チアシードの効能⑤美肌
「お肌は内面の鏡」「お肌は内面8割、外面2割」と言われるほどお肌には身体の中の状態が影響します。これだけ内面によいチアシードですから、もちろん美肌にも効果的です。
お肌の代謝促進
肌トラブルの原因の1つは肌代謝の低下です。チアシードには肌細胞を活性化し、肌代謝を促進させる効果もあります。お肌が水分を保つ力を高める効果もあり、きれいなお肌を作るために必要なビタミンやミネラルも豊富なため、身体の中から美肌作りをサポートしてくれます。チアシードには便秘解消効果もあるため、肌荒れやふきでものの改善にも効果的です。
美肌パックにも使える
実は、チアシードは美肌パックにも使えます。食べられるものなのでもちろんお肌にも安心です。使い方は水に戻したチアシードをお肌に乗せて約10分置くだけ。チアシードパックを外したあとはぬるま湯で軽くすすぎます。すごく簡単につるつる肌になれます。
チアシードパックの効果
- 毛穴の黒ずみ除去
- 余分な角質除去
- 美白
- 保湿
- お肌へのミネラル補給
チアシードのおすすめの食べ方
チアシードは無味無臭のため、どんな食品にも取り入れやすくい食材です。プルプルとした触感を活かしたメニューもおすすめですが、食品に自然となじむメニューもおすすめです。必ず12時間以上水に戻してお使いください。
チアシードのプルプル感を活かした食べ方
ジュースに
お好きなジュースにチアシードを大さじ1杯混ぜるだけ!※生のチアシードとジュースを混ぜる場合はチアシードに対して10倍以上のジュースを入れ、12時間以上置いてください。(加熱する場合はホワイトチアシードを使う。)
ドレッシングに
ドレッシングと混ぜてサラダにかけるだけ!チアシードのつぶつぶ感とサラダがマッチしておいしいです。チアシードは無味無臭のため、どんなドレッシングとも合います。
プルプル感が苦手な方におすすめの食べ方
ハンバーグに
焼く前のハンバーグに混ぜるだけ!チアシードのプルプル感がつなぎ代わりにもなります。焼いてしまえばチアシードが入っているかもわかりにくくなるため、食わず嫌いな方にもおすすめです※加熱に強いホワイトチアシードがおすすめです。
ジャムに
ジャムに混ぜるだけ!ジャムの粘度がチアシードのプルプル感を目立たなくしてくれます。ヨーグルトに混ぜたり、パンにつけたり、いろんな用途でおいしく食べられます。
チアシードを食べるときの注意点(副作用を回避する方法)
上記の効能はすべて正しい食べ方、使い方をした前提での効果です。一般的にチアシードの副作用と言われるもののほとんどは誤った食べ方をしてしまったことが原因です。誤った食べ方、使い方をしてしまうと十分な効果が得られないだけでなく、不調を起こす場合もあるので気を付けましょう。また、薬を服用されている方の場合、薬の副作用とチアシードの効能が合わさって不調を招く場合があります。かかりつけ医に確認をして自分自身の体調に合わせて摂取しましょう。
そのまま食べるのはNG
チアシードは水分を吸収して膨らむ特性があるため、そのまま食べると体内の水分を吸収して膨らんでしまい、便秘や腹痛を起こしてしまう場合があります。また、チアシードには発芽毒(外敵から身を守るための毒)があるため、必ずチアシード大さじ1杯に対し10倍以上の水で12時間以上置いてから食べましょう。また、チアシードの栄養成分が流れてしまわないように、水に戻す際は10℃~40℃未満の水(お湯)がおすすめです。※発芽毒は水に12時間以上戻すことで毒性がなくなります。
1日大さじ1杯を守る
チアシードは食物繊維を多く含むため、摂りすぎると胃腸の働きが良くなり過ぎてしまい、下痢を起こす場合があります。少量でも十分な栄養効果があるスーパーフードなので、1日大さじ1杯を守って生活に取り入れましょう。※チアシードはあくまでも食物なのでチアシードを食べたからと言って副作用を気にする必要はありませんが、どんな食物でも過剰に摂りすぎてしまえば良くない点はチアシードも同じです。
副作用はあるの?
正しい食べ方、使い方であれば副作用と言われる下痢や腹痛などが起こることはありません。ただし、まれにアレルギー反応を起こす方もいるので、チアシードの摂取後にじんましんや吐き気などを感じた場合は控えるようにしてください。また、便秘の方の場合、胃腸の活動が活発になり宿便が出ることがあります。宿便が出ることはよいデトックスですが、その際に腹痛を感じる場合もあります。長くたまっていた便が出ようとしておこる腹痛なので出てしまえば落ち着きます。
無農薬・オーガニックを選ぶ
農薬や化学肥料が含まれたチアシードを摂取してしまうと、その農薬なども身体に入れてしまうことになります。農薬や化学肥料が含まれたチアシードを食べ続けてしまうとそれらが身体の中に蓄積してしまうため、農薬の副作用によって体調を崩してしまう場合があります。口に入れるものなので、安心できる無農薬、オーガニック栽培されたチアシードを選びましょう。
加熱するならホワイトチアシード(サルバチアシード)
ブラックチアシードは加熱すると栄養素が飛んでしまいます。しかし、ホワイトチアシードはブラックチアシードに比べ加熱に強く、栄養素が飛びにくいと言われています。加熱して調理する場合はホワイトチアシードを選びましょう。
まとめ
現代はサプリなどで気軽に栄養素を取り入れられる時代になりましたが、化学でできた栄養素と自然の恵みから生まれて凝縮された栄養素ではその質は歴然です。便利になって自然から離れがちになってしまうからこそ、普段の食事に自然の栄養を加えていきたいですよね。チアシードはまさに、それにぴったりな食材な上、食べるだけじゃない使い方ができるのも嬉しいところです。正しい食べ方、使い方で、ぜひあなたの生活の一部に取り入れてみてください。
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出典:Pixabay