「ぐんま名月」ってどんなリンゴ?味・旬な時期や食べ方をご紹介!

「ぐんま名月」ってどんなリンゴ?味・旬な時期や食べ方をご紹介!

りんごといえば「ふじ」や「王林」が一般的に多く知られていますが、「ぐんま名月」という品種を聞いたことはあるでしょうか。今は少しずつ生産量が多くなっていますが、希少なりんごとなっています。ぐんま名月の味や旬、上手な選び方などを詳しく見ていくことにしましょう。

記事の目次

  1. 1.ぐんま名月とは
  2. 2.ぐんま名月の味や旬な時期・選び方
  3. 3.ぐんま名月のおすすめ調理方法
  4. 4.まとめ

ぐんま名月とは

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ぐんま名月(めいげつ)というりんごは、種子親が「あかぎ」、花粉親が「ふじ」のかけ合わせで生まれました。産地である群馬県以外で、手にいれることはなかなか難しい品種です。県内ではりんご狩りのシーズンに、旬のぐんま名月を収穫して味わうことができます。

概要

  • 群馬県生まれ
  • 1991年に品種登録される
  • 蜜が多く含まれている
  • 無袋栽培が主流

呼び名

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ぐんま名月には、いろいろな呼び名があります。群馬県以外の地域では「めいげつ」と呼ばれたり、北海道では「ななみつき」と呼ばれたりしていて、全国的にとても人気の高いりんごです。

「幻のりんご」として知られている

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需要の高いぐんま名月は、りんごの産地として知られている青森県や長野県でも生産されています。ですが、群馬県が生産量の半分以上を占めていて、ぐんま名月のように皮が黄色いりんごは表面に傷がつくと目立ってしまうため、なかなか積極的に育てられることは少なく、希少なことから「幻のりんご」として知られています。

見た目

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ぐんま名月はサイズが大きめで、重さは280gから350gです。黄色や黄緑の皮に赤色がまだらに染まっているという見た目も特徴です。基本的な皮の色は黄色や黄緑ですが、日に当たることにより、その部分が赤く染まり、このような色合いになります。赤い部分が多かったり、うっすら一部分が赤くなったりと彩色はさまざまです。皮をむくと、白くてみずみずしい実があらわれます。

栄養

主な栄養素

  • ポリフェノール
  • 有機酸
  • カリウム
  • ペクチン
  • ビタミンC

ぐんま名月は栄養素が豊富で、健康をしっかりサポートしてくれます。なかでもポリフェノールの含有量が多く、とくに皮の部分に含まれていて、皮をむかずに食べると栄養を無駄なく吸収することができます。りんごは、万能な果物として知られ、1個食べると医者はいらないと言われるほどです。

ぐんま名月の味や旬な時期・選び方

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おいしいりんごを見分ける方法を知っておくと、りんご狩りや市場で購入するときにひとつの目安になります。一般的に黄色いりんごは蜜が少なく甘くないと言われますが、そんなことはありません。ポイントをおさえておくと、甘くてジューシーなりんごを入手できるので、詳しく見ていきましょう。

味・旬な時期

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ぐんま名月は香りが強く、たくさんの蜜が含まれています。糖度は15%あり、酸味が少なくて甘さが際立つおいしい品種です。また、蜜だけではなく果汁もたっぷり含まれています。少し硬めの食感なので、食べ応えがあるのも特徴。収穫時期は10月のおわりから11月のなかばになり、食べごろの旬は、11月のはじめから1月の終わりです。

ぐんま名月は蜜がたっぷり含まれているため、あまり日持ちはしません。食べごろを逃さないようにしましょう。

おいしいぐんま名月を選ぶには

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皮がどのような色合いになっているかを見る

ぐんま名月の皮が黄緑から黄色に変化したら、熟した証拠になります。より甘いりんごを好む場合は赤いものを、少し酸味があるりんごを好む場合は黄緑よりのものを選ぶといいでしょう。

香りを確認してみる

ぐんま名月から、強い香りがしたら、しっかりと熟している目安になります。芳醇な香りがしたものを選びましょう。

重みのあるものを選ぶ

手にとったときにずっしりと重みがあり、表面に張りがあるものを選んでみましょう。果汁がたっぷり含まれています。

枝が干からびていないかチェックする

枝が干からびているものは、鮮度が落ちて水分が抜けているものが多いです。りんご狩りのときには、果実と枝の状態を見てから選んであげましょう。

ぐんま名月の保存方法

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ぐんま名月は蜜がたくさん含まれているので、保存には向かないデリケートな品種です。鮮度を保つには、乾燥させないことと、熱がこもる場所に置かないことが大事です。水分が飛ばないように、ひとつずつ新聞紙でくるんであげて、冷蔵庫の野菜室で保管してあげましょう。

ぐんま名月の保存期間は、常温だとだいたい1カ月、冷蔵だとだいたい3カ月とされています。管理する環境によって保存状態は変わるので、その都度りんごの状態を確認しましょう。

ぐんま名月のおすすめ調理方法

出典:写真AC

ぐんま名月は、皮を剥かずにそのままかじると蜜の甘さをダイレクトに味わえます。ほかにも調理することでいろいろな楽しみ方ができます。ぐんま名月の魅力を引き出せる調理方法を見ていきましょう。

おすすめ調理方法①煮詰める

フリー写真素材ぱくたそ

ジャムやコンポート

鮮度が落ちてしまったり、かたちが崩れてしまったものは、煮つめててジャムにしましょう。蜜がたっぷり含まれているぐんま名月は、レシピの工程で砂糖を使わなくても、甘いジャムを作ることができます。パンにつけて食べるほかに、ヨーグルトの上にのせたり、アイスにかけたりして食べるのもおすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

かたちがきれいなものは、コンポートにしてみましょう。程よく食感を残しながら作ると、ひとあじ違ったコンポートができます。

おすすめ調理方法②焼く

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アップルパイやマフィン

大きくて歯ごたえのあるぐんま名月は、アップルパイやマフィンなどの焼き菓子にも向いています。サイズをいかして、ぐんま名月を大きくカットして調理すると、華やかな焼き菓子に仕上がります。

まとめ

出典:写真AC

なかなか手に入らないぐんま名月ですが、群馬に旅行に行ったときや、りんご狩りで見つけたときはラッキーです。おいしいぐんま名月を見分けるポイントをみて選ぶことも、ひとつの楽しみです。ぜひぐんま名月をぜひ堪能してみてください。

あゆ
ライター

あゆ

初めまして。花の栽培や、花言葉について調べたり、育てたりすることが大好きです。記事を読んでいただき、ありがとうございます。どんな方にでも見やすい記事を書いていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

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