植えを楽しみましょう。

    記事の目次

    1. 1.ペンタスとは
    2. 2.ペンタスの特徴
    3. 3.ペンタスの育て方
    4. 4.ペンタスの日常管理・剪定方法
    5. 5.ペンタスがかかりやすい病気
    6. 6.ペンタスの増やし方
    7. 7.ペンタスの寄せ植えのポイント
    8. 8.まとめ

    ペンタスとは

    Photo by NakaoSodanshitsu

    ペンタスは、熱帯アフリカ、マダガスカルが原産のアカネ科の熱帯植物で、2年以上も同じ株を原料として花を咲かせる多年草の半低木です。五芒星の小さな花弁が特徴のペンタスは、開花時期の長さが魅力の草花で、日本では鉢花として人気があります。学名の「Pentas」は、ギリシア語の数字の「5」ペンテ(Pente)が語源です。

    ペンタスとは

    ペンタスは、レッドベルベット、ライカローズ、パープル、オーシャンブルー、ホワイトと、ペンタスは花の色が豊富にあります。ペンタスは、品種別で区別せず、花の色別に分けられることがほとんどです。

    ペンタスの花色

    ペンタスの花の色は、白、赤、ピンク、紫があります。人気のライカシリーズの花の色も豊富にあり、ライカパープル、ライカレッド、ライカブルー、ライカピンク、ライカスモールピンク、ライカドレスピンク、ライカパープル、ライカホワイトと呼ばれています。

    ペンタスの和名

    ペンタスの和名は、同じアカネ科の三丹花(サンタンカ)に似ていることから、草山丹花(クササンタンカ)と呼ばれるようになりました。山丹花は、中国南部とマレーシア半島が原産地で、日本では沖縄の自然に野生化した赤色のサンタンカが「サンダンカ」と呼ばれ親しまれています。

    ペンタスの特徴

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    暑さに強いペンタスですが、湿度や温度管理をしなければ枯れてしまうため一年草として扱われています。花の開花時期は長く、病気や害虫にも強い特徴があります。ペンタスの大きさは、背丈が0.5cm前後、横幅は30cm~100cm未満で、半径1cmほどの星形の小花を花束のように咲かせます。

    冬でも開花

    多年草のペンタスは、5月から10月が開花時期です。肥料を与え日当たりのよい室内で乾燥気味に育てることで、冬でも開花が可能です。花の開花が一段落する梅雨時期や、夏が来る前に切り戻すことで、枝が増え、花の開花時期を延ばすことができます。

    ペンタスは寒さには弱いため、地植えのペンタスは冬には鉢に植え替えて室内で育てましょう。

    ペンタスの育て方

    ペンタス 白
    Photo by NakaoSodanshitsu

    ペンタスは、水枯れに強いため、園芸初心者におすすめの園芸植物です。しかし、ペンタスにも弱点があり、肥料や水をあげすぎても花が枯れる可能性があります。こちらでは、ペンタスの育て方を分かりやすくご紹介します。

    ペンタスの育て方「置き場所」

    フリー写真素材ぱくたそ

    ペンタスは日光を好む特徴があるため、日当たりのよい場所で育てます。冬は日当たりのよい室内に移動し、なおかつ、風通しのよい場所に置いて育てます。ただし真夏の西日にあたると枯れるため、半日陰に移動するか遮光します。

    ペンタスの育て方「鉢の大きさ」

    ペンタスは鉢植えなら5号鉢でゆったりと育てます。種から育てるように改良された小型から中型の品種シリーズは、「グラフティー」、「バタフライ」、「ニュールック」があり、栄養品種には、「ライカシリーズ」、ボリューム感のある「パニックタワーシリーズ」などがあり、いずれも鉢の大きさは3.5号~4号です。

    ペンタスの育て方「用土」

    ペンタスは湿気に弱いため、水はけのよい土で育てます。ペンタスの用土には草花用の培養土が適しています。バーミキュライトか、赤玉土、鹿沼土などの、草花用の水はけのよい土が適しています。

    用土は赤玉土5、腐葉土3、バーミキュライト2の割合で混ぜ合わせます。

    ペンタスの育て方「肥料」

    ペンタスの育て方で重視したいポイントは、元肥を十分に与えることと、花がしおれたときに、即効性のある栄養剤を与えることです。ペンタスの花の開花は、水やりの代わりに液体の肥料を与えることで、水の与えすぎが防げるでしょう。肥料を与える頻度は、ペンタスの花が咲く5月から10月は、月に1~2回の肥料を与えます。

    葉の色が黄色っぽく薄くなっていれば肥料切れの可能性があります。

    ペンタスの育て方「水やり」

    水まき
    Photo by sorarium

    ペンタスの水やりは土の表面がしっかり乾いてから行います。ペンタスは水のやりすぎなどで加湿になると、腐って枯れやすくなるためです。水やりの目安は、5月から10月ごろまでは鉢が乾いていれば、1日に1回は水を与え、冬は3日をめどに土が乾いていたら水やりをします。

    ペンタスの育て方「種植え」

    種植えの際は、種まき用のトレイを使用し、気温が20度を超えた春に種をまきます。気温が高すぎるときは土が乾きやすいため、5月、6月頃までに多めに種をまき、ペンタスが乾燥しすぎるのを防ぎます。発芽するまでは、霧吹きなどで水を与え、土が乾燥しないように気を付けます。

    植え替えの時期や方法

    種まき用トレイからの植え替えは、種植えから半年ほどたってから行います。十分に育った苗を、プランターや庭などに植え替えます。

    ペンタスの日常管理・剪定方法

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    ペンタスの剪定は、春から秋にかけて行います。花が咲き終わったら花がらを摘むか、切り戻しを行い、種がつき栄養が取られることを防ぎます。冬越しできた株は、枝を半分ほどに切り詰めることで、草姿のバランスがよくなります。下記にて、ペンタスの主な剪定をご紹介します。

    ペンタスの管理「花が枯れたとき」

    ペンタスの花は咲き終わったら、枯れた花の茎ごと切り戻します。花柄をそのまま放置しておくと、栄養が吸い取られ、枝が伸び草姿も見栄えが悪くなるからです。花は真ん中から枯れますので、まずは真ん中の枯れた花を枝ごとカットします。

    切り戻しの時期は、梅雨前、夏が来る前に行い、蒸れを防ぎましょう。

    ペンタスの管理「葉が大きいとき」

    成長して大きくなった根元の葉をカットします。根元にはびこっていた葉を取ることで、土に陽が当たりペンタスが元気に育ちます。

    ペンタスの管理「植え替え」

    根詰まりを起こすことがあるペンタスは、植え替えが欠かせません。鉢植えなら年1回、5月、6月の植え替えがおすすめです。植え替えの際は、根についた古い土は半分落とし、新しい土に植え替えます。

    ペンタスの管理「冬越ししたいとき」

    鉢
    Photo bycongerdesign

    ペンタスは最低でも2年に一度は植え替えをすることで、根詰まりを起こし花つきが悪くなるのを防ぎます。冬越しするために5度以上ある日当たりのよい室内で育て、冬越しできたペンタスの株は、半分ほどに枝を切り詰め、草姿をバランスよくしておきましょう。

    ペンタスがかかりやすい病気

    立ち枯れ
    Photo by JIRCAS

    ペンタスが枯れる原因の一つに、立ち枯れ病と灰色かび病があります。立ち枯れ病などはかかると厄介な病気のため、早めに見つけることが肝心です。病気が進むと葉が黄色くなり、最終的には茎が腐ってしまいます。病気の伝染を防ぐためにも早めの治療が肝心です。

    立ち枯れ病

    立ち枯れ病は気温が上がる春頃から、雨などが続き湿度が上がる冬にかけて発生します。真夏の高温多湿の西陽にも当てないようにします。水はけの悪い土壌や、深く植えすぎることでも立ち枯れ病になりやすくなるため注意が必要です。

    肥料の与えすぎにも注意

    ペンタスの立ち枯れ病を防ぐための管理は、花の咲かない冬は肥料を与えないことです。真夏の気温が高い時期には株が弱っているため、肥料を与えすぎると立ち枯れになりやすくなります。

    株の近くで固形の肥料を与えないようにし、夏場の肥料は控えましょう。

    灰色かび病

    ペンタスの病気は、立ち枯れ病の他に「灰色かび病」があります。病気が進行すると、花にシミのような模様ができ、花が腐ってきて灰色のかびに覆われ褐色になります。

    風通しが悪いところでかかりやすい

    灰色かび病は、風通しが悪いところで湿度が高まってしまうと引き起こしやすいといわれています。多湿で、温度が低い時期に発生します。広がると株全体が痛んでしまうため、葉の傷んだ部分をカットし、風通しと日当たりのよい場所で管理します。

    灰色かび病気の予防に、枯葉を除去し、枝の剪定をして風通しをよくしよう。

    ペンタスの増やし方

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    ペンタスの増やし方をご存知でしょうか。ペンタスを育てるコツを掴んだら、今度はペンタスを増やす方法が知りたいですよね。こちらでは、ペンタスを増やす方法、さし芽の仕方、挿し木のコツ、寄せ植えのポイントを紹介します。

    ペンタスを増やす挿し木の仕方を覚えましょう。

    挿し木の仕方

    Photo byvjgalaxy

    土を入れた鉢に水をたっぷり注ぎ、余分な水をそのまま流します。花を切り、葉っぱも半分にカット、茎の大きさは10cm以内を目安に、茎はスパっと斜めにカットし、土の中にまっすぐあけた穴に差し込んだら挿し木は完成です。

    挿し木の時期や植え替えの目安

    ペンタスの挿し木は、春に行います。枝の大きさは5cmから10cm程度にします。半日陰て育て、土が乾かないように霧吹きで管理し、一か月ほど様子を見ます。十分な根が出たら鉢などに植え替えましょう。

    ペンタスは日光を好むため、日差しの当たる葉を残した半分をカットします。

    さし芽

    さし芽のやり方は、茎と葉を先端から3節の長さに切り取り、次に余分な水分の蒸発を防ぐために茎と葉をカットし、土にまっすぐに茎を差し込みます。発芽するまでは半日陰で土を乾かさないように管理します。葉が伸びてきたら鉢に植え替えて、茎の先端を摘みワキ芽をださせます。

    茎が伸びてきたら、茎の先端を摘み、ワキ芽をださせてペンタスを増やしましょう。

    さし芽に適した時期と理由

    ペンタスのさし芽の時期は、5月と6月、9月~10月に行います。真夏は避けて行います。気温が高いときのさし芽がうまくいきますが、水分蒸発が激しすぎる真夏には控えるようにします。乾燥してしまうと芽が枯れるため、さし芽はうまくいかないからです。

    ペンタスの寄せ植えのポイント

    ペンタスは暑さに強く日中の日差しを好むため、同じように日差しに強い花を寄せ植えするのがポイントです。ペンタスの茎は細いので、同じように茎の細い品種とも相性が合います。横に広がるのがペンタスの特徴ですので、寄せ植えのときには広めの鉢にゆったりと植え付けます。パンジーなどの開花時期や水やりの仕方が似ている花もおすすめです。

    茎が込み合うと根腐れを起こすため、他の茎と間隔をあけて植えつけます。

    見た目で決める

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    見た目の美しさや、好きな花で寄せ植えを楽しむのもおすすめです。おすすめは、日々草、プミラ、多肉植物、千日紅、クロサンドラ、アンゲロニア、ブーゲンビリア、ブラックスワン、ハツユキカズラ、ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト、バーベナ、ペニセダム、ジニア、トウガラシなど、さまざまな植物で寄せ植えが楽しまれています。

    まとめ

    ペンタスピンク色
    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    今回は、かわいらしい星形の花が咲くペンタスの育て方やペンタスの増やし方、病気の立ち枯れ病についてをご紹介しました。ペンタスは日光を好み湿度を嫌うため、風通しがよく湿気の少ない環境で育てることがペンタスの上手な育て方です。ぜひ本記事を参考に、ペンタスの鉢植えやおしゃれな寄せ植えを楽しみましょう。

    miwa
    ライター

    miwa

    よろしくお願いいたします。

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