玄関に置くとよい観葉植物11選！風水的にも縁起のよい植物をご紹介！

風水では北側に玄関があると凶だといわれます。北は日当たりが悪くて冷たく暗いので、湿気や悪い気がたまりやすく、よい運気が入りにくいと考えられるからです。しかし、北は金運を司る方位でもあります。暗い環境でも元気に育つ観葉植物で、よくない気の流れを調節し、運気を呼び込みましょう。

アグラネオマは「富を引き寄せる」として、華僑やユダヤの大富豪に好まれる観葉植物です。タイでは身近に置くと幸せを呼び込むといわれ、アジアの富裕層にも人気があります。先の尖った葉っぱが上に伸びるので陽の性質を持つ上、空気清浄効果も強い植物です。また、迷彩柄のような模様やピンクの斑入りなど、葉っぱの模様も楽しめます。

アグラネオマは耐陰性に優れた観葉植物としても知られています。ただし高温多湿を好むため、冬でも12℃前後の気温が必要です。冬の夜間は発泡スチロールや段ボールをかぶせたり、新聞紙で包んだりして保温します。水を切らさないようにし、葉水を与えて湿度も保ってあげましょう。

テーブルヤシは細長い葉っぱを上に向かって伸ばします。空気清浄効果が強いことでも知られ、陽の気で邪気を払い、やる気を高めてくれる観葉植物です。コンパクトで、耐陰性や耐寒性に優れているため育てやすく、置く場所を選ばないので人気があります。いつも身近に飾れることが、「あなたを見守る」という花言葉の由来です。乾燥には弱いので水切れには注意しましょう。

ポトスはある程度の耐陰性がありますが、普通の品種は明るい日陰を好みます。ポトスの中で最も耐陰性に優れた品種がポトス・パーフェクトグリーンで、暗い玄関にもおすすめです。斑がなくシンプルな緑の葉は、みずみずしく生命力を感じさせます。ポトスは和名を黄金葛（オウゴンカズラ）といい、花言葉は「永遠の富」です。この縁起のよい花言葉にあやかって、金運アップに効果があるといわれています。

ポトスはつる性で上によじ登って伸びる性質があるため、陽の性質を持つ観葉植物です。また、垂れ下がってつくハート型の葉は、恋愛運アップが期待できます。つるを伸ばす植物は縁を結ぶといわれるため、人間関係や家族円満にも効果的です。耐陰性や耐寒性は品種によっても異なりますが、ポトスは初心者でも育てやすい観葉植物として人気があります。

オモト（万年青）は江戸時代から縁起のよい植物として親しまれてきました。運気を上昇させる観葉植物としては最強との呼び声も高いです。オモトは暑さや寒さにも強く、その名の通り一年中緑の葉っぱから、長寿の効果が期待されます。また、実をつけた株は子孫繁栄の象徴です。特に引っ越しの際にはまず玄関にオモトを置くと運が開けるといわれています。北側の暗い場所でも育てやすく、葉の形や斑の入り方がさまざまで楽しみが多いことも人気の理由です。

開運を目的として、玄関に観葉植物を飾っても、間違った方法で飾ると恩恵を受けられないといいます。観葉植物を飾るときに守りたいポイントとは、どんなことでしょうか。

プラスチックの鉢は軽くて丈夫ですが、「火」の気を持つものです。観葉植物が持つ緑の自然エネルギーを打ち消してしまうので、風水的にはおすすめできません。陶器や籐などの自然素材の鉢カバーをつけて、風水の効果を最大限に享受しましょう。日光に当てるために移動が必要で、鉢が重い場合には、鉢を簡単に移動させるためのキャスター台があると便利です。

風水では清潔さが大切です。受け皿に汚れた水が残っていたり、緑の葉っぱにほこりがたまっていては、運気が逃げてしまいます。受け皿の水は毎回必ず捨て、葉っぱは葉水を与えて濡れたティッシュで拭くなど、清潔に保ちましょう。合わせて、靴を脱ぎっぱなしにしない、こまめに掃除をする、玄関マットを置くなどに気を配ると、さらに運気が上がります。

植物は生き物なので、枯れることもあります。しかし、縁起が悪いと感じなくても大丈夫です。風水では観葉植物が代わりに悪い気を引き受けてくれたと考えます。かといって枯れた植物をそのまま置いておくと、運気を下げてしまって好ましくありません。植物に感謝して片付け、新しいものを用意しましょう。

玄関は風水を考える上で重要な場所です。観葉植物はおしゃれなインテリアとしてだけではなく、開運アイテムとしても手軽で優秀だと注目されています。選ぶ際には、玄関の環境と効果、自分で世話が可能かどうかなどを合わせて考えるのがおすすめです。北向きの玄関でも観葉植物を置けば、暗い雰囲気が払拭されます。最近は100均でも観葉植物が入手できて便利です。観葉植物から自然のエネルギーをもらって、運気もアップさせてみてはいかがでしょうか。