バルサミコ酢とは？原料・効能から上手な使い方・レシピまで紹介！

スーパーでも手に入る程身近になったバルサミコ酢が人気なのは、その香りやおいしさだけではありません。私たちの健康にも嬉しい、バルサミコ酢の成分と効能をご紹介します。

バルサミコ酢は発酵食品のひとつです。発酵食品には多くの善玉菌が含まれているので、腸内環境を整える効果があります。腸内環境が整って悪玉菌が減ると、免疫力も上がります。

バルサミコ酢の原料となるぶどう果汁の色や苦味には、ポリフェノールが豊富に含まれています。他にもバルサミコ酢には、アミノ酸やミネラル類も豊富に含まれています。

【バルサミコ酢で期待される健康効果】

• 抗酸化作用でアンチエイジング
• 疲労回復、免疫力のアップ
• コレステロールの低下、生活習慣病の予防　など

バルサミコ酢の酸味や甘み・香りといった特徴を生かし、さらに健康効果も期待できるのはどのような食べ方がよいのでしょう。食材としてのバルサミコ酢の魅力を引き出す、おすすめの簡単な使い方をご紹介します。

バルサミコ酢の香りが楽しめ、食材のおいしさを引き出すサラダやマリネのドレッシングがおすすめです。バルサミコ酢にオリーブオイルと少量のはちみつを加え、塩コショウで味を調えるだけで、簡単でおいしいドレッシングができあがります。野菜だけでなく、フルーツやナッツ・チーズとも相性がよいですね。

バルサミコ酢の香りと甘みは、肉の旨味を引き立てるソースにぴったりです。豚肉などを焼いた肉汁にバルサミコ酢を加えて煮詰めてから、少量のバターと醤油を加えるだけです。特売の豚肉を簡単にお店の味にランクアップさせる、おいしいソースになりますね。

いつものお料理にバルサミコ酢をちょい足しするだけで、旨味がアップします。なんとなくバルサミコ酢を買ってみたものの、使い道がなかったという方にも、ちょい足しメニューが簡単でおすすめです。

• 目玉焼きやTKG（卵かけご飯）に
• ポテトサラダのソースの代わりに
• きんぴらごぼうなどのお惣菜に
• キムチ鍋にも
• カップアイスやプリンに

バルサミコ酢の風味を生かしたレシピをご紹介します。毎日のお弁当作りにも便利な定番のお惣菜を、バルサミコ酢で簡単にアレンジしてみましょう。

【材料】
ドレッシング

• オリーブオイル
• バルサミコ酢
• はちみつ、またはオリゴ糖シロップ
• 塩、コショウ

• サラダ菜、レタス、水菜など好みのリーフ類
• 好みのフルーツ適量（春はいちごとキウイ、夏はグレープフルーツとプルーンなど、秋冬はりんごや柿もおすすめ）

• チーズ適量（パルミジャーノやカマンベールがおすすめ）

【バルサミコソースの作り方】

1. バルサミコソースの材料を混ぜ合わせます。
2. フライパンに入れ、沸騰したら弱火で煮詰めます。

1. ローストポークの★の材料を混ぜ合わせ、ミックスハーブを作ります。
2. 豚肉にフォークをさして柔らかくした後、ミックスハーブをすり込み20分〜1時間寝かせます。
3. 油を引かないフライパンで、お肉に焼き目をつけます。
4. 取り出したお肉をホイルでくるみ、ラップで二重に包んで保存袋に入れ、空気を抜きます。
5. 別の鍋に沸かした湯を用意し、お肉を入れて上から重しをします。
6. 火はかけずに、1〜2時間おきます。
7. 取り出して好みの厚さに切り、ソースをかければ完成です。

【材料】

• ごぼう、にんじん、れんこん（好みの根菜類）を適量
• 鷹の爪
• 炒りごま
• ごま油
• バルサミコ酢
• しょう油
• 砂糖

1. 根菜類は3mmの薄切り、またはいちょう切りにして、ごぼうとれんこんは水にさらしてアク抜きします。
2. 熱したフライパンにごま油を回し入れ、根菜類を炒めます。
3. 鷹の爪を入れ、バルサミコ酢としょう油を1：1の割合で入れたら、砂糖で甘みを調えます。
4. 水気が少なくなるまで炒めたら皿に盛って、炒りごまをかければできあがりです。

ワイン用のぶどう果汁から作られた、イタリアの伝統的な調味料バルサミコ酢をご紹介しました。健康効果も期待できる注目の発酵食品、バルサミコ酢を上手に使って、いつもの料理を簡単にレストランの味にランクアップさせましょう！