7月に植える・植えられる野菜7選!初夏に植え付けできる野菜は?

7月に植える・植えられる野菜7選!初夏に植え付けできる野菜は?

梅雨も終わり、本格的に暑くなる7月。7月には夏野菜の収穫も始まり、秋や冬に向けて次に何を植えるか迷っている方もいるかと思います。今回は7月に植えることのできる、オススメの野菜を紹介します。おいしい野菜を植えて収穫を楽しみましょう。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.7月に植える野菜①小松菜
  3. 3.7月に植える野菜②キャベツ
  4. 4.7月に植える野菜③葉ネギ
  5. 5.7月に植える野菜④水菜
  6. 6.7月に植える野菜⑤ブロッコリー
  7. 7.7月に植える野菜⑥ニンジン
  8. 8.7月に植える野菜⑦シソ
  9. 9.まとめ

はじめに

Photo byShireShy

梅雨も明け、本格的に暑くなる7月。7月に植える野菜は基本的に秋から冬にかけて収穫するものがほとんどです。暑い時期に栽培をはじまるため、3月~5月ごろと比べて植えることのできる野菜は少ないですが、魅力的な野菜がたくさんあります。今回は家庭菜園にオススメの7月に種まき・植え付けのできる野菜を紹介します。

7月に植える野菜①小松菜

フリー写真素材ぱくたそ

鉄分やカロテン、カルシウムなどを豊富に含む緑黄色野菜の小松菜。種まきから1か月ほどで収穫でき、育てやすいため初心者にもおすすめです。7月だけでなく、4月~9月末まで種まきをすることができます。害虫が発生しやすいので、防虫ネットを種まき直後にかけることで、きれいな小松菜を収穫できます。

小松菜の種まきから収穫まで

出典:画像AC

土に1cmほどの溝を作り、1cmほどの間隔で種をまきます。どんどん葉が伸びるので、小松菜どうしの間が詰まりすぎないように3cm~4cmほど間をあけれるよう間引きをします。間引きをすることで太陽の光をしっかり浴びることができ、小松菜が大きく成長します。葉っぱが4枚ほどになったら、肥料をあたえましょう。

時期をずらして種まきをする

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1か月という短期間で育ち、種まきのできる期間が長い小松菜は、10日おきに少しずつ種まきをすることで、収穫時期をずらすことができます。1か月以上小松菜を植えたままにすると、大きくなりすぎて葉が固くなり、味が落ちてしまいます。時期をずらして少しずつ育てることで、美味しい小松菜を長期間楽しめます。

7月に植える野菜②キャベツ

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サラダにも炒め物にも使いやすい万能な野菜のキャベツ。球のサイズが12cmほどと、それほど大きくならないミニキャベツであればプランターでも栽培可能で、家庭菜園にもおすすめです。アオムシなどの被害にあいやすいので、防虫ネットを植え付け直後にかけるようにしましょう。

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キャベツの種まきと栽培のポイント

出典:写真AC

キャベツの栽培は7月のポットまきから始まります。ポットに土入れて種まきし、土の表面が乾かないように水やりをして発芽させます。葉っぱが5枚ほど出たら畑やプランターに植え付けます。植え付けから2週後から、2週間に1回肥料をあげてから土寄せ(キャベツの株元に土を盛る)をすることで、より立派なキャベツが育ちます。

収穫のタイミングは気持ち早めに

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収穫が遅れてしまうと裂球(れっきゅう)がおこり、球が割れてしまうことで味が落ちてしまいます。球の上部を触ってみて、引き締まっていたら収穫の目安です。すみやかに株元から球を切り取って収穫しましょう。

7月に植える野菜③葉ネギ

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薬味として重宝されている葉ネギは、6月~7月にかけて種まきをする野菜です。狭い場所でも育ち、丈夫で病害虫に強く、1日4時間~5時間ほど日に当たれば育つため家庭菜園にピッタリです。畑で育てるイメージがありますが、プランターでも立派に育ちます。

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葉ネギの種まきから収穫まで

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土に1cmほどの溝を作り、1cmほどの間隔で種をまきます。乾燥を防ぐため、種まき後は不織布やキッチンペーパーでおおい、発芽したら外します。種まきの10日後、1度だけ葉ネギどうしの間が3cmほど空くように葉ネギを抜く間引きをします。2週間ごとに1回肥料をあたえ、葉ネギの高さが30cm~50cmになったら収穫時期です。

葉ネギを何度も収穫する方法

Photo bycocoparisienne

葉ネギを収穫する際に、根元から3cm~4cmほど上をハサミで切り取って収穫し、その後も2週間に1回肥料を与え続ければ葉が再び生え、再度収穫することができます。最後の収穫の時は株ごと引き抜きましょう。

次ページでは残りの4種類の野菜を紹介します!

7月に植える野菜④水菜

フリー写真素材ぱくたそ

日本で古くから栽培されている水菜。シャキシャキとした触感でサラダや鍋料理にピッタリの野菜です。4月頃~9月頃まで種まきで育てることができます。乾燥に弱いため、土が乾いたらたっぷりと水やりを行いましょう。

水菜の種まきから収穫まで

出典:写真AC

土に1cmほどの溝を作り、1cmほどの間隔で種をまきます。どんどん葉が伸びるので、水菜と水菜の間が詰まりすぎないように間引きをします。間引きをすることで太陽の光をしっかり浴びることができ、水菜が大きく成長します。葉が4枚ほどになったら肥料をあたえ、高さが25cm~30cmになったら株ごと収穫します。

7月に植える野菜⑤ブロッコリー

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ビタミンCやカロテン、食物繊維など栄養豊富なブロッコリー。6月~8月にかけて収穫する春まきと、11月~2月にかけて収穫する夏まきがあります。プランターでも十分育てることができますが、害虫が発生しやすいので、植え付けから防虫ネットを使って虫を寄せ付けないようにすることがポイントです。

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ブロッコリーの種まきから収穫まで

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7月からのブロッコリーの栽培は、ポットまきから始まります。ポットに土を入れて種まきし、土の表面が乾かないように水やりをして発芽させます。葉っぱが5枚ほど出たら畑やプランターに植え付けを行います。植え付け直後はたっぷりと水をあげましょう。2週間ごとに肥料をあたえ、土寄せ(ブロッコリーの株元に土を盛る)を行います。収穫は10月末からになります。

花蕾をたくさんとるには

Photo byShutterbug75

花蕾(からい)はブロッコリーのシンボルともいえるつぼみのことです。ブロッコリーの先端に生えた花蕾を収穫した後も、肥料をあげてしっかり育てると、わき芽が育ち花蕾がまた生えてきます。上手く育てれば2月ころまで収穫を楽しむことができますよ。

ボタニ子

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次ページからは「7月に植える野菜⑥ニンジン」を紹介します。

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7月に植える野菜⑥ニンジン

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