ハイドロカルチャーのメリット
ハイドロカルチャーのメリット
- 無菌・無臭の人工の土で清潔なので、土を使いたくないところにピッタリ!
- ガラス容器で水の量が見えるから、とってもわかりやすい!
- カラフルな色だから見た目もかわいいし、楽しく育てられそう!
ハイドロカルチャーの最大のメリットは、土と違って虫が発生しにくいということです。清潔で見た目もおしゃれなので、家庭だけでなくオフィスやショップ・施設などにもおすすめできます。
ハイドロカルチャーのデメリット
ハイドロカルチャーのデメリット
- 水だけだから栄養が足りなくて、大きく育たない!
- ちゃんと水やりしたのに、茶色くなって枯れた!
- 最初はきれいだったのに、藻がついて汚くなった!
ハイドロカルチャーの特徴や素材の正しい使い方を理解しないと、間違った管理で植物をダメにしてしまうこともあります。この記事の「枯らさずに育てるための3つの注意点」も参考にしてくださいね!
ハイドロカルチャーでの栽培方法
ハイドロカルチャーには容器や素材など、DIY感覚でこだわりの園芸道具を選ぶ楽しさもあります。材料も手順もシンプルで、特別な道具も必要ありません。植え付けは道具が揃えば、いつでも始められます。初心者の方には、観葉植物のハイドロ苗(オアシス苗)が扱いやすくておすすめです。
栽培方法①容器選び
園芸店やネットショップでは、ビーカーやプリンカップのようなガラス容器に入ったミニ観葉をよく見かけます。容器には底に穴のない器なら何でも使えます。100円ショップにも園芸道具として応用できるものがたくさんあるので、上手に活用しましょう。
栽培方法②根腐れ防止剤
ハイドロカルチャーに欠かせないのが、根腐れ防止剤です。使い方は最初に容器の底に軽めに入れましょう。水を浄化して根腐れを防ぐ働きと、ミネラル類を補給して葉の色ツヤを鮮やかに保つ効果があります。
栽培方法③苗の下準備と植え込み
ハイドロ苗(オアシス苗)は根を傷つけないように、オアシスをカットせずにそのまま植え付けます。通常のポット苗は土を軽く落として、植え付けます。完全に株を崩してしまわず、根元の土が残った状態でも大丈夫です。ただし、ジェリーボールの場合はよく根洗いして土を落としたほうが、きれいに仕上がります。
【植え付けの手順】
- 底に根腐れ防止剤を入れる
- 容器の3分の1まで、用土となる素材を入れる
- 苗を入れて高さを調節し、残りのスペースにもしっかり入れて完成
栽培方法④水やりと肥料
ボタニ子
こちらは水を汚さずにミネラル補給できる液体肥料。2週間に1度与えましょう。
ハイドロカルチャーは水を溜めすぎないのがポイントです。継ぎ足しは水が腐りやすくなるので、残った水が気になるときは鉢の縁を手で抑えて水だけを捨てましょう。観葉植物には葉水(霧吹き)がおすすめで、水やりは葉先がくたっとしてからでも大丈夫です。肥料は専用の液体肥料を使います。
栽培方法⑤おすすめの道具
ハイドロカルチャーにも使える水位計
キャビノチェ SUSTEE 水やりチェッカー サスティー Sサイズ グリーン C-0011-GR
参考価格: 438円
土の代わりになる素材は「ハイドロカルチャーの素材」でもご紹介しました。水やりのタイミングや量に自信のない方は、水位計の利用をおすすめします。使い方は挿しておくだけ、容器のサイズにあったものを選びましょう。
ボタニ子
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次のページで、おすすめの植物や、植え替えの注意点もご紹介するぞ!
こちらの動画は、プロトリーフのサイフォンでポトスを植えています。とっても簡単そう!