玄関に置くとよい観葉植物11選！風水的にも縁起のよい植物をご紹介！

日当たりのよい明るい玄関は、風水で最もよいとされます。観葉植物にとっても過ごしやすい場所だと思われるかもしれません。しかし、観葉植物の中には直射日光に弱いものもあり、特に夏の日差しや西日は、葉焼けなどのダメージになります。日当たりのよい玄関に飾る観葉植物としては、どんなものがおすすめなのでしょうか。

ユッカは別名「青年の木」と呼ばれ、成長や発展の象徴とされます。男性的で緑の新芽を次々に伸ばす姿が、旺盛な生命力を感じさせるからです。そのため風水では、仕事運や金運アップのアイテムとされます。「勇壮」「偉大」「颯爽」という前向きな花言葉も、人気の所以です。ユッカの尖った葉は上向きに茂るので、玄関に置くと邪気を払い、陽の気で元気を与えてくれます。

ユッカは太陽の光を非常に好む植物です。日当たりが悪いと葉つきが悪くなったり、弱々しくなったりします。光がたっぷりと差し込む玄関にはうってつけの観葉植物です。玄関の外にも置けますが、夏の直射日光には注意しましょう。また耐寒温度は5℃なので、冬場は室内での管理が必要です。成長が早いので、2～3年に1度程度植え替えをします。

サンスベリア（サンセベリア）は尖った葉を上に伸ばす観葉植物（多肉植物）です。マイナスイオン効果や、空気清浄効果が高い植物としても知られています。邪気から家を守ってくれる上、空気をきれいにして風水の効果を高めてくれるうれしい植物なのです。サンスベリアは和名を「千歳蘭（チトセラン）」といい、「永久」「不滅」という花言葉を持っています。「千歳」は長い年月を意味するので、長寿や永遠の幸せを連想させる縁起のよさもおすすめポイントです。

サンスベリアは日光を好みます。ある程度の耐陰性はありますが、健康的に育てるには最低限、明るい日陰程度の日当たりは必要です。ただし、真夏の直射日光では葉焼けを起こします。サンスベリアを枯らす原因で最も多いのは、水のやり過ぎです。逆に言えば、水やりに手がかからない植物といえるかもしれません。冬越しは10℃以上を保ちます。

グリーンネックレスは、球形の丸い葉が数珠のように連なっているかわいい観葉植物（多肉植物）です。丸い葉は玄関に向かないのではないかと思われるかもしれません。しかし、グリーンネックレスは別名を「緑の鈴」といいます。風水で鈴の音は幸せを呼ぶ開運アイテムです。また、丸い葉は「円」や「縁」を連想させ、お金やよい縁を呼び込んでくれるといいます。グリーンネックレスは金運、恋愛運アップにおすすめなのです。

グリーンネックレスは、風通しと日当たりのよい場所が大好きです。ただし真夏の直射日光は葉焼けするので避けます。暖地では屋外でも冬越しできるので、玄関の外にも飾ることができる観葉植物です。サンスベリアと同様に多肉植物ですので、水のやり過ぎには注意します。高さのある鉢や吊り鉢に仕立てて、垂れ下がる丸い葉っぱの間を風が通って、よい気の流れが家に入るようにしましょう。

すりガラスやレースのカーテンがかかった窓や天窓があり、明るい日陰の玄関は、観葉植物にとって快適な場所です。適した観葉植物が多くて迷ってしまうかもしれません。中でも縁起のよいおすすめの観葉植物をご紹介しましょう。

パキラは、別名「発財樹」「money tree」と呼ばれる縁起のよい植物です。かつて観葉植物として台湾に紹介されてから、アジア諸国で盛んに売買されて大きな利益をもたらしたことから、そう呼ばれます。名前にあやかって金運が期待される人気の観葉植物です。また、太い幹がまっすぐ上へと伸びる姿は生命力の象徴とされ、仕事運にも効果があります。パキラの尖った緑の葉っぱは邪気を払ってくれるので、玄関にぴったりです。

パキラは夏の直射日光を避け、明るい日陰が適しています。ある程度の耐陰性はありますが、あまりにも暗い場所では間延びして姿形が崩れやすいので注意が必要です。寒さには強くないので、5℃を下回らないようにしましょう。成長が早い植物なので、根詰まりを起こさないように定期的な植え替えも必要です。

ドラセナは「幸福の木」という別名を持つ、人気の観葉植物です。残念ながら「幸福の木」の名の由来となった「Good Luck Plant」は、ドラセナとは別の植物を指します。「Good Luck Plant」はハワイのティーのことで、ハワイでは幸運の象徴として家の前に植えられたり、フラに使われたりする木です。しかしがっかりすることはありません。ドラセナも台湾などでは金運を呼ぶ縁起物とされ、「ラッキーバンブー」「ミリオンバンブー」と呼ばれて人気です。

ドラセナは細く尖った葉っぱを上に伸ばします。玄関に置くと、陽の気で邪気を払ってくれるでしょう。ドラセナは直射日光で葉焼けを起こしますが、あまりに暗いと日照不足になります。また、最低5℃以上、できれば10℃以上を保ちたい植物ですので、冬場の管理には注意が必要です。上に伸び続ける特徴があるため、樹形が崩れた場合は切り戻しをします。定期的な植え替えも、元気を保つ秘訣です。

ガジュマルは「多幸の木」とも呼ばれる縁起のよい観葉植物です。大きく育つと、幸運をもたらす精霊キジムナーが宿るという伝説があります。コンクリートを突き破るほどのパワーと生命力を持つ植物です。丸い印象があるので、金運や恋愛運にも効果があるといわれています。気根の形がユニークで鉢ごとに個性があるので、お気に入りの形を見つけてかわいがってあげると幸せを呼び寄せてくれるでしょう。

モンステラはハワイ語で「湧き出る泉」という意味を持ち、「希望の光を導く」と言い伝えられる植物です。モンステラは余分な水分を水孔（すいこう）から排出するため、朝方葉先に水滴がつきます。このことから、「湧き出る泉」のように金運をアップさせるのです。葉の切れ目から差し込む光は希望の光ととらえられ、縁起のよいモチーフとしてよく使われます。若い木では葉に切れ目が入らずハート形なので、恋愛運も期待できるでしょう。

モンステラは明るい日陰を好み、日光が足りないと徒長して見た目が崩れます。耐寒温度は5℃程度です。成長が早い植物なので、定期的に剪定や切り戻し、植え替えを行います。