カンガルーポケットの仲間
カンガルーポケットはディスキディアの中の一種であり、ディスキディアの種類はたくさんあります。ここでは、ディスキディアのなかでも人気の高い種類を3つ紹介します。ほかの記事でも、ディスキディアの種類についてまとめてありますので、見てみてくださいね。
ディスキディア・ルスキフォリア
別名ミリオンハートと呼ばれる、人気の高い種類です。別名のとおり、ハートの形をした小さな葉がたくさんついていてボリュームがあります。白い小花を咲かせます。
ディスキディア・ベンガレンシス
別名は、エメラルドネックレスです。明るいきれいなグリーンで、ネックレスのように垂れさがる姿を例えてつけられたのでしょう。カンガルーポケットの仲間は、見た目がかわいい種類が多いですが、ディスキディア・ベンガレンシスは、気品あふれる雰囲気が特徴です。
ディスキディア・ヌンムラリア
この種類はうっすら産毛の生えた、まるい葉が特徴です。重なり合うように葉をつけるので、部屋にひとつあるだけで存在感があります。班入りの種類もあり、とてもかわいいですよ。
カンガルーポケットの育て方
カンガルーポケットの基本的な育て方を紹介します。ディスキディアのより詳しい育て方を別の記事で紹介していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
環境
熱帯地域が原産の植物のため、寒さには弱いです。冬は外ではなく室内で管理しましょう。日当たりを好みますが、直射日光は葉焼けをおこすため、カーテン越しに育てるなど工夫をしてあげるとよいですね。
水やり
カンガルーポケットは乾燥を好みます。水やりは、必ず乾き具合を確認してからにしましょう。枯らす原因に、水のあげすぎによる根腐れがあります。また、葉から水分を吸収する特性があるので、霧吹きで葉を濡らしてあげるとよいでしょう。
肥料
生育期である春と秋に肥料をあたえましょう。液体肥料であれば、10日に1回の割合であたえてください。緩効性化成肥料を与える場合は、2ヶ月に1度あたえましょう。肥料のあげすぎには気を付けてください。
まとめ
カンガルーポケットはつる性の着生植物であり、貯水嚢という変わった葉をもつ植物でした。また、貯水嚢は生きていくためにアリとの共生関係を築く上で、重要な機能であることがわかりましたね。名前の由来は、カンガルーの袋に似ているから、というユニークなものでした。カンガルーポケットは、ディスキディアの一種でたくさんのかわいい種類がありましたね。どれも育ててみたいですが、ぜひカンガルーポケットを選んで育ててみてくださいね。
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